こちらでは、朝ドラ「エール」13週目第61話のあらすじのネタバレや、エールと実話の比較、感想をまとめています。
エールの第60話「明暗を分けた二人」では、双浦環は見事蝶々夫人に選ばれますが、それに嫉妬した恋人が気持ちを爆発させ、お互い別々の道に進む別れのストーリーでした。
エールの第61話「久志、オーディションを受ける!?」では、プリンスがコロンビアの新人歌手オーディションの挑戦を決意するストーリーとなっています。
2020年6月22日(月)放送
第13週サブタイトル『スター発掘オーディション!』
朝ドラ『エール』第61話のネタバレあらすじ
ここからは、6月22日に放送された朝ドラ「エール」第61話のあらすじをまとめたネタバレです。
エール61話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーとなっています。
- コロンブスレコードと契約して5年
- 専属新人歌手募集の情報を入手
- おでん屋で愚痴る二人
- 新人歌手募集を勧めるが、断られる
- 流しで酒場を回る
- オペラを歌って客からクレーム
- 次の店で『船頭可愛いや』を披露し、客からありがとうと言われる
- 気をよくして参加することに
平穏な日々の幸せ
時は昭和十一年、コロンブスレコードとの契約関係はすでに五年が過ぎていました。
裕一は、『船頭可愛いや』の曲が売れてから数多くの曲を作曲し、作曲家としての仕事も安定していました。
廿日市誉(古田新太)と依頼主にレコードを収めにいった裕一は、行く先々で写真を求められます。
一方、妻の音は、そんな夫を支えながら4歳になった娘の華の子育てに奮闘中です。
娘の華は、おてんば娘で元気いっぱい。
バンブーでお茶をしていると、食べすぎの華に注意をする古山音(二階堂ふみ)。
保がサービスのデザートを持ってくると、古山華(田中乃愛)が「ありがとう保!」と呼び捨てにするのを「保さんでしょ?」と叱ります。
保はいいからいいからと全然気にしていない様子。
こうして、家族3人穏やかな日々を過ごしながら、音は幸せを感じていました。
専属新人歌手募集
ある日、古山裕一(窪田正孝)は廿日市からコロンブスレコードが専属新人歌手のオーディションを行うことを聞かされます。
木枯がライバル会社のテイコクレコードに移籍して以来、テイコクはイケイケドンドンでヒット曲を連発していたのです。
それに対応するために、コロンブスでも何か目新しいことをやって挽回しようと考えたのが専属新人歌手の募集でした。
そのオーディション合格者のデビュー曲の作曲をまかせると話す廿日市は、皮肉っぽく「君、ずーっと低め安定だから。」といって、大ヒットした『船頭可愛いや』に次ぐ曲を作るようにプレッシャーをかけました。
後輩に追い越されるプリンス
廿日市と話した帰りに、裕一は鉄男のおでん屋にいました。
廿日市に皮肉を言われ、飲みながら「どうせ僕は安定低めだよ!」と愚痴をこぼします。
するとそこへ、久志がやってきて、『帝都劇場』の公演チラシを見せました。
そこには『オペラの新星』と見出しがあり、こんなのが売れるなんて世も末だと感情をあらわにします。
話を聞くと、チラシに載っている若い男性は、音楽学校での久志の後輩で、歌も演技も並以下、顔がいいから選ばれたと愚痴るのです。
すると村野鉄男(中村蒼)が、「だったらお前もプロになれよ。後輩に先越されてる場合か?」というと、裕一も音楽学校を卒業してから何年たった?と、追い打ちをかけるように言いました。
実は、久志が音楽学校を卒業してから4年が経っており、卒業したときに鉄男のおでん屋で、卒業祝いをしてもらったことを思い返します。
その日、鉄男に卒業後の身の振り方を尋ねられた久志は、すぐにスカウトが来てプロデビューすること間違いないと、自信満々だったのでした。
しかし、4年経ってもどこからもスカウト話はなく、自分の実力を信じてやまない久志は、自分を見つけられない世の中が間違っていると嘆きます。
すると鉄男が、じっとしてたって何も変わらないと助言し、仕事の合間に詩を書いていると紙を渡します。
それを読む二人。
そこにはなんと成人小説が書いてあり、渡すものを間違えた鉄男はちょっとした小遣い稼ぎだよとオドオドします。
それを見た久志が才能の無駄遣いというと二人が言い合いを始めました。
すると裕一が何か思い出したように、新聞を手渡しました。
それはコロンブスレコードの新人歌手募集の広告だったのです。
合格すれば即レコードデビューが約束されているので、応募してみなよと提案しますが、オペラが歌いたい久志は、流行歌を歌うなんてごめんだと断ります。
それでも、「流行歌ってものすごい数の人が聴いてくれるよ。久志の声なら絶対女性客の受けがいいから!」と勧めると、逆に君も最初は西洋音楽志望で一時期悩んでいたのに、未練はないのか?と聞き返しました。
ないと言ったら嘘になりますが、裕一はそれでも今までの経験から、大衆の心をつかむ流行歌の素晴らしさを感じていたのです。
流しの体験
おでん屋での会話をきっかけに、三人はあることを思いつき、やってみることにしました。
久志は流しの歌手、鉄男はギター伴奏、裕一は空き缶を手に金を集める係として、夜の酒場をまわることにしたのです。
一軒目の居酒屋で鉄男が客に呼びかけると、客が空き缶にお金を入れてくれました。
上々の滑り出しに佐藤久志(山崎育三郎)は、高らかにオペラを歌い始めます。
すると、客たちから「何、訳の分かんねえ歌、歌ってんだ!」と不満の声で大騒ぎになりました。
慌てた二人は、店の外に連れ出し、鉄男が「居酒屋でオペラ?ばかか! 金もらってんだぞ。ちゃんとやれよ。」と叱り飛ばします。
次の店で『船頭可愛や』を歌うと客たちから盛大な拍手が起こりました。
そして、子供を連れた男性が明日もがんばれると話し、子供はかっこよかったと言って一銭玉を久志に差し出しました。
久志は、親子を見つめながらぎゅっと一銭玉を握りしめます。
参加を決意
流しの体験を終えて古山宅に戻る三人。
音に、酒場での出来事を話して聞かせます。
小銭がたくさん入った空き缶を見て驚く音に、「ま、僕が本気出せばそんなもんよ。」と相変わらず強気なプリンス。
しかし、客から拍手喝采で喜ばれたことや、男性から受け取った一銭玉をみて、久志の中で小さな変化をもたらしていたのです。
すると突然「オーディション、受けてあげるよ。コロンブスに僕の力を貸そう。」と参加を決意したのです。
それを聞いた二人は、大喜びして、鉄男を東京に呼んだ日に言っていた福島三羽ガラスの夢を叶えようと誓い合うのでした。
4年間どこからも声がかからなかったプリンスがついに始動するストーリーでした。62話では、ついにプリンスの過去が明かされるんですよね、、、
エール第62話のあらすじを知りたい方は、第62話「歌の道に進むきっかけ」へ読み進めてください。
エールと実話の比較
こちらは、エール61話と実話の比較です。
久志がコロンビアの専属新人歌手オーディションを受けた話は実話か?
エールでは、久志がコロンビアの専属新人歌手オーディションを受ける決意をしましたが、これは実話ではありません。
佐藤久志のモデルは、歌手の伊藤久男さんです。
佐藤久志のモデルある伊藤久男さんは、オーディションではなく、古山裕一のモデル古関裕而さんの紹介でコロムビアからレコードを発表しましたので、実話ではありません。
伊藤久男さんは、オーディションではなく、古山裕一のモデル古関裕而さんの紹介でコロムビアに入社しています。
ただし、初レコードはコロムビアから発売していません。
こちらについては、「【エール実話】佐藤久志がコロンビアのオーディションを受けたのは本当!?いえ、コネ入社です!」で詳しくまとめています。
朝ドラ「エール」第61話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「エール」第61話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
掛布登場!
おそらく今日のトレンドはまさにこの人、掛布雅之。
六甲おろしのレコードを持っていく時に、まさかのご本人登場にSNSでめちゃくちゃ話題になっていました。
こういうところで無駄に話題もってこようとするのがNHKですよねw
六甲おろし作曲のくだりは、ノータッチで掛布で話題を掻っ攫う。
まさかのエロ小説!?
あれから、5年。
プリンスが落ちぶれていたのには、びっくりしましたが、それ以上にびっくりしたのが乃木大将がエロ小説を書いてたことが発覚!
乃木大将もおでん屋が板についた様子でしたが、店構える話とは別の道で成功しそうな勢いですねw
でも心配後無用。
あらすじのネタバレになりますが、近い将来、乃木大将も立派な作詞家になります。
その時は、あの時代になると思いますが、、、
以上が、朝ドラ「エール」第13週目第61話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
ここから下は、エール第13週の最後のあらすじのネタバレが含まれています。
第13週のあらすじを一気に知りたい方だけ、読み進めてください。
エール第13週目のネタバレあらすじ
61話放送のエール第13週「スター発掘オーディション!」のあらすじは、久志と御手洗が新人歌手オーディションに参加し、切磋琢磨するも選ばれずに、一握りのチャンスをもらった久志が入社を決意するストーリーとなっています。
第13週のあらすじを一気に知りたい方は、エールの第13週「スター発掘オーディション!」で、要点を絞ってあらすじをネタバレしていますので、ご確認ください。