純情きらり第23週のネタバレあらすじ!思いがけない帰還

こちらでは、朝ドラ「純情きらり」第23週(111話~115話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。

純情きらりの第22週「さよならを越えて」では、岡崎までも空襲の被害に遭い、逃げ遅れた冬吾を必死に探しだした桜子が、ひそかに冬吾を慕うようになった自分の気持ちを抑えようとするストーリーでした。

純情きらりの第23週「思いがけない帰還」では、戦争も終わり、かねの一周忌を迎えた山長に、戦死したと思われていた達彦が戦争から戻ってくるストーリーです。

朝ドラ『純情きらり』
2006年9月4日(月)~9月9日(金)放送
第23週サブタイトル『思いがけない帰還』

純情きらりの最終回までのあらすじ≫

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朝ドラ『純情きらり』第23週のネタバレあらすじ

こちらでは、朝ドラ『純情きらり』第23週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。

第23週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。

朝ドラ『純情きらり』第23週『思いがけない帰還』一覧
放送回放送日
第133話「陽のあたる街角で」9月4日(月)
第134話「ジャズバンドの誘い」9月5日(火)
第135話「かねの一周忌」9月6日(水)
第136話「達彦が帰ってきた!」9月7日(木)
第137話「昔の俺じゃない」9月8日(金)
第138話「達彦の謝罪」9月9日(土)

戦後

昭和20年8月15日。

日本は戦争に負け、戦争がついに終わった。

戦争が終わったある日。

杏子は桜子が母と共に去っていく夢を見る。

不安な気持ちで目覚めた鈴村杏子(井川遥)は、岡崎市内の病院に勤め、娘の幸と浩樹と共に有森家で暮らしていた。

有森桜子(宮﨑あおい)はというと、念願だった国民学校の代用教員として働いていた。

戦争中は敵国の音楽だと禁じられていたジャズも思い切り弾くことができ、生徒たちにジャズの楽しさを教える。

しかし、戦争で親や兄弟を亡くした子供たちは、敵国だったアメリカが憎いと言う。

桜子は、そんな子供たちに教師としてどう導けばよいのか悩む。

八重と八州治との再会

仕事から帰ってくると、娘を連れた八重と八州治が、有森家を訪れていた。

お互いの無事を喜ぶが、野上八重(原千晶)は出征していた守田が戦死したと告げる。

花岡八州治(相島一之)は、戦争協力者のレッテルを貼られ、仕事も無く、お金を貸して欲しいと言われ困惑する。

そんな八州治に杏子は、一生懸命に生きようとした八州治を誰も責められないと、お金を渡す。

八重は、親戚のところで働かせてもらえるといい、八州治と共に娘連れて、大阪へと旅立っていった。

思いがけない誘い

戦争で辛いことを我慢させ、敵を憎むこと強要したことを大人の責任だと言い、生徒たちに謝る桜子。

しかし、辛い思いをしたからと相手を憎んでいては何も始まらないと話す。

そして、前向きに生きようという思いが込められたジャズを演奏し、教室に子供たちの笑顔が溢れた。

その様子を秋山均(半海一晃)が覗き見ていて、驚く桜子。

進駐軍相手にジャズバンドをやっている秋山は、仕事で岡崎を訪れたと言う。

そして、桜子に自分のバンドに参加し、ピアノを演奏しないかと持ちかける。

桜子にまた、新たな音楽の道が開こうとしていた。

笛子の里帰り

ジャズバンドの誘いを秋山から受けた有森桜子(宮﨑あおい)

しかし、ジャズバンドに入れば、岡崎を離れ東京に行くことになるということに戸惑う。

その夜、笛子が突然、東京から岡崎の有森家に帰ってきた。

戦争中に幡豆に預けていた杉冬吾(西島秀俊)の絵を取りに行った後、有森家を訪れたという。

戦後、冬吾の絵が売れるようになり、生活が安定した杉笛子(寺島しのぶ)は、洒落た洋装姿でお土産もたくさん持ってきた。

桜子のジャズバンドの話にも反対するかと思いきや、大賛成し、鈴村杏子(井川遥)と共にその変貌ぶりに驚くのだった。

ジャズの力

放課後、岡崎に疎開していた生徒が、東京に戻ることになったと桜子に告げる。

両親が死んで親戚の家に引き取られることになったが、友達に会えるから嬉しいという少年。

そう思えるのは、桜子がジャズを通して前向きに生きることを教えてくれたからだと言う。

疎開して辛いこともあったがジャズを教わってよかったという言葉に桜子は胸を打たれる。

人を明るくするジャズの力を実感し、それが生徒に伝わったことに喜びを感じたのだった。

忍び寄る影

その夜、マルセイユで秋山均(半海一晃)と再会した桜子は、ジャズバンドに入る話を考えさせてもらえないかと伝える。

音楽を通して子供たちを笑顔にすることに生きがいを感じ、教師を続けたいと考え始めた桜子。

そして、岡崎に残り、音楽で皆を元気付けたいと感じていた。

秋山は、そんな桜子に名古屋でのジャズコンサートに一度だけ参加しないかと誘う。

そして、夜のマルセイユで秋山と共にジャズを演奏する桜子。

外では、その軽快な音色を聴く人影が現れる。

キヨシの求婚

秋山とジャズコンサートに参加する約束をした後、家に帰ると、高島キヨシ(井坂俊哉)が来ていた。

無事戦争から帰った後、東京で商売に成功したキヨシは、有森桜子(宮﨑あおい)に再度結婚を迫る。

しかし、戦争で大事な人を失い、命のはかなさを知った桜子は、結婚する気などなれないと断る。

そんな桜子に杉笛子(寺島しのぶ)と杏子は、思い悩まず誰かと一緒に幸せになることを望むのだった。

妹の幸せを願う姉

翌日、松井かね(戸田恵子)の一周忌法要のため、喪服に身を包む桜子。

そんな桜子に、まだ若い桜子の人生はこれからであり、選ぶのは自分自身だという笛子。

見送りにきた鈴村杏子(井川遥)に、桜子が達彦以外のことで色んな辛い思いをしたのだと話す。

そんな桜子が幸せになって欲しいと言い、東京へ戻って行った。

達彦の帰還

かねの一周忌法要に出席する桜子。

戦後ますます大豆の配給が途絶えるなか、山長は、仙吉と野木山によってなんとか切り盛りされていた。

久しぶりの山長で、思い出に浸る桜子は、背後に気配を感じる。

振り返ると、そこには戦死したはずの松井達彦(福士誠治)が立っていた。

母の死を知る

松井達彦(福士誠治)が生きて帰ってきた。

信じられない思いで駆け寄る桜子を抱きしめる達彦だったが、突然、彼女を突き放す。

こわばった表情で、何かを恐れているような達彦。

その時、仙吉と野木山が現れ、当主である達彦の帰還を喜ぶ。

しかし、母・松井かね(戸田恵子)の死を知った達彦は、独りにして欲しいと言い、桜子は暗い気持ちで山長を後にする。

苦しめる戦争の記憶

達彦の帰還を聞き、これで達彦と一緒になれると喜ぶ鈴村杏子(井川遥)と浩樹。

しかし、待ち望んだはずの達彦は、まるで別人のように近寄り難く、不安な気持ちを抱える桜子。

一方で山長の当主を引き継いだものの、暗がりで戦争の悲惨な光景が蘇り、苦しむ達彦。

家内の暗がりを避け、山長の作業場の陽の当たる場所でずっと座り続け、桜子にも会おうとしなかった。

俺とのことは忘れて

翌日、山長では、当主のお披露目会を行うため、従業員や来賓が集まっていた。

しかし、当主として挨拶をしなければならない達彦が居なくなってしまう。

野木山らが探し回るなか、有森桜子(宮﨑あおい)は神社にたたずむ達彦を見つける。

山長の皆、そしてかねと自分がどんなに達彦の帰りを待っていたかを話す桜子。

しかし、今の自分に何も期待しないで欲しいと言う達彦は、桜子との関係も忘れて欲しいと告げるのだった。

戦争の後遺症

自分との間にあったことは忘れて欲しい・・・

思いもよらない言葉に愕然とする有森桜子(宮﨑あおい)は、涙が溢れて止まらない。

戦地を経験した浩樹は、達彦が戦争による後遺症によって桜子とのことを忘れているのだと言う。

戦友の形見

一方、松井達彦(福士誠治)は、戦友の形見を持って、家族のもとを訪問する。

玄関先から覗くと、縁側で形見の写真に写る女性が縫い物をする手を止め、目が合う。

驚いた達彦は、慌ててその場を去るが、やり場の無い気持ちが、夜の街へと足を向かわせた。

すべてを忘れたわけではない

マルセイユでレコード聞く桜子の脳裏には、達彦との思い出がよみがえっていた。

ヒロは、達彦もすべてを忘れたわけではないはずだと励ます。

例え自分のことは忘れても、音楽を好きだと言う気持ちは残っているかも知れない。

そう考えた桜子は、達彦に会いに行く。

すべてを忘れたわけではない

蔵の外で抜け殻のように座る達彦。

桜子は達彦を音楽の力で立ち直らせようと、達彦の部屋でピアノに向かう。

二人の思い出の曲である「セントルイスブルース」が達彦のもとまで聴こえてきた。

軽快なリズムに突然我にかえった達彦は、突然部屋に入り、演奏を止める。

なぜ地獄のような戦争の日々も忘れ、敵国の音楽を楽しみ、浮かれていられるのかと憤る達彦。

桜子は、生きている限り、前を向いて進まなければならない、幸せになりたいからだと答える。

そして、達彦と共にもう一度幸せになりたいと訴える。

しかし、自分は幸せなど望む資格がなく、戦場で死ぬべきだったと、桜子を突き放した。

達彦との未来が、取り戻せないものになってしまったことに絶望を感じる桜子だった。

原因を探る

有森桜子(宮﨑あおい)の思いも届かず、冷たく突き放す達彦。

戦場での辛い出来事が原因なのではないかという浩樹は、松井達彦(福士誠治)に会いに行く。

自身も戦地での辛い体験に苦しめられたと、達彦の心の傷に近づこうとする裕樹。

しかし、傍らにあった戦友の遺品に話が触れると、心を閉ざし去ってしまった。

達彦の心の傷

達彦が、戦死した戦友のことを気に病んでいて、遺族に遺品を渡しそびれていると知った裕樹。

仙吉の話で、帰還してから一度だけ外出した先が、豊川だという。

おそらくその豊川に遺族がいるのだろうということを桜子に話す。

翌日、桜子は豊川に行き、達彦の戦友・若山哲平の実家を訪ねた。

そして、若山のたった一人の家族である姉・百合子に、達彦に会ってほしいと頼む。

戦地での辛い出来事

岡崎に戻った桜子は、達彦に一緒に若山の姉に会いに行こうと言う。

一人で苦しむ達彦を放って置けないと言う桜子は、戦地で何があったのか話してほしいと訴える。

退却命令を受けた達彦は、重傷を負って動けなくなった若山を已む無く塹壕に残し、死なせてしまった。

姉・百合子にとって弟・哲平は、両親を早くに亡くし、母代わりとなって大切に育てた、たった一人の肉親だった。

そんな若山を見捨て、自分が生き残ったことを責め続ける達彦。

戦地の辛い体験を告白し、桜子の腕のなかで泣き続けた。

若山の姉を訪ねて

達彦は、桜子と共に若山の姉・百合子を訪ね、遺品を渡し、弟・哲平を死なせてしまったことを謝罪する。

しかし、百合子は「許しません」と答える。

戦意を奮い立たせ、弟を戦地に送り込んだ戦争を、それを止めなかった自分自身も許さないと決めたと言う。

だから、あなたのことも許すことはできないのだと穏やかに微笑むのだった。

帰り道、川原にたたずむ二人。

戦争での辛い出来事は、自分にも起き得ることなのだと言い、どんな時も達彦の味方であると話す桜子。

一人で抱えていた辛い思いが溢れ、涙する達彦の肩を抱き寄せた。

ここまでが、9月4日~9月9日に放送された朝ドラ「純情きらり」第23週のあらすじのネタバレです。

純情きらり第24週のあらすじを知りたい方は、第24週『あなたがここにいる限り』へ読み進めてください。

朝ドラ「純情きらり」第23週の感想まとめ


こちらは、朝ドラ「純情きらり」第23週の感想まとめです。

ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw

また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。

天国?

いきなり戦後からのスタートとなった朝ドラ「純情きらり」133話。

しかも意味深な杏子の夢からスタートとは、、、。

天国とおぼしき場所で、なくなったお母さんと白い衣装でピアノを弾く桜子。

これはもしかして桜子が・・・ってことなのでしょうか?

予告からいけば、まだまだ桜子には盛りだくさんの展開があるようなのに、予想外のどきどきする場面で驚きです。

これが後々のフラグになって、桜子が死んでしまうんじゃないかと思うとちょっと憂鬱になりますよね。

立派な八重さん

八州治さん、戦地から無事に帰ってきていたんですね!

戦争を鼓舞する紙芝居などが原因で、世間から冷たくされることにすっかり落ち込んでいました。

それに対し、厳しい戦中にひとりで子を産み育て、立派な母となって現れた八重さん。

夫が戦死し、シングルマザーでこれからが大変だというときに、正直、他人のことなど構ってられないはず。

なのに、落ち込む八州治さんを放っておかないで、面倒みているなんて、すばらしいです、、、

まさか、八州治さんと八重さんが結婚するってことにはならないですよね?

いや、二人の時間が長ければ長いほどそうなる確率はグンと上がっています。

こちらも注視していきます!

お金、渡しちゃうの~

桜子にお金を貸してほしいと頼み、拒まれたことでいじける八州治さん。

子供みたいでしたね、、、子供みたいだから、子守とか上手なのかもしれないですね!

そんな八州治さんに手をさしのべたのが、杏子さん!

別れ際にお金を渡します。

自分に好意を寄せてくれていた男の窮地を黙って見過ごせなかったのでしょうか。。。

お金を渡すことに承諾を求められた浩樹さんの「うぅあぁ~」という返事が笑えました。

Cafe マルセイユ

秋山さんもご健在でしたね~。

しかもジャズバンドをしているなんて、、、

戦争中にできなかった大好きなジャズを思い切り演奏できるからか、活き活きとしていました!

そして、喫茶マルセイユも復活。

店名も「Cafe マルセイユ」に変わっていました、、、

マスターも髭をたくわえて、ますますダンディーになっていました。

戦争が終わって、みんなが新たなスタートを踏み出していました。

今後の展開が楽しみですね!

うれしくないの?

秋山さんからジャズバンドの勧誘を受ける桜子。

これって、桜子の最も憧れて熱望していたことじゃないですか!

マスター・ヒロも「お!やったじゃん!」って顔してましたね。

大喜びで快諾かと思いきや、なんだか迷いの表情を浮かべる桜子。

背負うものなど何もなくなって、身軽なはずなのに、、、

強い信念で今まで突き進んできた桜子も、あまりにも辛い経験したせいか、自分の想いだけで突っ走らなくなっています。

オトナになったってことですかね。

サザエさんヘア!

笛子さんの登場、ちょっと衝撃的でしたね、、、

いままで和装中心で、完全に”母ちゃん”って感じのスタイルだったのに・・・

赤いモダンなスーツに、”サザエさんヘア”で、メイクもばっちり!

完全に”東京の女”になってました。

旦那さんの絵が売れて、羽振りがよくなったからとはいえ、笛子さんって本当に影響を受けやすく、わかり易い人です、、、

一枚500円

描き終わった絵に関心のない冬吾のかわりに、将来売れるようになる!と信じて一生懸命に絵を取っておいた笛子さんは、本当に偉い!

ところで、冬吾さんの絵が500円で売れると聞き、浩樹さんが半年働いても稼げないと驚いていました。

昭和21年当時、公立小学校教員の初任給が300円~500円ぐらいということなので、今でいえば20万~25万といったところでしょうか?

たった一枚で、人が一ヶ月働く給料分のお金になるのだから、笛子さんの羽振りがよくなるわけですね、、、

ヒロさんの表情

桜子をはじめ、有森家に絡む大きな転機はいつも喫茶でははなかった、、、Cafeマルセイユが舞台ですよね、、、

そして、聞き耳を立てる(というか耳に入ってしまう)マスター・ヒロの表情や応対が、印象的です。

今回、秋山のバンドメンバーに馬鹿にされた桜子をピアノに誘導するヒロさん。

「桜ちゃんの実力をみて驚くなよ~」的な含み笑いを浮かべて、道を開けさせます。

そして秋山に選曲を聞かれ、「セントルイスブルースを」と桜子が答えた瞬間の「キター!」って表情は最高です!

今後もヒロさんの表情にご注目!

キヨシが!

キヨシがチャラ男になって帰ってきた!

あんなに味噌職人としてまじめに頑張り、山長のことを大事に思っていたのに・・・

「山長?もうどうでもいいよ」

「これからの世の中は、”金”だよ!」

これには、桜子じゃなくてもドン引きでしょう・・・。

そして、3度目?4度目?の失恋決定。

キヨシの貢ぎ品のチョコレートを美味しそうにほお張る幸ちゃんが可愛いいです!

馴染む浩樹さん

浩樹さんって、すっかり有森家に馴染んでいますよね!

ちゃぶ台で繰り広げられる女性だらけの有森家の会話にいい感じで入ってきます。

金持ちアピールで桜子に結婚を迫ったキヨシのことを

「お金で人を押し倒す、品のないヤツ」と言った笛子に、「えっ・・・」と突っ込むところは最高です!

切ない笛姉ちゃん

東京に帰り際、笛子さんは杏子さんに

「桜子は達彦さん以外でも、たくさん辛いことがあったんだ・・・」

だから、桜子には幸せになってほしいと強く願っていると言いますね。

「それって・・・」と問われ、少し悲しげな表情を見せ無言で行ってしまいます。

やっぱり、笛子さんは、桜子と冬吾の事を何かしら感づいていたんですね・・・

残されていた部屋

かねさんの一年忌の法要で、久しぶりに山長を訪れた桜子。

達彦の部屋が未だに残されていたのは意外でした。

あのタネさん夫婦のことだから、かねさんがいなくなり桜子も出て行ったら、好き放題やってるかと。。。

もう戦死したとわかっている甥っ子の部屋など、潰しているかと思ってました、、、

そして、誰もが戦死したと思っていた達彦の奇跡の生還・・・

しかし、どこか暗く闇を抱えていそうな感じ。

また一波乱も二波乱もありそうですね、、、

生きてた!

戦死したと思われた達彦さんが帰ってきました!

「戦死の公報」という言葉がドラマの中でもよく出てきましたが、国から送られてくる「死亡告知書」です。

その「戦死の公報」がまた届いていなかったことで、達彦さんは生きて帰ってくんだろうなぁと思っていましたが、、、

あまりの戦死者の多さに、戦後何年も経ってから公報が届くこともあったようです。

キヨシの話と預かった手紙で、皆すっかり戦死確実と思ってしまってたんですよね、、、

とにかく生きて帰ってこれてよかった!

利雄はひどい

達彦さんが帰ってきたことで、追い出される方たちが、、、

タネさん夫婦です。

タネさんは、戦後の物資不足で厳しい状況の店を背負っていかなければいけない達彦に「頑張って!」とエールを送ります。

そこはやはり血の繋がった関係だからか、無事の帰還を喜ばしく思ってくれているのかなと思います。

しかし、利雄はひどい!

「まさか帰ってくるとは思わなかった」だなんて、本人目の前によく言えたもんだ・・・

山長を去っても、この二人なら、また誰かに寄生してうまく生きていけるでしょう。。。

前途多難

待ち望んだはずの最愛の人の帰還。。。

しかし、達彦は戦争の辛い経験からか、別人のようになっていて、不安とショックを隠せない桜子。

しかも、きっちり終わらせたとはいえ、冬吾と精神的に濃密な繋がりを持ち、恋に落ちたことをそう簡単に忘れられないとおもうのですが、、、

再び達彦にかつてのような気持ちを持てる?

なんだかまたも前途多難な二人の関係です。

自分だけと思うな!

達彦不在の間、山長の危機を救い、かねさんの看病をし、、、

と、尽くして尽くしてきたのに・・・

「俺のことは忘れてくれ」だと!

あんまりですよね、、、

戦地で死にかけ、辛い経験をしてきたのでしょうが、あまりにも自分のことしか考えてない気がします。

「自分だけが大変だと思うな!」と言いたい、、、

でも、しっかり者の達彦でも精神が壊れるほど、戦争と言うのは過酷で非情なものなのでしょう。

仙吉さんも言ってますが?

まさかの「俺とのことは忘れてほしい」発言・・・。

結婚の約束をしたのに、義母の世話や店の事も自分を犠牲にして尽くしてきたのに、、、その仕打ち、、、

仙吉さんもお店のことは放っておいてもいいけど、若女将のことはきちんとしないと!と言ってくれていました。

良い人だ・・・仙吉さん。

というか、当然じゃないですか?

何を自分だけ落ちこんじゃって!

皆悲しい思いをしてきてるんですよ?

悲しみは皆同じでそれでも前を向いていきていこうとしているのに、相手の気持ちを考えなんですか?

さすがに今回の達彦には、ちょっとがっかりしましたよ。

木村多江さん登場

 木村多江さんが登場しました!

和服姿が本当にお美しいです、、、

達彦が眺める写真にも軍服姿の青年と写っていましたが、達彦とどう関係するのか・・・

この時点ではまだ明かされていませんが、帰還後の達彦が変わってしまった原因に関係していることは間違いなさそうです。

桜子、強い

以前の達彦に戻ってほしいという思いで、ジャズを弾いて聴かせる桜子。

しかし、このことが裏目に!

悲惨で辛い目に合わされたことも忘れ、敵国の音楽なんかのんきに演奏する気がしれん!と憤る達彦。

常に死と恐怖に晒される悲惨な戦場を体験した者にとって、簡単に戦後の状況を受け入れなれないし、切り替えなんてできない。

一方で、生きているかぎり絶望していられないと訴える桜子。

それも正論だけど、桜子は強すぎる、、、。

弱ってる達彦にはきついですよね。

でも空回りしていることを考慮しても、待ち続けた桜子のことを思えば、達彦が悪い!

ただ笑ってほしい

「達彦に何かしてほしいわけじゃない、ただ以前のように笑ってほしいだけ・・・」

切ないですね、、、

今の達彦は、戦場で何かあって、自分が生き残ったことに大きな罪悪感を感じています。

「ただ笑ってほしい」っていうのが、実は一番無理なことで、達彦を追いつめてしまいそう。

さて、達彦の笑顔が戻る日は来るのか・・・

浩樹さん

今や有森家にはなくてなならない存在となっている浩樹さん!

有森家のトラブルに客観的な視点から、的確な助言をしてくれます。

杏子と出会ったときは、戦地から負傷して帰還し、自暴自棄になっていて、怖くて近寄りがたい印象でした。

杏子と親しくなってから、柔らかい物腰になり、今になっては有森家を明るくする助っ人的存在になっています。

この幅広い変化を違和感なく演じている 高橋和也さん。

元ジャニーズで、「男闘呼組」のメンバーでした。

個人的に、未だに「男闘呼組」の印象が強いのですが、、、

この浩樹という役を見て、すばらしい役者さんに変貌していたんだと、今更ながら驚きました。

達彦の苦しみ

達彦さん、戦場で仲間を置き去りにしてきたんですね、、、

自決用の手榴弾を手渡し、置き去りにするなんて残酷・・・

上官の命令は絶対であり、でも瀕死の部下を見捨てることもできない、、、

達彦のように中間の立場は板ばさみになりながらも決断をしなければならなくて、どんなに辛いことか。

自分だけが生き残った、、、この罪悪感の大きさは計り知れないものですよね。

周りが「生きててよかった!」と喜んでくれるほど、達彦は苦しくなるんでしょうね、、、

結果オーライ

達彦の苦しみの原因がわかった桜子は、早速行動に出ます。

こういうところが桜子らしいというか、、、

本来ならば”余計なお世話”だと思うのですが、ドラマ成立のため、結果オーライという展開ですね、、、

下手をすれば、達彦大激怒!二人はそれっきり・・・となりかねないのではないでしょうか、、、

苦しんだ?

「戦地にいなかった君に何がわかる?」と言われ、「私だって苦しんでた!」と訴える桜子。

婚約者の死を告げられ悲しんだり、山長を何とか存続させながらもかねを看取ったり、辛く大変なことはたくさんあった。

方や、暗い塹壕やジャングルで敵の攻撃に怯え、怪我を負った仲間のうめき声、死臭にまみれ、死と隣あわせの状況を生きながらえてきた達彦。

「私だって苦しんだ」って言われても、ちょっとどうよ?って思うのですが、、、

生きる希望をなくしたときの支えだったとはいえ、冬吾を好きになったりもしてたし、、、

やり場のない悲しみ

置き去りし死なせてしまった兵士の姉さんに謝罪する達彦。

木村多江さんの「許しません・・・」の笑顔がちょっと怖い。

でも、その後の言葉が印象的でした。

戦争が正義だと戦場に駆り立てた人々も、それを止めなかった自分も許さないと決めた・・・だから達彦のことも許さない。

優しい口調で、許さないといいつつも、達彦を責めているわけではないのかなと。

「あなたにには未来がある。でも弟にはない」と言う言葉が、やり場のない怒りや悲しみを象徴しているように思えますね。

以上が、朝ドラ「純情きらり」第23週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。

朝ドラファンの皆さんのコメント!