こちらでは、朝ドラ「純情きらり」11週目第63話のあらすじのネタバレや、純情きらりと原作の比較、感想をまとめています。
純情きらりの第62話「笛子東京に乗り込む」では、マロニエ荘に笛子を呼ぶため、ウソの手紙を書くストーリーでした。
純情きらりの第63話「しま子の気持ち」では、また冬吾に会いに来たしま子が絵の具の油を飲んで死ぬと騒ぐストーリーとなっています。
2006年6月14日(水)放送
第11週サブタイトル『キューピッド志願』
朝ドラ『純情きらり』第63話のネタバレあらすじ
ここからは、6月14日に放送された朝ドラ「純情きらり」第63話のあらすじをまとめたネタバレです。
純情きらり63話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーとなっています。
- 冬吾と笛子は話をして、わだかまりが解ける
- マロニエ荘にしま子が現れる
- 一緒になってくれないと死ぬと言い迫る
- 思いがけない言葉で決別を決意する
- しま子に化粧をして、励ます八重たち
素直な気持ち
桜子の嘘の手紙で東京に飛んで来た有森笛子(寺島しのぶ)。
冬吾に以前から思いを寄せる橘マリ(椋木美羽)が、彼が好きだから来たんでしょうと挑発する。
笛子は、彼のことは何とも思ってなくて、桜子が心配だから来たのだと強がってみせるが、皆お見通しだった。
そんな笛子自身も自分の素直な気持ちを認め始める。
冬吾と二人きりになり、突然居なくなってからずっと怒っていたのだと、気持ちをぶつける。
そんな彼女の顔を愛おしそうになでる冬吾の手を、笛子は握り締めた。
気持ち
御崎しま子(光浦靖子)がマロニエ荘を訪ねて来た。
有森桜子(宮﨑あおい)が、彼は引っ越してここにはいないとウソをつき、追い帰そうとするが、笛子が引き止めた。
二人を会わせると、しま子は一緒になってほしいと話す。
すると、何も言えず黙ったままの彼を見て、絵の具の油を飲んで死ぬといい始めた。
笛子は、彼に責任があり、しま子と一緒なるべきだと言う。
それを訊いた杉冬吾(西島秀俊)は、絵の具の油を奪いとり一気に飲み干して、「これで許してくれ」と言った。
そして、今は好きな女性がいるから一緒になれないとはっきり伝える。
怖かった
しま子は、あの心中事件の夜、彼の気持ちを聞きだそうとしつこく迫った。
自分と一緒になる気はないとわかっていたが、彼の口から「嫌いだ」と言われるのが怖くなり、答えを聞く前に川に引きずり込んだのだと。
しかし、冬吾は、あのとき好きだと言おうとしたと話す。
思いがけない言葉に、しま子は泣き崩れた。
新たな人生へ
彼との別れを決意したしま子を元気付けようと、化粧をするマロニエ荘の女性たち。
綺麗になった自分の姿を見て、皆の優しさに対するうれしさだと泣いた。
「お前が好きだ」と言おうと思った話は、嘘だとわかっているが、嬉しかったと話す。
しま子が青森へ帰郷し、騒動が落ち着いた夜、笛子と冬吾は静かに晩酌していた。
何も語らないが、和やかな雰囲気の二人を暖かく見守る桜子だった。
こうして、二人は一緒に岡崎へ帰って行った。
無事元サヤに戻りましたが、今度は杏子に事件が起こるんですよね、、、
純情きらり第64話のあらすじを知りたい方は、第64話「突然のお産」へ読み進めてください。
純情きらりと原作の比較
こちらは、純情きらり63話と原作の比較です。
全話の原作との比較については「朝ドラ『純情きらり』の原作との違いは?徹底比較まとめ」でまとめています。
冬吾を湖に引きずり込んだ話は本当か?
純情きらりでは、湖に引きずり込んだと告白しましたが、原作では芸者と恋愛をして、心中まで試みたことがあります。
原作では、しま子自体登場していませんが、心中未遂事件はモデルと深い関わりがあります。
杉冬吾のモデルは太宰治さんで、太宰治さんはカフェの女給をしていた田部シメ子さんと鎌倉の小動岬で心中未遂を起こしています。
田部シメ子さんは残念ながら亡くなられましたが、御崎しま子のモデルと考えられます。
それと、太宰治さんの短篇「道化の華」に登場する心中事件の相手「園」のモデルは、田部シメ子さんです。
道化の華の中では、「僕はこの手もて、園を水にしづめた。」とあり、純情きらりとは逆になっています。
純情きらりのストーリーは、実際にあった心中事件と、道化の華のあらすじを用いて作られた可能性が高いです。
杉冬吾のモデルについては「朝ドラ『純情きらり』杉冬吾のモデルは?太宰治で本当に笛子と結婚していた!?」で詳しく解説してますので、ご確認ください。
朝ドラ「純情きらり」第63話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第63話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
ドキドキ
笛ねえと杉さんのお互いの気持ちが寄り添う今回の63話。
「ずっと怒ってました」と笛ねえがキレた後からのシーンに、ドキドキさせられっぱなしでした!
笛ねえの頬を杉さんが優しく触れるシーンでは、黄色い悲鳴があがったのではないでしょうか?
マリの「冬吾は女性にもてるから女の影が耐えない」という言葉、納得です。
いつも気丈な笛ねえちゃんも「女の顔」になってましたね。
寺島しのぶさんの演技が素晴らしいです。
殺人未遂!?
話を聞いていると無理心中というより殺人未遂?
死にたくて死のうとしたんじゃなくて、答えを聞きたくなくて一緒に川に落としたって犯罪でしょ、、、
犯罪じゃないと100歩譲ったとしてももらい事故!
杉さんも死ぬ気ないのに無理やり川に引っ張られて、とんだ被害者ですねw
こういう人に好かれるのは恐怖だよね、、、
杉さん探査能力も凄すぎてやばかったし!
まぁしいて言えば、6年も追っかけていたど根性だけは認めますけどw
化粧
なぜに化粧!?
確かに女はお化粧一つで変わりますが、化粧して生まれ変わって新しい男見つけろってか?
三浦さんのビフォー&アフターを見せられる視聴者の気持ちを考えてるのか制作サイドもw
SNSじゃ、突っ込まれまくってましたよ!
杉さんでなくても、三浦さんにふさわしい人が、きっとどこかで待ってるから化粧して女磨こうね!って受け取り方でOK?
赤ふんの世界的名作
マロニエ荘のみんなが集まるサロンのシーンで、時々俳優さんの後ろに見え隠れする石膏像。
なんか見たことあるけど、変なもの背負ってて、赤ふんどししてる!
よくよく見たら、ダビデ像じゃなですか!
ミケランジェロの世界的名作に赤ふんどし、、、
美術さんの細かい演出なのか、朝だからの配慮なのか?
これに気づいてしまうと、気になってしょうがないですw
マロニエ荘、ほかにも何か面白いものが発見できそうなので、見つけたら逐一報告します!
以上が、朝ドラ「純情きらり」第11週目第63話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
ここから下は、純情きらり第11週の最後のあらすじのネタバレが含まれています。
第11週のあらすじを一気に知りたい方だけ、読み進めてください。
純情きらり第11週目のネタバレあらすじ
63話放送の純情きらり第11週「キューピッド志願」のあらすじは、二人の仲が深まることを期待する桜子は、あるウソを書いた手紙を笛子に送る。それをみて怒った笛子は上京してきて、桜子の頬を平手で打った。ちゅうどそこへ冬吾を探していたしま子がやってきて、みんなで話をするストーリーとなっています。
第11週のあらすじを一気に知りたい方は、純情きらりの第11週「キューピッド志願」で、要点を絞ってあらすじをネタバレしていますので、ご確認ください。