2020年4月スタートのドラマ「私の家政夫ナギサさん」は、四ツ原フリコ原作の漫画「家政夫のナギサさん」が原作となっています。
こちらは、原作漫画「家政夫のナギサさん」をもとにしたドラマ「私の家政夫ナギサさん」のあらすじネタバレになります。
「私の家政夫ナギサさん」のあらすじネタバレとみどころ
その日、相原メイが玄関を開けると、見知らぬ男がブラジャーを持って立っていました。
「お帰りなさいませ、メイさん」「お風呂になさいますか、ごはんにされますか、それとも…」と男が尋ねました。
メイは「ギャアアアアアア」と悲鳴をあげます。
それを聞きつけて「あ、お帰りお姉ー」と妹のユイが顔を出します。
せっかく綺麗なマンションを買っての一人暮らしでも、メイには生活能力がないとユイは指摘しました。
玄関からリビングまで、道を作るだけで一日かかったと言います。
「というわけで」妹は家政夫を雇ったと告げました。
「今日からお世話になります、鴫野ナギサです」と男が挨拶します。
それに対してメイは「嫌よなんで勝手に決めるわけ」とユイに詰め寄ります。
「男の人なんて、下着とか色々問題があるじゃない」と姉は怒りが収まりません。
そこにナギサが「70Bを見ても特に思うところはないです」と冷静に応えます。
「でもでも、ならユイが面倒見てくれれば…」とメイは譲りません。
「お姉の部屋、女性が片付けるなんて無理よ」と妹はきっぱり言い切りました。
「じゃあ、お金を積んでゴリラのような筋力と精神力を持った女性を雇えば…」と姉はごねます。
「お姉のそーゆーお金で全部解決しようとするところ、よくないと思うわ」と妹は非難しました。
「でもだって…」とメイが言いかけると、「メイさん、先払いで頂いた一ヵ月分の代金は絶対に返しません」とナギサは諦めて自分を雇うように言います。
「どんな汚部屋だろうとも絶対に綺麗にしてみせますから」と彼は続けました。
ユイとナギサが帰った後、メイは(くそうあのおっさん、一か月馬車馬のようにこき使った後、ポイしてやるわ)と考えています。
(っていうか、男が本当に家事なんかできんの)と彼女は洗濯物を見ながら思いました。
翌日、メイは職場でひとり昨日のことで憤慨しています。
そこに上司が「おーい相原、今日がんセンターじゃなかったっけ」と声を掛けます。
「そちらは先ほど採用されました」とメイは答えます。
「これからみどり台総合行ってきます」と彼女は席を立ちました。
「あそこの院長先生、新薬なかなか使いたがらないんだよなー」と心配する上司に「プレゼンの準備はばっちりです」とメイは言います。
「その辺の男どもと違って私仕事できるんで、判子もらって帰ってきますよ」と彼女は宣言しました。
それを聞いた他の同僚は「あてつけかよ、さすが成績優秀者様は言うことが違うねぇ」と皮肉を言います。
「この業界きついから男でも辞める奴多いのに、こえー女」と囁き合います。
メイの幼少期の回想シーンです。
「めいねーえーかいたの、みてー」と彼女は母親に幼稚園で描いた絵を見せます。
「あら上手じゃない、何の絵」と母親は尋ねました。「
あのねーしょうらいのゆめ」とメイは「お母さん」答えます。
それに対して母親は「そんな夢やめなさい」と叱ります。
母親は大学に行って働きたかったのに、女性であることから母親になるしか選択肢がありませんでした。
彼女は自分の夫より、その辺の男性よりもはるかに仕事ができたと言います。
母親はメイに「そんな風になって欲しくない」と馬鹿な男より上を目指すように告げました。
場面は現在に戻り、メイは(確かに女っていうだけで苦労したわよね)と過去を振り返ります。
一方現在の彼女は、大手製薬メーカーのMRとして活躍しており、今期の計画は150パーセント越えで、評価はAで決まりだと言います。
(お母さんなんかよりも、こっちの方がやりがいがあるわ)とメイは自分に言い聞かせました。
そして彼女が帰宅すると「お帰りなさいませ、メイさん」とナギサがエプロン姿で出迎えます。
「今日のご飯は和風ハンバーグです」と彼は続けます。
メイはナギサの威圧感にたじろぎました。
以上、「家政婦のナギサさん」のあらすじでした。