こちらでは、朝ドラ「純情きらり」5週目第27話のあらすじのネタバレや、純情きらりと原作の比較、感想をまとめています。
純情きらりの第26話「亮一との決別」では、実家から戻ってきた斉藤が突然、婚約解消を申し出て、河原が杏子との復縁を求めるストーリーでした。
純情きらりの第27話「初恋の終わり」では、勇太郎から婚約解消の本当の理由を聞いて、斉藤についていきたいと言うが、最後はお互い別れるストーリーとなっています。
2006年5月3日(水)放送
第5週サブタイトル『運命の分かれ道』
朝ドラ『純情きらり』第27話のネタバレあらすじ
ここからは、5月3日に放送された朝ドラ「純情きらり」第27話のあらすじをまとめたネタバレです。
純情きらり27話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーとなっています。
- 婚約破棄を申し出る
- 身勝手な発言に徳治郎が激怒し掴みかかる
- 神社に柿を食べに行こうと誘う
- 初めからいなかったものとして忘れて欲しいと話す
- そんなふうに思いたくないと答える
- 有森家から去っていく
- 斉藤から贈られた帽子を返す
- 勇太郎が破られた電報の紙切れを見つける
- 婚約破棄の理由は、実家が破産して借金を背負ったことだと知る
- 桜子に伝え、急いで駅に向かう
- 一緒に行きたいと訴える
- 音楽だけは諦めてはいけないとなだめる
- 笑って別れようと提案し、悲しみをこらえて笑顔で別れる
婚約破棄
斉藤直道(劇団ひとり)は、自分から言い出しておきながら申し訳ないと言いながらも、婚約破棄を申し出る。
その訳は、帝大時代の指導教官から山口県の海軍燃料廠の職を薦められたというものだった。
それは、物理を学ぶものにとって名誉な話で、恩師からは結婚などという甘いことは考えず、勉学一筋に励めといわれたことを伝える。
彼の身勝手な発言に、沖田徳治郎(八名信夫)は激怒し掴みかかった。
これを止めに入ろうと家族中が大騒ぎになり、斉藤はただ頭を下げて謝るばかりだった。
最後のデート
騒動があった数日の日、有森桜子(宮﨑あおい)は斉藤に、神社に柿を食べに行こうと誘う。
境内に座って柿を食べる二人。
自分は目先のうまいえさに飛びつくようなずるい人間なのだと言う。
そして、初めからいなかったものとして忘れて欲しいと訴えた。
学者なら好きな研究をやりたいという思いも、出世したいという気持ちも当たり前だと理解を示す桜子。
最後に、好きになったひとのことをそういうふうに思いたくないと言い、悲しい表情を浮かべた。
傷つけてもなお、自分のことを想ってくれている桜子に、だた「ありがとう」しか言えなかった。
婚約破棄の真実
斉藤は有森家を去っていった。
勇太郎は庭で、彼が残していったものをすべて燃やそうとしていた。
その時、ゴミ箱の中から『ハサン』と印字された紙切れを見つけ、思わず手が止まる。
それは先日、届いた電報の切れ端で、勇太郎は彼の職場だった師範学校に問い合わせ、岡崎を去った本当の訳を知った。
勇太郎はすぐに桜子のもとへ駆けつけ、真実を話す。
その真実とは、貿易商を営む斉藤の実家が破産し、斉藤が多額の借金を背負ってしまったというものだった。
婚約を解消したのも桜子に心配かけまいとしたことで、それを知った桜子は、自転車に飛び乗り、急いで駅に向かう。
しかし、川沿いまできた時、目の前の鉄橋を汽笛を鳴らしながら汽車が走っていった。
初恋の終わり
「せんせぇー!」と泣きながら大声で呼ぶ桜子。
ふと振り向くと、後ろに斉藤が立っていた。
汽車を一本遅らせた斉藤は、会えると思わなかったと驚く。
真実を知った桜子は一緒に行きたいと訴えるが、世間知らずな少女を説き伏せるように駄目だと言う。
しかし、桜子は音楽学校までも諦めると言い出した。
すると斉藤が、そんなこと簡単に言うものではないと語気を強めた。
音楽だけは諦めてはいけない。
辛くても後ろを向かず前を向いて生きていけば、またいつか二人の人生が交わるかもしれないと優しく諭す斉藤。
笑って別れようと言うと、悲しみをこらえて笑顔を向ける桜子。
こうして、淡く儚い桜子の初恋は終わりを告げたのだ。
ついに初恋が儚く散ってしまいましたが、音楽の道でまた試練が待ち構えているんですよね、、、
純情きらり第28話のあらすじを知りたい方は、第28話『山長は継げません!』へ読み進めてください。
純情きらりと原作の比較
こちらは、純情きらり27話と原作の比較です。
全話の原作との比較については「朝ドラ『純情きらり』の原作との違いは?徹底比較まとめ」でまとめています。
転職で有森家から出て行った話は本当か?
純情きらりでは、斉藤が転職で有森家から出て行きましたが、原作では出て行ったのは確かですが、転職ではありません。
原作では、出て行った理由までは分かりませんが、郷里の長野県に戻っています。
さらに、その3~6ヶ月ほど経った頃に、郷里の女性と結婚した旨の手紙が届きます。
純情きらりでも二人が結婚することはありませんでしたが、原作では淡い初恋ではなかったようですね。
朝ドラ「純情きらり」第27話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第27話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
飯まず
婚約破棄されてからの食卓の空気がいたたまれない。
こんなぎこちない雰囲気で食べるご飯はさぞおいしくないだろうに。
そんななか、桜子は気丈にふるまっていましたが、心の中は悲しみで満ちていたんでしょうね。
婚約破棄からの一緒にご飯を食べる男も結構メンタル強くてびっくりw
私なら絶対その場におれず、部屋に引きこもるね。
あと、学者が結婚したらいけないっていうのもあまり良くわからなかった。
むしろ結婚して家事してもらったほうが勉学に励めるのでは!?
音楽より男
27話は、初恋の儚さを描いた感じでしたが、ひとつだけ共感できないことが。
それは、一緒に行きたいといったこと。
あんだけ、父親が応援しているからと頑なに音楽の道を諦めなかったのに、ここにきて音楽より男を選ぶってどういうこと!?
しかも、それを論されるって大人と子供状態。
「音楽はあなたの人生を照らす光だ」の言葉も彼女を思っての言葉でしょうが、そんなに芯があるように見えなかったのが、ちょっと残念。
むしろ、真実知っても音楽の道に行くって言って欲しかった。
あと、二人の人生が交わるかもしれないの言葉にちょっと卑猥を感じてしまったw
以上が、朝ドラ「純情きらり」第5週目第27話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
ここから下は、純情きらり第5週の最後のあらすじのネタバレが含まれています。
第5週のあらすじを一気に知りたい方だけ、読み進めてください。
純情きらり第5週目のネタバレあらすじ
27話放送の純情きらり第5週「運命の分かれ道」のあらすじは、桜子が東京音楽学校の入学を目指す中、下宿人との結婚話が持ち上がる。結婚と夢の二択を迫られると彼から婚約という提案があり、うまくいく様相を見せるが、実家に帰省して舞い戻ってくると婚約を白紙撤回し、有森家を去るストーリーとなっています。
第5週のあらすじを一気に知りたい方は、純情きらりの第5週「運命の分かれ道」で、要点を絞ってあらすじをネタバレしていますので、ご確認ください。