こちらでは、朝ドラ「純情きらり」15週目第88話のあらすじのネタバレや、純情きらりと原作の比較、感想をまとめています。
純情きらりの第87話「徳治郎苦渋の選択」では、政府の価格統制令により八丁味噌の価格が下げられ苦渋の決断で徳治郎が味噌に水を増すストーリーでした。
純情きらりの第88話「八丁味噌の危機」では、山長が新聞に八丁味噌の製造中止の告知をすると、翌日客が殺到し列をなすストーリーとなっています。
2006年7月13日(木)放送
第18週サブタイトル『別れのコンチェルト』
朝ドラ『純情きらり』第88話のネタバレあらすじ
ここからは、7月13日に放送された朝ドラ「純情きらり」第88話のあらすじをまとめたネタバレです。
純情きらり88話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーとなっています。
- 店の存続のため、水で薄めた味噌を作ることを決意
- 薄めた味噌に反対する仙吉が辞めると言い出す
- 朝鮮船の大豆を勝手に買いつけるキヨシ
- キヨシは騙され、家畜の餌の脱脂大豆だった
- キヨシに首を言い渡す仙吉
- 脱脂大豆で味噌を仕込むことを提案する桜子
- 最後の八丁味噌を求め、山長に客が押し寄せる
苦渋の決断
店の存続のため、統制価格で味噌を売ることを決意したかね。
山長の大広間に集められた職人たちを前に、味噌を水で薄めることを職人たちに伝える。
しかし、職人頭の仙吉は、薄めた味噌を売るくらいなら、山長を辞めると言い出した。
悲しい表情でしかたがないと仙吉の退職を受け入れるかね。
松井かね(戸田恵子)にとっても、苦渋の決断であった。
だまされた
夕方のある日、顔に殴られた痕をつけたキヨシが、強面の男たちに連れられ、山長に現れる。
男たちは、大豆を売ったのに支払いがまだだと怒鳴り込んできた。
高島キヨシ(井坂俊哉)は、仙吉らに反対された朝鮮船からの値崩れした大豆を勝手に買い付けてきたのだ。
しかし、買い付けた大豆は家畜の餌として使用される脱脂大豆であり、キヨシは騙されたのだった。
使えない大豆に大金を払う羽目になったかねの前に、頭を下げて謝罪するキヨシ。
だが、仙吉は厳しい態度で、解雇を言い渡した。
桜子は、キヨシには赤紙が来て、店を何とか助けたいと焦っていたのだと話し、理解を求めた。
脱脂大豆での味噌作り
翌日、かねや仙吉たちが、大量の脱脂大豆を前に途方にくれていると、桜子が、脱脂大豆で味噌を仕込んでみてはどうかと言い出す。
配給も当てにならない今、限られたもので何とかしなければならない。
山長で八丁味噌を作れる日が来るまで、諦めずになんとかやっていこうと言う。
有森桜子(宮﨑あおい)の熱意に心動かされたかねは、脱脂大豆での味噌作りを許し、キヨシも最後の奉公だと手伝いを申し出る。
こうして、山長で初めて、脱脂大豆を使った味噌の仕込みが始まった。
一方で、新聞には、山長での味噌の製造販売が中止になったことを知らせる記事が出た。
店の外には、最後の八丁味噌を買い求めるお客の、長蛇の列ができていた。
ついに製造販売を中止にしましたが、このあと起死回生にでるんですよね、、、
純情きらり第89話のあらすじを知りたい方は、第89話「海軍への売り込み」へ読み進めてください。
純情きらりと原作の比較
こちらは、純情きらり88話と原作の比較です。
全話の原作との比較については「朝ドラ『純情きらり』の原作との違いは?徹底比較まとめ」でまとめています。
脱脂大豆で味噌作りをはじめた話は本当か?
純情きらりでは、脱脂大豆で味噌作りをはじめましたが、原作ではそういった話はありません。
原作では、達彦の父は、実業家で家族でアメリカに渡っていました。
実業家の家柄ですが、味噌屋を経営している話は一切ありません。
よって、脱脂大豆で味噌作りをはじめた話も、純情きらりのオリジナルストーリーです。
朝ドラ「純情きらり」第88話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第88話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
一石10円?
キヨシが「いっこく10円」といっていましたが、「いっこく」って大豆の数え方なのかな?と思い調べてみました。
江戸期の貨幣相場というページは、「一石」を「いっこく」と呼んでいるのを発見!
量としては、一石=10斗ということらしいです。
10斗は100升で、大豆1升が1.3kgということなので、130kgの大豆を10円で買おうとしたことになりますね。
10円が現在の価値でいくらまでかは、調べませんでしたが、相当やすいんでしょうね。
力尽きて調べれなくてごめんなさい、、、
水で薄める!
ついに統制価格では赤字になるので、水で薄めて売ることを決意したかね。
それを聞いた、浦辺仙吉がやっていけないと辞めることになりましたが、このご時勢やめて職があるんでしょうか?
職人としてこだわる気持ちは分かりますが、かねも従業員たちの生活も考えての断腸の思いだったはずです。
その断腸の思いをはばかって付いていってほしかったなと思いました。
だまされた
ものの見事にだまされたキヨシ。
脱脂大豆?ってなった視聴者のためにも今回は字幕付きでしたね。
脱脂大豆という漢字すら分かりませんでしたが、そのおかげでどんなものか調べることができましたw
脱脂大豆とは、大豆油の搾りかすのことだそうです。
純情きらりでは、脱脂大豆は使い物にならないような雰囲気でしたが、現在流通している醤油の約80%は脱脂大豆でできた醤油という記事がありました。
脱脂大豆は悪いというよりは、味噌つくりには合わないってことなのかな?
今回の責任でキヨシは辞めることになりましたが、それを言ったのは他でもない仙吉。
お宅、辞めるっていってなかった?
もしかして、水を薄めるのを販売しはじめたら辞めるってことなのかな?
トップの方向性についていけなくて辞めるんなら、みなの前で発表したときに辞めるのが筋でしょう。
あと桜子も桜子で、説明するタイミング遅すぎでしょう!
かばうんなら、出て行け!っていう前にちゃんと説明してあげないと。
まぁドラマ的には、ああいったあらすじのほうが後でお涙頂戴シーンになるからいいんでしょうけどw
うちわ
今日は桜子のうちわが気になる一日でした。
かねにうちわで煽っていましたが、あの距離であのゆっくりした動きで風届きますか?
あんなゆっくり煽ってもたいした風きませんよ!
味噌は味噌
なんだか腑に落ちない。
キヨシがだまされて買わされた脱脂大豆で味噌作りを提案する桜子。
あるものでおいしいものを作るのは料理の基本。
いつから料理人になったんですか?
それに結局勝手にしろって事実上、作ることを認めた仙吉。
水で薄めるのも生きていくための方法の1つなのに、脱脂大豆で作ることは許すんですね。
ちょっと腑に落ちないシーンでした。
以上が、朝ドラ「純情きらり」第15週目第88話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
ここから下は、純情きらり第15週の最後のあらすじのネタバレが含まれています。第15週のあらすじを一気に知りたい方だけ、読み進めてください。
純情きらり第15週目のネタバレあらすじ
88話放送の純情きらり第15週「別れのコンチェルト」のあらすじは、入営していた達彦がついに出征することになったと知らせを受け、1日だけ山長に戻ることになった。しかし、海軍省との交渉のために東京に向かっていた桜子が急いで帰りる山長には達彦の姿はない。いそいで駅に向かった桜子は達彦と再会し、少しの時間言葉を交わすストーリーとなっています。
第15週のあらすじを一気に知りたい方は、純情きらりの第15週「別れのコンチェルト」で、要点を絞ってあらすじをネタバレしていますので、ご確認ください。