こちらでは、朝ドラ「純情きらり」12週目第72話のあらすじのネタバレや、純情きらりと原作の比較、感想をまとめています。
純情きらりの第71話「最後の授業」では、笛子は教師を続けるため冬吾と別れる決意するが、視学官の注意を無視してそぐはない授業をしたため教師を辞めることになるストーリーでした。
純情きらりの第72話「笛子と冬吾の結婚式」では、笛子と冬吾の結婚式の日に桜子が二人のために「埴生の宿」を弾くストーリーとなっています。
2006年6月24日(土)放送
第12週サブタイトル『絆が試されるとき』
朝ドラ『純情きらり』第72話のネタバレあらすじ
ここからは、6月24日に放送された朝ドラ「純情きらり」第72話のあらすじをまとめたネタバレです。
純情きらり72話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーとなっています。
- 教師をやめることを決断する
- 笛子と冬吾の結婚式が行われる
- 源一郎が遺してくれたピアノを手放す
- 夢を諦めた心情を達彦に吐露する
- 音楽はあきらめずにピアノを引き続けて欲しいと訴える
笛子と冬吾の結婚
最後の授業を終えた有森笛子(寺島しのぶ)を廊下で桜子が出迎える。
桜子の決心が、教師の仕事を辞めることを後押ししてくれたことに感謝する笛子。
そして学校に縛られることもなくなった今、冬吾を追うため東京に行くと伝える。
有森桜子(宮﨑あおい)は、近くにいるという。
実は、帰郷の際に冬吾を一緒に岡崎に連れてきていたのだ。
笛子が神社に行くと、杉冬吾(西島秀俊)が祠の前に座っていた。
教師を辞め、皆に頼られていた姉でも教師でもない、”ただの女”になってしまったと空虚な気持ちを語る。
「なら、俺の嫁っこになれ。杉冬吾の女房では物足りないか?」
愛する人の肩にもたれ、嬉しさと安堵の表情を浮かべる笛子。
別れ
笛子が学校を辞め、七日後、冬吾と笛子の結婚式が行われた。
身内だけでささやかな結婚の宴のなか、桜子はひとり書斎に行き、ピアノを弾き始める。
家族の思い出の曲である「埴生の宿」が流れ、皆が桜子を取り囲み、思い出に浸っていた。
その時、玄関から声が聞こえた。
業者がピアノを引き取りに来たのだ。
驚く家族に、ピアノを売ったお金を勇太郎の学費の足しにして欲しいという桜子。
父は亡くなる直前に、家族助け合っていきなさいと言い残した。
だが、今までピアノのことしか頭になく、家族の事を顧みなかった自分は、少しは成長し、ピアノで頑張るだけが人生ではないと思えるようになった。
だから少しも後悔していないと決意を語る桜子。
あきらめるな
夜桜が舞うなか、ピアノは行ってしまい、桜子はひとり佇んでいた。
そこへ松井達彦(福士誠治)が現れる。
ヒロから、桜子がピアノを手放すことを聴き、心配して来たのだ。
家族のために音楽を辞めたことを後悔していないと言いながらも、ピアノを手放した寂しさを隠せない桜子。
音楽から離れてもピアノは辞めるなという達彦に、何もわかっていないと怒りをぶつける。
達彦は、自分も音楽をあきらめる辛さを経験したからこそ、桜子にはどんなことがあっても、ピアノを引き続けてほしいという。
「だって、お前、ピアノが好きなんだろう?」
達彦の言葉に、押さえていた好きだという気持ちが溢れ出す。
桜子は達彦の胸に顔をうずめ、泣き続けた。
続けてほしい訴えていましたが、そのことでナイスアイデアを思いつくんですよね、、、
純情きらり第73話のあらすじを知りたい方は、第73話「キヨシと結婚!?」へ読み進めてください。
純情きらりと原作の比較
こちらは、純情きらり72話と原作の比較です。
全話の原作との比較については「朝ドラ『純情きらり』の原作との違いは?徹底比較まとめ」でまとめています。
源一郎に買ってもらったピアノを売った話は本当か?
純情きらりでは、源一郎に買ってもらったピアノを売りましたが、原作では軍に取り上げられています。
原作では、戦争中にあらゆる金属製の品物がほぼ強制的に取り上げられており、その中に源一郎に買ってもらった中古のピアノも含まれていました。
朝ドラ「純情きらり」第72話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第72話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
懲戒免職?
ついに学校の先生辞めましたが、これは自分からもう辞職しますってことなのかな?
それとも、不適切な授業もしたし、危険分子と結婚するし、これ以上看破できないってことで懲戒免職扱いなんだろうか?
当時、退職金というものがあるかは分からないけど、もしあるとすれば、懲戒免職の場合、もらえるんだろうか、それとももらえないんだろうか?
神社
杉さんの居場所といえば、お決まりの神社。
おそらく神社の境内をセカンドハウス的なもんだと自分自身も認識してるんじゃないのかな?
ちょうど一人ぐらい入れそうだし、居心地もよさそうだしねw
埴生の宿
音楽を諦め、ピアノまで売りに出すという辛い決断をした72話でした。
ピアノとの別れの前に、思い出の曲である「埴生の宿」を弾く桜子。
幼い時代にオルガンで弾いていた「埴生の宿」と違い、ジャズ風で大人な雰囲気のアレンジが素敵でした。
女学校時代の「セントルイスブルース」もジャズでしたが、今回の「埴生の宿」とは違い、もっと簡素なアレンジで元気のよい感じ。
演奏の仕方も女学生時代のバタバタした演奏ではなく、流麗な感じに変化しています。
ピアノの演奏でも、桜子の時代の変遷が見て取れますね。
お父さんの形見のようなピアノが売られてしまい、視聴者としても寂しい思いでした。
またピアノが戻ってきて欲しいですね、、、
二回目のプロポーズ
笛姉ちゃん、やっと幸せを掴みましたね。
「もう私は頼りになる先生でもない、おねえさんでもない、ただの女になっちゃった」
自分より誰かの何かであることが存在意義だった笛子さんの人生を表した言葉ですね。
でもそんな笛子さんを受け止めた冬吾さんの
「へば、俺の嫁っこになれ。杉冬吾の女房では物足りないか?」は本当に素敵でした。
一回目の熱いプロポーズよりも、この二回目は本当に胸にジーンときました。
こんないい男に二回もプロポーズされる笛子さんはうらやましいです。
まあ、プロポーズの回数よりも逃げ去った回数が半端なく多いですが、、、
そして、もう一つ気になるのが、杉夫婦の今後の収入源問題。
杉さんの絵が売れるのならいいけど、ここで売れるのかな?
笛姉ちゃんは、仕事やめたばかりだから見つけるんだろうけど、何をするんだろ?
以上が、朝ドラ「純情きらり」第12週目第72話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
ここから下は、純情きらり第12週の最後のあらすじのネタバレが含まれています。
第12週のあらすじを一気に知りたい方だけ、読み進めてください。
純情きらり第12週目のネタバレあらすじ
72話放送の純情きらり第12週「絆が試されるとき」のあらすじは、前科がある冬吾と結婚する笛子は学校から辞職を迫られる事態に。家族の生活のために教職を続けていくことを選ぼうとする笛子だったが、そんな笛子を思い、音楽学校の入学を辞退する決意を決めるストーリーとなっています。
第12週のあらすじを一気に知りたい方は、純情きらりの第12週「絆が試されるとき」で、要点を絞ってあらすじをネタバレしていますので、ご確認ください。