こちらでは、朝ドラ「純情きらり」9週目第54話のあらすじのネタバレや、純情きらりと原作の比較、感想をまとめています。
純情きらりの第53話「チチキトク」では、マロニエ荘に津軽ことばを話すしま子が冬吾を訪ねてきて、それを聞いた冬吾が脱走するストーリーでした。
純情きらりの第54話「拓司死す」では、拓司が亡くなり、達彦が父が書いたみその作り方を記したノートを見て、山長への思いを初めて知るストーリーとなっています。
2006年6月3日(土)放送
第9週サブタイトル『今宵、君と踊ろう』
朝ドラ『純情きらり』第54話のネタバレあらすじ
ここからは、6月3日に放送された朝ドラ「純情きらり」第54話のあらすじをまとめたネタバレです。
純情きらり54話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーとなっています。
- 拓司が息を引き取る
- 仙吉から拓司のノートを手渡される
- ノートを見て父の思いを初めて知る
- 弔問に訪れるが、桜子だけ断られる
- 桜子が達彦との関係を口にする
- 住む世界が違うと家族から言われる
- 葬儀が終わり達彦が有森家にやってくる
拓司のノート
松井拓司(村田雄浩)が息を引き取り、悲しみにくれる山長の人たち。
泣き崩れる松井かね(戸田恵子)とは対照的に達彦は微動だにせず、その最期をじっと見つめていた。
翌日、松井達彦(福士誠治)が、番頭の野木山与一(徳井優)から山長の現状について説明を受けていると、職人頭の浦辺仙吉(塩見三省)がやってきた。
仙吉から数冊のノートを手渡され、拓司が味噌の作り方を記したノートだと知る。
このノートは、息子が夢敗れ山長に戻ってくることがあったら、渡してほしいと生前頼まれたもので、達彦のことを大事に思っていたことを伝えた。
達彦は、拓司が書いたノートを見て、父の思いを初めて知る。
弔問を断られる
お産の手伝いで出かけていた有森杏子(井川遥)から山長の主人が亡くなったことを知った桜子。
その夜、有森家の家族が山長へ弔問に訪れるが、桜子だけはかねから山長の敷居を跨ぐことを拒否される。
二人の仲を疑っていたかねは、もともと達彦が音楽学校に行きたいと言い出したことも桜子のせいで、そのせいで心配性の拓司が病に倒れたと主張した。
二人の関係
通夜から帰ってきた有森家。
線香一本もあげることを許されなかった桜子の気持ちを代弁するかのように、有森磯(室井滋)が不満を口にする。
桜子が達彦から「好き」と言われたことを口にし、有森家の面々も二人の仲を知るのだが、住む世界が違うと将来については否定的な考えが大半だった。
それでも有森桜子(宮﨑あおい)は、山長を継がずに音楽家になると信じて疑わなない様子。
これからも一緒に音楽を勉強して横で支えてやりたいと本心を口にした。
拓司の葬儀から数日後のこと。
達彦が有森家を訪れ、桜子に話があると切り出す。
二人の間で何かが変わろうとしていたが、桜子にはまだそれが何なのか分からないでいた。
父の思いを知った達彦でしたが、いよいよ二人の道が枝分かれしていくんですよね、、、
純情きらり第55話のあらすじを知りたい方は、第55話「新生!山長の当主」へ読み進めてください。
純情きらりと原作の比較
こちらは、純情きらり54話と原作の比較です。
全話の原作との比較については「朝ドラ『純情きらり』の原作との違いは?徹底比較まとめ」でまとめています。
桜子だけ弔問を断られた話は本当か?
純情きらりでは、桜子だけ弔問を断られていましたが、原作ではそういった話は一切ありません。
原作では、達彦の父は実業家で家族でアメリカに渡ったぐらいの情報しかなく、名前もでてきません。
よって、松井家のストーリーはほぼオリジナルストーリーです。
朝ドラ「純情きらり」第54話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第54話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
山長覚書
拓司が残した『山長覚書』
パパからの引継ぎ書みたいなもんですが、時期がきたら息子に渡すようお願いしていたところは、子を思う親の気持ちがすごく分かるシーンでしたね。
音楽の道に進む息子を応援する一方で、もしも夢破れたときは、温かく迎えてほしいと仙吉にお願いしていたところで涙涙。
おそらく職人たちもそうした姿勢を見てきたから一緒にやれてこれたんでしょうね。
拓司がでてくるところ言えば芸者連れてくるところばっかだったからw
八つ当たり
桜子だけ断固拒否のかね。
さすがに、桜子を夫の死の原因の一つにするには強引すぎやしませんか?
夫に死なれた悲しみをぶつけたい気持ちは分かるけど、あんなはっきり断るのはちょっと非常識な気がしますね。
達彦登場で、線香一本やってくれ的なあらすじも期待したけど、完全スルーだったのが、逆にすがすがしいw
天然!?
相変わらずの桜子ちゃん。
山長の内情知ってるのに、一緒に音楽の道に進むと信じてやまないあたりがさすがって感じです。
お父さんが応援してたからきっと音楽の道をがんばるんだろうって思っているのかな?
家族が亡くなってそれどころじゃないないと思うんだけど、もう少し坊ちゃんの気持ちや山長の事情も分かってくださいw
それにしても達彦にとっては、何もかも中途半端なままで、山長を継がなきゃいけないような感じになって可哀想な気もする54話でした。
以上が、朝ドラ「純情きらり」第9週目第54話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
ここから下は、純情きらり第9週の最後のあらすじのネタバレが含まれています。
第9週のあらすじを一気に知りたい方だけ、読み進めてください。
純情きらり第9週目のネタバレあらすじ
54話放送の純情きらり第9週「今宵、君と踊ろう」のあらすじは、軍歌の作曲を断った西園寺が音楽学校に辞表を提出するが、二人が辞表撤回を求めて署名活動に奔走する。そんな矢先、拓司の危篤の知らせる電報が届き、達彦が岡崎に帰郷するストーリーとなっています。
第9週のあらすじを一気に知りたい方は、純情きらりの第9週「今宵、君と踊ろう」で、要点を絞ってあらすじをネタバレしていますので、ご確認ください。