NHK朝ドラ「ふたりっ子」で、有沢可奈役を演じるのは、丹阿弥谷津子さんです。
こちらでは、ふたりっ子のキャスト・丹阿弥谷津子さんに関する情報をまとめています。
- 丹阿弥谷津子さんが演じる有沢可奈の役柄
- 有沢可奈のモデル
- 丹阿弥谷津子さんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
- 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
丹阿弥谷津子演じる有沢可奈の役柄は?
ふたりっ子のキャスト・丹阿弥谷津子演じる有沢可奈は、英之の母です。
芦屋の豪邸で、英之、英之の妻・理佐子と三人で暮らしています。
お嬢さま学校「芦屋女学館」の経営に強い権力を持っており、英之を理事長に据えていましたが、亡くなるとその威光もなくなり、英之が理事長を解任させられる事態に。
また、嫁の理佐子にもなにかといびる姑です。
有沢可奈のモデルは?
朝ドラ「ふたりっ子」のキャスト・丹阿弥谷津子さん演じる有沢可奈のモデルは、今のところ見当たりません。朝ドラ「ふたりっ子」のオリジナルキャラクターの可能性が高いです。
丹阿弥谷津子さんのプロフィール
こちらでは、ふたりっ子のキャスト・丹阿弥谷津子さんのプロフィールを紹介します。
名前 | 丹阿弥谷津子(たんあみ やつこ) | 血液型 | O型 |
---|---|---|---|
生年月日 | 1924年6月25日 | 身長 | 157cm |
星座 | かに座 | 出身地 | 東京市本所区両国 (現・東京都墨田区両国) |
有沢可奈役を演じる丹阿弥谷津子さんは、1924年6月25日生まれの東京都出身で、村上事務所所属の女優です。
父は日本画家の丹阿弥岩吉、妹はメゾチント作家の丹阿弥丹波子の芸術一家の長女として、誕生しました。
筑波大学系列で学んだ後、1942年に東京文化学院文学部に入学しました。
しかし、まだ戦前ということもあり、自由主義的教育が国策に合わないという理由で、学校が閉鎖されてしまいます。
彼女は、そこから約1ヶ月後に、文学座の研究生になったとされています。
ここで演劇を学びながら、レッスンを受けた後、1945年、文学座「桜の園」で初舞台を踏み注目を集めました。
その後も、舞台「シラノ」のマクサーヌ役、「マリウス」のファニー役などで活躍し、女優としての実績を積み重ねていきました。
映画デビュー
1950年には、「アルプス物語」にて映画デビューを果たすと、1952年には、映画「東京えくぼ」で主演を務め、ヒロイン役を好演しました。
翌年の1953年にも映画「にごりえ」で主演を果たし、女優として、名の知られる存在となっていきました。
また、1957年には、金子信雄と結婚し、その後、二児の男の子を授かっています。
順調に女優として、また母親として活躍する一方で、1963年に、文学座と所属俳優たちの思想上の行き違いから勃発した、「喜びの琴事件」の影響を受け、彼女もこれに呼応し、文学座を脱退してしまいます。
その後、事件の中心人物であった三島由紀夫、金子信雄らと結成したNLTというラテン語で新文学座を表し、その頭文字をとった劇団を結成し、そのメンバーの一員として、女優業に携わっていきました。
翌年には、「サド侯爵夫人」で主演を務め、同劇団脱退後は、金子とともに、新演劇人クラブマールイを結成し、そこで女優として活動するようになりました。
1967年には、「女優の愛と死」で第10回日本映画批評家大賞功労賞を受賞するなど、さらに女優としての実績を積み重ねていきました。
所属事務所によらず、コンスタントに活躍できるところは、彼女の実力の高さを伺い知ることができると言えますね。
代表的な出演作としては、映画では、「釣りバカ日誌シリーズ」、NHK朝の連続テレビ小説では、「信子とおばあちゃん」、「藍より青く」、「ふたりっ子」、「ちゃらさん」など、大河ドラマでは、「三姉妹」、「琉球の風」、「葵徳川三代」など、ドラマでは、「土曜ワイド劇場シリーズ」、「火曜サスペンスシリーズ」などとなっており、特におばあちゃん役での記憶に新しい人物となっています。
2008年12月に放送されたNHK「最後の戦犯」での出演以降、目立った出演はみかけられませんが、ぜひその演技をもう一度みたくなる女優の人物の1人となっています。
当時の年齢と現在の年齢は?
朝ドラ「ふたりっ子」が放送された1996年当時の丹阿弥谷津子さんの年齢は、71才です。あれから25年経っていますので、丹阿弥谷津子さんの現在の年齢は、96才(2021年現在)になります。
今何してる?
丹阿弥谷津子さんは、現在も女優業を続けているのかは、わかりませんでした。
直近の出演作品では、2008年に放送された「NHKスペシャル・最後の戦犯」に出演されている情報だけで、それ以降の情報が見当たりません。
96歳という高齢ですので、もう引退されたかもしれませんね。
所属事務所は?
丹阿弥谷津子さんの所属事務所は、村上事務所です。
これまでの出演ドラマ・映画情報
こちらは、ふたりっ子のキャスト・丹阿弥谷津子さんが、これまで出演したドラマや映画の情報です。
作品名 | 役名 | 概要 |
---|---|---|
ドラマ | ||
朝ドラ「どんど晴れ」 | 岸本敏恵 | |
大河ドラマ「葵 徳川三代」 | 見性院 | |
桜咲くまで | 若林ハナ | |
浅草ふくまる旅館 | 野口ゆき | |
青い瞳の聖ライフ | 大野とよ | |
木曜ドラマストリート「家族八景 18歳の家政婦は見た!! すべての秘密は今暴かれる~」 | 桐生照子 | |
僕が僕であるために | 唐木鶴子 | |
しあわせ色写真館 | 田中詠子 | |
はぐれ刑事純情派 SP | 申玉均 | |
朝ドラ「信子とおばあちゃん」 | ||
朝ドラ「はね駒」 | ||
朝ドラ「ええにょぼ」 | ||
朝ドラ「ふたりっ子」 | 有沢可奈 | |
朝ドラ「ちゅらさん」 | 桐野みづえ | |
大河ドラマ「三姉妹」 | ||
大河ドラマ「風と雲と虹と」 | ||
大河ドラマ「山河燃ゆ」 | ||
大河ドラマ「琉球の風」 | ||
NHKスペシャル・最後の戦犯 | ||
大奥 | ||
映画 | ||
石井のおとうさんありがとう | ||
恋の応援団長 | ||
東京のえくぼ | ||
生きる | ||
山びこ学校 | ||
妻 | ||
にごりえ | ||
山の音 | ||
心に花の咲く日まで | ||
朱と緑 | ||
女であること | ||
春高樓の花の宴 | ||
最高殊勲夫人 | ||
青い野獣 | ||
太陽は狂ってる | ||
青べか物語 | ||
美しい暦 | ||
肉体の盛装 | ||
華岡青洲の妻 | ||
なにはなくとも全員集合!! | ||
舞台 | ||
あかさたな | ||
桜の園 | ||
鹿鳴館 | ||
サド侯爵夫人 | ||
マイ・フェア・レディ | ||
CM・広告 | ||
パラマウントベッド | ||
野村證券「特定口座」 | ||
沢井製薬 |
朝ドラ「ふたりっ子」のキャスト一覧
こちらは、朝ドラ「ふたりっ子」のキャスト一覧です。
「ふたりっ子」の子役キャストを知りたい方は、「朝ドラ『ふたりっ子』に出演する子役キャストを男の子と女の子に分けて紹介」ですべての子役キャストをまとめています。
役 | 出演者 | モデル | 関係・役柄 |
---|---|---|---|
野田家 | |||
野田香子 | 岩崎ひろみ
(少女期:三倉佳奈) |
野田家の双子の妹 | |
野田麗子 | 菊池麻衣子
(少女期:三倉茉奈) |
野田家の双子の姉 | |
野田千有希 | 手塚理美 | 香子と麗子の母親 | |
野田光一 | 段田安則 | 香子と麗子の父親 | |
有沢家 | |||
有沢英之 | 高島忠夫 | 千有希の父 | |
有沢理佐子 | 香川京子 | 千有希の母 | |
有沢可奈 | 丹阿弥谷津子 | 英之の母 | |
天下茶屋・新世界の人々 | |||
黒岩政夫 | 伊原剛志 | バーバー黒岩の息子 | |
佐伯銀蔵 | 中村嘉葎雄 | 大田学 | 真剣師 |
オーロラ輝子 | 河合美智子 | 叶麗子 | 演歌歌手 |
谷武蔵 | 河島英五 | たこやきビリヤードのマスター | |
梅屋音吉 | 夢路いとし | 通天閣将棋センターの席主 | |
金子(カネヤン) | 多賀勝一 | 新世界将棋センターの常連さん | |
海東壮平 | 山本太郎 | 海東財閥の御曹司 | |
将棋界の人々 | |||
森山史郎 | 内野聖陽
(少年期:武田克巳、伊藤譲二) |
プロ棋士 | |
米原公紀 | 桂枝雀 | 棋界のドン・永世名人 | |
米原桂子 | 三林京子 | 米原永世名人の妻 | |
猿渡夏彦 | 國村隼 | 新進棋士奨励会の幹事 | |
雨宮秋彦 | 田口浩正 | 奨励会員 | |
羽柴秀明 | 茂山宗彦 | 天才的な若手棋士 | |
織田信雄 | 岸部一徳 | 「飛将」のタイトル保持者 |
朝ドラファンの皆さんのコメント!