こちらでは、朝ドラ「純情きらり」12週目第71話のあらすじのネタバレや、純情きらりと原作の比較、感想をまとめています。
純情きらりの第70話「杏子逮捕される」では、杏子が逮捕されたて桜子と徳治郎が「山長」の女将・かねに釈放の手助けをお願いするも断られるストーリーでした。
純情きらりの第71話「最後の授業」では、笛子は教師を続けるため冬吾と別れる決意するが、視学官の注意を無視してそぐはない授業をしたため教師を辞めることになるストーリーとなっています。
2006年6月23日(金)放送
第12週サブタイトル『絆が試されるとき』
朝ドラ『純情きらり』第71話のネタバレあらすじ
ここからは、6月23日に放送された朝ドラ「純情きらり」第71話のあらすじをまとめたネタバレです。
純情きらり71話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーとなっています。
- 突然、杏子が保釈される
- 冬吾が兄に頼んで保釈してもらった
- 前科者とは結婚しないほうがよいと有森家を去ってしまう
- 結婚よりも家族の生活のために教職を選ぶ
- 東京の西園寺の屋敷に向かう桜子
- 東京音楽学校の入学を辞退することを告げる
- 岡崎に戻り、笛子に入学を辞退したことを伝える
- 教え子たちに最後の授業をする
杏子の釈放
西園寺にまだ東京に戻れないと知らせるため、マルセイユで電話をしていた有森桜子(宮﨑あおい)。
有森勇太郎(松澤傑)が息を切らしてやってきて、杏子が釈放されたことを告げる。
警察書に駆けつけると、有森笛子(寺島しのぶ)と有森磯(室井滋)が杏子を囲み、喜びあっていた。
有森杏子(井川遥)の釈放は、冬吾の兄であり、陸軍や内務省にも顔の利く杉代議士によるものだという。
冬吾は、兄に頼み込んで、杏子を助けてくれたのだった。
しかし、笛子の教職のことは、兄の力でもどうにもならなかったと詫びる。
そして、前科者と一緒では教師を続けられない笛子のために有森家を去っていった。
家族の生活のため、教師でいることを選んだ笛子は、杉冬吾(西島秀俊)を引き止めようとしなかった。
桜子が、姉に辛い思いをさせてまで進学はできないと言うと、入学金の封筒を手渡し、自分は弟や妹のために働くのが生きがいだから東京へ行くよう諭した。
入学の辞退
東京へ戻った桜子は、西園寺公麿(長谷川初範)の家を訪れていた。
幼いころからの夢であり、やっとの思いで合格した音楽学校。
しかし桜子は、西園寺に音楽学校の入学を辞退することを告げる。
家族のために尽くしてきた姉が、幸せを目の前にして、また自分を犠牲にしようとしている。
冬吾と結婚し幸せになってもらうために、今度は自分が働いて家族を支えよう。
桜子は、そう決意したのだった。
最後の授業
女学校では、笛子が校長に別れたことを報告し、教師を続けられるよう頭を下げていた。
これでよかったのだと思いながら、校長室を出ると、東京にいるはずの桜子が現れ、音楽学校の入学を辞退したことを告げる。
そして、これからは自分と杏子とで家計を支えるから、冬吾と一緒になって欲しいと訴えった。
しかし、馬鹿なことを言わず、東京に帰れと言い、授業に向かった。
視学官が監視するなか、授業をはじめる。
視学官が望むとおりの授業をするが、人間の自然な感情さえも、反体制の思想だと言いがかりをつけられ、吹っ切れたように授業内容を変えた。
そして、生徒たちに最後の授業になるといい、どんな世の中になっても自分の心だけは裏切らないで生きて欲しいと訴えた。
吹っ切れて最後の授業をしましたが、ついに幸せを手にするんですよね、、、
純情きらり第72話のあらすじを知りたい方は、第72話「笛子と冬吾の結婚式」へ読み進めてください。
純情きらりと原作の比較
こちらは、純情きらり71話と原作の比較です。
全話の原作との比較については「朝ドラ『純情きらり』の原作との違いは?徹底比較まとめ」でまとめています。
冬吾の兄が助けた話は本当か?
純情きらりでは、冬吾の代議士をしている兄のおかげで杏子が釈放されましたが、原作では同様に兄のおかけで保釈されています。
原作では、冬吾の兄・隆一は県知事ののちに大臣にまで上り詰めた人物で、手紙を送ると、ツルの一声で保釈されています。
また、純情きらりで、最初に言わなかった話も原作の中であります。
原作では、自分のプライドのために心が決まらず、なかなか言い出せなかったと話しています。
朝ドラ「純情きらり」第71話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第71話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
愛
有森家の人々がそれぞれに厳しい人生の選択を迫られた71話でした。
冬吾さんの実家は、本当に名家だったんですね!
お兄さんが代議士で、政界に顔が利くほどの方だったとは驚きです。
そんな立派な兄さんにしてみれば、前科持ちでホームレス同然の絵描きの弟は、かなり目障りなことでしょう。
きっとそんな実家や兄さんに相当反発して行方知れずを決め込んでいる。
頭を下げてお願いするなど、相当の覚悟だったはず。
それほど彼女への愛を強く感じましたし、別れないでいて欲しい!と思いました。
しかし、そこは冬吾らしく、迷惑はかけられないと去っていってしまったのですが、この先、また笛子と人生が交わることがあるのか、眼が離せないですね。
ブレブレ
いやいやいや、ありえんでしょう!
合格しときながら、入学辞退するってどんだけ意志がブレブレなんですかあなた?
笛姉さんに自由に生きてほしいって、そりゃ生活支えてもらっているあなたがいう言葉じゃないよ。
いままで散々、突っかかって、浪人もして、お金も援助して、やっと合格したのに、そんなに簡単に夢あきらめるの?
家族のために思うんだったら、最初から音楽学校目指さずに家計を助けてあげればよかったのに、、、
そして、なぜ学校に押しかける?
笛ねえの稼ぎを賄うのなら、まずは就職して、もう金の心配はしなくていいよ!ってなってからせめて押しかけようよw
葛藤の末
笛ねえちゃんの最後の授業、心に沁みましたね、、、
統制下で、自分の心を偽って、本音と違う授業を強いられる。
それって、教育者として間違っているのではないか?そんな葛藤が伝わってきました。
有森家のなかでも特に真面目で、心がまっすぐな笛姉ちゃん。
きっと、冬吾さんとの結婚を天秤にかけていなくても、教師を辞める選択をしていたのではと思います。
さてさて、今後の有森家。
お客からお金が取れない杏ねえちゃんと、音楽しか知らない世間知らずの桜子。
この二人の稼ぎでどうなるのか?
かなり先行き不安ですが、見守って行きましょう!
以上が、朝ドラ「純情きらり」第12週目第71話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
ここから下は、純情きらり第12週の最後のあらすじのネタバレが含まれています。
第12週のあらすじを一気に知りたい方だけ、読み進めてください。
純情きらり第12週目のネタバレあらすじ
71話放送の純情きらり第12週「絆が試されるとき」のあらすじは、前科がある冬吾と結婚する笛子は学校から辞職を迫られる事態に。家族の生活のために教職を続けていくことを選ぼうとするが、そんな姉を思い、音楽学校の入学を辞退する決意を決めるストーリーとなっています。
第12週のあらすじを一気に知りたい方は、純情きらりの第12週「絆が試されるとき」で、要点を絞ってあらすじをネタバレしていますので、ご確認ください。