朝ドラ「ひらり」のネタバレ!あらすじを最終回まで全151話紹介!

こちらでは、朝ドラ「ひらり」のあらすじを、放送終了後最速で、ネタバレ更新しています

全156話を1話ごとにネタバレしていますが、ざっくりストーリーを知りたい方向けに、各週ごとの要点を絞ったあらすじネタバレもご用意。

他にも、超個人的な感想や、トリビアな小ネタもちょこちょこ紹介。

あらすじや感想に、放送前のネタバレが多く含まれていますので、先を知りたくない方はご退室ください。

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ひらり各週・各話のあらすじネタバレ一覧

こちらは、朝ドラ「ひらり」各週・各話のあらすじをまとめたネタバレ一覧です。

リンクをクリックすると、各話ごとの詳細なあらすじを確認することができます。

各週のネタバレについては、要点を絞ってまとめており、ストーリーに直接影響しない部分はカットしておりますので、詳しい内容を知りたい場合は、各話ごとのあらすじネタバレをご確認ください。

 

朝ドラ「ひらり」各週・各話のあらすじネタバレ一覧
放送週「サブタイトル」放送回放送日
第1週第1話「日課」10月5日(月)
第2話「浅草見物」10月6日(火)
第3話「簿記学校」10月7日(水)
第4話「大相撲を仕事」10月8日(木)
第5話「お見合い」10月9日(金)
第6話「床山」10月10日(土)
第2週第7話「久男が上京」10月12日(月)
第8話「久男怒る」10月13日(火)
第9話「少年の覚悟」10月14日(水)
第10話「プロと勝負」10月15日(木)
第11話「怒り心頭」10月16日(金)
第12話「円形脱毛症」10月17日(土)
第3週第13話「焦り」10月19日(月)
第14話「肉体作り」10月20日(火)
第15話「」10月21日(水)
第16話「」10月22日(木)
第17話「」10月23日(金)
第18話「」10月24日(土)
第4週第19話「」10月26日(月)
第20話「」10月27日(火)
第21話「」10月28日(水)
第22話「」10月29日(木)
第23話「」10月30日(金)
第24話「」10月31日(土)
第5週第25話「」11月2日(月)
第26話「」11月3日(火)
第27話「」11月4日(水)
第28話「」11月5日(木)
第29話「」11月6日(金)
第30話「」11月7日(土)
第6週第31話「」11月9日(月)
第32話「」11月10日(火)
第33話「」11月11日(水)
第34話「」11月12日(木)
第35話「」11月13日(金)
第36話「」11月14日(土)
第7週「」第37話「」11月16日(月)
第38話「」11月17日(火)
第39話「」11月18日(水)
第40話「」11月19日(木)
第41話「」11月20日(金)
第42話「」11月21日(土)
第8週第43話「」11月23日(月)
第44話「」11月24日(火)
第45話「」11月25日(水)
第46話「」11月26日(木)
第47話「」11月27日(金)
第48話「」11月28日(土)
第9週第49話「」11月30日(月)
第50話「」12月1日(火)
第51話「」12月2日(水)
第52話「」12月3日(木)
第53話「」12月4日(金)
第54話「」12月5日(土)
第10週第55話「」12月7日(月)
第56話「」12月8日(火)
第57話「」12月9日(水)
第58話「」12月10日(木)
第59話「」12月11日(金)
第60話「」12月12日(土)
第11週第61話「」12月14日(月)
第62話「」12月15日(火)
第63話「」12月16日(水)
第64話「」12月17日(木)
第65話「」12月18日(金)
第66話「」12月19日(土)
第12週第67話「」12月21日(月)
第68話「」12月22日(火)
第69話「」12月23日(水)
第70話「」12月24日(木)
第71話「」12月25日(金)
第72話「」12月26日(土)
第13週第73話「」12月28日(月)
第74話「」1月4日(月)
第75話「」1月5日(火)
第76話「」1月6日(水)
第77話「」1月7日(木)
第78話「」1月8日(金)
第14週第79話「」1月9日(土)
第80話「」1月11日(月)
第81話「」1月12日(火)
第82話「」1月13日(水)
第83話「」1月14日(木)
第84話「」1月15日(金)
第15週第85話「」1月16日(土)
第86話「」1月18日(月)
第87話「」1月19日(火)
第88話「」1月20日(水)
第89話「」1月21日(木)
第90話「」1月22日(金)
第16週第91話「」1月23日(土)
第92話「」1月25日(月)
第93話「」1月26日(火)
第94話「」1月27日(水)
第95話「」1月28日(木)
第96話「」1月29日(金)
第17週第97話「」1月30日(土)
第98話「」2月1日(月)
第99話「」2月2日(火)
第100話「」2月3日(水)
第101話「」2月4日(木)
第102話「」2月5日(金)
第18週第103話「」2月6日(土)
第104話「」2月8日(月)
第105話「」2月9日(火)
第106話「」2月10日(水)
第107話「」2月11日(木)
第108話「」2月12日(金)
第19週第109話「」2月13日(土)
第110話「」2月15日(月)
第111話「」2月16日(火)
第112話「」2月17日(水)
第113話「」2月18日(木)
第114話「」2月19日(金)
第20週第115話「」2月20日(土)
第116話「」2月22日(月)
第117話「」2月23日(火)
第118話「」2月24日(水)
第119話「」2月25日(木)
第120話「」2月26日(金)
第21週第121話「」2月27日(土)
第122話「」3月1日(月)
第123話「」3月2日(火)
第124話「」3月3日(水)
第125話「」3月4日(木)
第126話「」3月5日(金)
第22週「」第127話「」3月6日(土)
第128話「」3月8日(月)
第129話「」3月9日(火)
第130話「」3月10日(水)
第131話「」3月11日(木)
第132話「」3月12日(金)
第23週「」第133話「」3月13日(土)
第134話「」3月15日(月)
第135話「」3月16日(火)
第136話「」3月17日(水)
第137話「」3月18日(木)
第138話「」3月19日(金)
第24週「」第139話「」3月20日(土)
第140話「」3月22日(月)
第141話「」3月23日(火)
第142話「」3月24日(水)
第143話「」3月25日(木)
第144話「」3月26日(金)
第25週「」第145話「」3月27日(土)
第146話「」3月29日(月)
第147話「」3月30日(火)
第148話「」3月31日(水)
第149話「」4月1日(木)
第150話「」4月2日(金)
第26週「」第151話(最終回)「」4月3日(土)

朝ドラ「ひらり」各週あらすじの概要

こちらでは、朝ドラ「ひらり」各週あらすじの概要をまとめています。

さきほどもお伝えしたように、全容ではなく各週あらすじのポイントとなる部分の概要になりますが、ネタバレを多く含んでいます。

第1週のあらすじ

東京、両国。
今も下町の風情を残すこの街に、150年続い質屋「やぶさわ」がある。
ここの孫娘ひらり(石田ひかり)は、大相撲が大好き。
近所の相撲部屋「梅若部屋」に足しげく通い、9人の力士たちのマドンナだ。
「梅若部屋」は、かつて多くの関取を抱えていたが、今は1人もいない。
何とか十両以上のカ士を育てようと、親方(伊東四朗)やおかみさんの明子(池内淳子)が奮闘中。
そんな2人の希望の星は、ハワイ出身の新弟子エディ(マーシー)。
そして、近く入門予定の、ひらりのいとこで秋田出身の高校横綱・久男(小林健)である。
税理士になるため簿記学校に通うひらりだが、「梅若部屋」の活気を見るにつけ、勉強に身が入らない。
そして、ついに退学を決意。
「相撲に関係する仕事がしたい!」と言って、就職活動を始めてしまう。
そんなひらりをあきれながらも、温かく見守る父・洋一(伊武雅刀)と、母・ゆき子(伊東ゆかり)。

2人は、大恋愛の末結婚。
しかし、すでに思いは冷めてしまっている。
好きでもなく、嫌いでもない。
中途半端な思いを抱いて、揺れ続ける両親を、ひらりと姉・みのり(鍵本景子)はハラハラしながら見ている。
久男を秋田へ迎えに行く日がきた。
梅若親方は朝からそわそわ。
しかし、久男はみずから上京。
到着早々に、「力士になるのはやめた」と言いだす。
力士になるか、それとも家業の酒造業を継ぐか。
揺れる久男の心を見抜いた梅若親方と祖父・小三郎(島田正吾)は、久男を朝稽古に引っ張りだす。
兄弟子たちに次々と投げられ、土にまみれる久男。
自分の力の至らなさを痛感しながらも、大相撲の厳しさに魅せられ、久男は入門を決意。
男として、ひとり、勝負の世界で生きて行くことを誓うのだった。
そのころ、両国診療所に待望の医師がやって来た。
東光大学付属病院から派遣された、エリート医師・安藤竜太(渡辺いっけい)である。
嫌々ながら着任した竜太は、患者である力士たちの治療も嫌々。
そんな竜太の態度に、ひらりは猛烈に腹を立てる。
一方、偶然、竜太にけがをしたところを助けられたみのりは、やさしく、さわやかな竜太に思いを寄せ始める。
しかし、ひらりが竜太の悪口ばかり言うため、思いを打ち明けられず、一人悩んでしまう。
床山、化粧まわしの職人、相撲雑誌の編集者。
精力的に就職活動を続けるひらりだが、女性を必要としない大相撲の世界の壁は厚い。
しかし、ついに発見!力士やLLサイズの洋服を扱う洋品店「リーチ商会」に就職が決定したのだ。
やる気満々のひらり。
しかし、店には、すみれ(阿知波悟美)という御局様がいた。
すみれの手厳しいいじめにあって、ひらりの前途は多難の様子・・・。

第2週のあらすじ

大好きな大相撲関係の仕事に就きたいと、簿記の学校を辞めたひらり(石田ひかり)。
前途は多難のようですが、きょうも元気いっぱいです。
そんなある日、近所の相撲部屋「梅若部屋」に入門が決まっていたひらりのいとこ、久男(小林健)が、両親と秋田から上京。
父親の造り酒屋を継ぐからと、突然、入門取りやめ宣言をします。

身内からの力士誕生を楽しみにしていたひらりは、「どうして?」を連発しますが、久男の返事はいまひとつはっきりしません。
実のところ、「相撲界は厳しすぎる」と心配する両親から、親離れできずにいたのです。
もちろん、久男自身は相撲に未練たっぷりでした。
それを見てとった梅若親方(伊東四朗)は、両親を秋田に帰し、久男だけに東京見物を勧めます。
親方の意をくんで、朝稽古や化粧まわしの職人の見学にと久男を連れ回し、ハッパをかけまくるひらり。

しかし久男の決意は硬く、とうとう秋田に帰る日がやってきました。
焦った親方は久男に、行司見習いとして弟子入りする正浩(玉置篤規)を会わせます。
この作戦が大成功。
やる気満々、腹を据えて相撲界に飛び込もうとしている正浩の姿に刺激された久男は、一度だけプロと戦ってみて結論を出そうと思い直すのです。
幕下とはいえ相手はプロ。

高校横綱の久男も歯が立たず、「このままでは引き下がれない」と、入門を決意します。
力士の道を選んだ久男、仕事がなくても生き生きしているひらりを見て、みのり(鍵本景子)は落ち込み気味。
結婚を夢みても、理想の王子様は現れず、やりたいことも見つからない。
会社では「売れ残り」を宣伝するような勤続表彰を受け、オマケにその帰り道、転んでハイヒールのかかとを折る始末・・・。
が、世の中、捨てたものじゃない。
そのときサンダルを貸してくれた”すっごいいい男”に、みのりは一目ぼれするのです。

 

そして同じ日、ひらりはすっげえイヤな男”と公衆電話で大ゲンカ。
なんと、それは同一人物。
力士の応急処置を一手に引き受ける、両国診療所に赴任しきた医師、安藤竜太(渡辺いっけい)でした。

第3週のあらすじ

両国診療所の医師、安藤竜太(渡辺いっけい)に一目ぼれしたみのり(鍵本景子)。
出会いのきっかけとなった”便所サンダル”を返しに行くと、食事に誘われ、天にも昇る気持です。
ところが、みのりには「飾り気がなくて男っぽい」と思える竜太が、ひらり(石田ひかり)には「態度がでかくて、礼儀知らず」に思え、「同じ空気も吸いたくない」と言う始末。

「とても妹には自分の思いなど打ち明けられない」と思うみのりでした。
そんな娘たちを見守るゆき子(伊東ゆかり)のところに、短大時代の同級生が訪ねてきます。
雑誌の編集長で独身の礼子(田島令子)。
フラワーアレンジメントの教室を開いた町子(立石凉子)。
離婚したばかりの春子(一谷伸江)。

夫の洋一(伊武雅刀)とはけん怠期、退屈な日々を送るゆき子は、「主婦業にとどまることにだってパワーがいるのよ」とイキまくものの、同級生たちのドキドキするような生活をうらやましく感じたのも事実。
その夜、「私も何か始めようかな」と、独り言のようにつぶやくゆき子でしたが、洋一の返事はありませんでした。
さて、大相撲関係の仕事を探すひらりですが、床山化粧まわしの職人もダメ。

相撲協会の事務員に空きはなし。
相撲雑誌の編集部ではからかわれるだけと、八方ふさがり。
そこへ、梅若部屋の後援会長、木原毒蝮三太夫)から、「お茶屋へ紹介しよう」という話。
当然、入場券や土産物を売る「相撲茶屋」かと思ったら、相撲協会出入りのお茶の店と知って、ガックリ。

「他人に頼っちゃいけない」と、反省するひらりの目に、「カ士・LLサイズ専門店・リーチ商会」という看板が飛び込みます。
一方、梅若部屋ではエディ(マーシー)が、行方不明に。

 

親方(伊東四朗)の前では、苦手なイワシも「おいしい、おいしい」と食べるエディでしたが、トイレに隠れてパンにケチャップをつけて食べているところを兄弟子に見つかってしまったのです。
久男(小林健)に秋田の実家から小包が届いたことも、エディのホームシックに拍車をかけたようでした。

第4週のあらすじ

エディ(マーシー)と、久男(小林健)の初土俵は、そろって白星。
うれしい幕開けとなりました。
同じ日、力士用LLサイズの店「リーチ商会」に初出勤したひらり(石田ひかり)にとっても、明るい未来が開けていたはずだったのですが……。

思わぬ障害!先輩のすみれ(阿知波悟美)が、口をきいてくれないのです。
それでも「せっかくつかんだ仕事。何があっても辞めないぞ」と、気を取り直すひらり。
店長の蛭田(三遊亭楽太郎)からも「いじめることが生きがいなんだ。しばらく生きがいになってやってくれ」と頼まれ、ひらりの人生にとって初めての、耐える日々が始まりました。

ゆき子(伊東ゆかり)にとっ待ちに待った刺しゅうの展覧会の日がやってきます。
ケバケバしいほどドレスアップして、朝から大張り切りのゆき子でしたが、家族の感想はアッサリ「きれいね」のひと言。
徹夜続きで仕上げた大作だっただけに、しらけたゆき子は刺しゅうをやめると言い出します。

「むなしかったり焦ったりするのは、女だけじゃない」と、言い返す洋一(伊武雅刀)ですが、ゆき子の心は満たされません。
竜太(渡辺いっけい)が藪沢家を訪れたのは、その夜のこと。
「刺しゅう展の案内状が郵便受けに入っていたのに、気づかなくて……」。
竜太に思いを寄せるみのり(鍵本景子)が、診療所の郵便受けに入れたのでした。

ところが、気持をストレートに表せないみのりは、町内全部に配ったのだと必死のゴマかし。
一方、竜太を嫌っていたはずのひらりは「少し好きになった」と、屈託のない態度。
恋にまったく自信のないみのりは、軽口をたたき合うふたりを見て、友人に「竜太のことはあきらめる」と宣言したものの……。

そのやさき、会社の創立記念パーティーに恋人を同伴する件で、同僚たちにからかわれたみのりは、つい「外科医の恋人がいる」と口走ってしまいます。
悩んだ末、思い切って竜太を誘おうと、診療所の前で待ち伏せするみのり。
その姿に気づかず、みのりの目の前で、ひらりを食事に誘ってしまう竜太でした。

第5週のあらすじ

これまですみれ(阿知波悟美)のイジメに耐えてきたひらり(石田ひかり)でしたが、「きょう限り、耐えませんから」と、ついに怒りバクハツ!
しかし、梅若親方(伊東四朗)に諭され、涙を流しながら、すみれに謝るひらりです。
それから、なんとなく打ち解けるすみれ。
ところが、ひょっこり現れた銀次(石倉三郎)のおせっかいのおかげで、再びひらりとすみれは冷戦状態に。
一方、みのり(鍵本景子)は竜太(渡辺いっけい)が会社のパーティーに来てくれることになってウキウキ。
が、パーティーに現れた竜太の後ろに、なんと、ひらりの姿があったのです。

第6週のあらすじ

いいヤツなのよ、あいつ。
正直でサ、一直線でサ、結構男っぽくてサ、それで思いやりあるの。
家を飛び出した洋一(伊武雅刀)は深夜に帰宅。
「君を嫌いじゃないことに気がついたよ」。
それはゆき子(伊東ゆかり)も同じこと。

お互い、いちばん好きだった相手なのに、長い結婚生活の中で、その感情は少しずつ〝嫌いじゃない”というものに変わりつつありました。
一方、ひらり(石田ひかり)竜太(渡辺いっけい)が急接近。
仕事で失敗したひらりが、名誉ばん回に、竜太から力士の体質についての講義を受けることに。
「毎日、昼休みに竜太先生のとこに通ってるの」と聞いて、ヤキモキするみのり(鍵本景子)。

しかし、やっぱり、竜太への思いを打ち明けることはできません。
名古屋場所が始まりました。
何かと反目しあう竜太と力士たちを仲よくさせるチャンスと、ひらりは竜太を連れて名古屋へ。
その朝、せっせとお弁当を作ったひらりでしたが、みのりはいろいろ難癖をつけて、持っていかせませんでした。

そんな自分を嫌と思いつつも、「あんなにきれいな手作りのお弁当を持っていかれたんじゃたまらない」という屈折した恋心、あなたにも覚えがありませんか?
名古屋から帰ってくるなり、「お姉ちゃん、私、竜太先生のこと好きになったみたい」と、ひらり。
ぶっきらぼうながらも、力士たちの体を気遣う竜太の男気にまいっちゃったみたいです。

 

オマケに、みのりの思いも知らずに「相談相手になってくれ」だなんて……。
同じころ、同窓生とバーへ行ったゆき子は、洋一と根本(綿引勝彦)にばったり。
根本と洋一は、かつてゆき子を争ったライバル。
根本とはしゃぐゆき子を見て、洋一は複雑な思いにかられます。
揺れる男女関係もあれば、新しい出会いも。

 

すみれ(阿知波悟美)と梅響(松田勝)が、いいムードなのです。
ところが「あのふたり、いい雰囲気だね」という竜太に対して、「梅響はいちばん大事なとき。女なんかけしかけないで」と、ひらりは反発して、またまたケンカ。
「竜太のこと嫌いになった….」というひらりですが…。
一方、両国で部屋を続けるため、数億円の金を作らなければならない梅若親方(伊東四朗)。
資金ぐりも苦しい様子で、部屋の行く末が心配です。

第7週のあらすじ

思いを打ち明けるため、会社を早退して竜太(渡辺いっけい)のところにやってきみのり(鍵本景子)。
ところがそこにひらり(石田ひかり)が登場。
お似合いの2人を前に、みのりは早くも失恋気分。

「恋は努力じゃどうにもならないけど、仕事はそうじゃない」と、転職を決意。
新しい会社の採用通知を受け取るものの、結局、ふんぎりがつかず、元の安全な、しかし退屈な日々に逆戻りするのでした。
恋は女を早退させるものなのでしょうか。

梅響(松田勝)の十両昇進がかかった番付発表の日、すみれ(阿知波悟美)が「リーチ商会」を早退。
娘のかぜが口実でしたが、本当は梅響の昇進祝いの切り絵を作るためという、けなげな女心だったのです。
周囲の応援もむなしく、昇進できなかった梅響を励ますために、ひらりは花火見物大会を企画。
隅田川に上がる花火を見ながら盛り上がっているところへ、小三郎(島田正吾)が倒れたという知らせが!
大事には至らなかったものの、小三郎は竜太から酒かタバコをやめるよう言われます。

しかし、「好きなものをやめてまで長生きしようとは思わない」とキッパリ。
そんな頑固な小三郎も「おじいちゃんが死んでもだれも悲しまない。でも、つまらながるの。ホントにいい長生きは、みんなを楽しませて、自分も楽しむことでしょ」と言うひらりの言葉で、タバコと決別するのでした。
小三郎の容体も安心ということで、洋一(伊武雅刀)とゆき子(伊東ゆかり)は、根本(綿引勝彦)のラグビーを応援に行くことに。

 

ところが当日の朝、ケンカしてしまい、ゆき子はひとりで出かけてしまいます。
そして、金策がつかず栃木の黒磯に土地を見に行くという梅若親方(伊東四朗)と、今の場所に残る方法を考えようという明子(池内淳子)の意見が衝突。
ある朝、驚いたことに、すみれが朝げいこにやってきました。

 

仲よくなれるチャンスと思ったひらりですが、お店では相変わらずのダンマリ。
「すみれさんて、素直じゃない」と言うひらりに返ってきた言葉は、「ほんと、アンタは素直よ。その素直さがムカつくの」というものでした。

第8週のあらすじ

同期のエリート医師に飲みに誘われた竜太(渡辺いっけい)。
大学病院のエリートコースから取り残された焦りから落ち込むだろうと、慰めに行ったひらり(石田ひかり)ですが、逆に酔いつぶれてしまい、竜太に家まで送ってもらうハメに。

一方、みのり(鍵本景子)は、慰めてチャンスを作るのは、弱みにつけ込むようで下品だと行動を起こさなかったのです。
が、竜太の腕に抱かれるひらりを見て、人知れずけっ飛ばしてしまうのでした。
ある夜、バーで、ゆき子(伊東ゆかり)が偶然、根本(綿引勝彦)と再会したから、さあ大変。

ロマンチックなムードでグラスを傾け、セーターまでプレゼントされ、ルンルン気分で帰宅。
そして洋一(伊武雅刀)には遅くなった理由を、ショッピングだと偽ってしまいます。
ゆき子にしてみれば、「どうせ2度とないことだから、小さな秘密を楽しみたい」というたわいない気持ちだったのですが、数日後、洋一はそのウソを知ることに…。

「好きになったみたい」「だれを?」「銀次さん」。
金太郎(花沢徳衛)から木遣りを習う、みのりらOL3人組。
けいこしているところへ、ケンカして血だらけで帰ってきた銀次(石倉三郎)に、芳美(吉宮君子)がほれ込んでしまいます。
「私はみのりみたいにモタモタしないわよ」。

早速お見舞いに行ったり、キャベツを差し入れしたりと、行動に出る芳美ですが、当の銀次は明子(池内淳子)への思いでいっぱいで……。
そんなある日、みのりに、秋田画廊をやってみないかという話が。
「やる!」。
ひらりをうらやましがってジトジトしてるより前向きと、即、秋田へ下見に行ったみのり。

ところが、「やっぱり東京がいい」。
予定より早く帰ってくる始末。
そりゃあ、東京には竜太がいるんだから、未練が残って当然です。
そんなみのりの気持を見抜い明子は、ゆき子と相談して、みのりと竜太のお見合いを設その日はなんと、何も知らないひらりが、里帰りを許された寒風山(小林健)と、秋田へ行く日でした。

第9週のあらすじ

ひらり(石田ひかり)が秋田に行ってる間に、みのり(鍵本景子)竜太(渡辺いっけい)とお見合い!?
なんとか結婚したいというみのりの必死の工作でした。
ところが、仲人役の明子(池内淳子)秋田へ行ってしまい、ひとりで現れたみのりを見て、竜太はこのお見合いを冗談と勘違い・・・・・・。
一方、銀次(石倉三郎)にほれた芳美(吉宮君子)は、周囲のおぜん立てでデートにこぎ着けますが、明子一筋の銀次は心ここにあらず….
けいこ中、足首を痛めた梅響(松田勝)は、竜太から「9月場所の前日まで一切けいこ禁止」と言われ、もどかしさでピリピリした日々を送ります。

第10週のあらすじ

梅響(松田勝)から「母のようだ」と言われ、落ち込むすみれ(阿知波悟美)を慰めるひらり(石田ひかり)。
「あんた、いい子ぶりっこだと思って大嫌いだったんだけど、単なるおせっかいなのね」。
ようやく、ふたりの間にも打ち解けムードが漂い始めたようです。

ところが、娘の人間関係と両親の夫婦関係は反比例。
ゆき子(伊東ゆかり)と根本(綿引勝彦)が会っているところを目撃してしまった洋一(伊武雅刀)の怒りが、ついにバクハツ。
この日から口をきかなくなった両親に閉口したひらりは、洋一の誕生パーティーを提案。

が、結果は失敗。
そんな夫婦の危機を救ったのは、小三郎(島田正吾)入院騒ぎでした。
看病や質屋のことを話し合いながら、ゆき子の体を気づかう洋一に、ホッとするひらりでした。
牛嶋神社の大祭がやって来ました。

神輿を担いで肩を壊されては大変と力士の参加を許さなかった梅若親方(伊東四朗)も、「この町の思い出に」と、ついにOK。
親方は、梅若部屋の地方移転を決心していたのです。
祭りの打ち上げ。
浴衣姿にエプロンがけで張り切るひらり。

そこへ、予定変更、来られないはずの竜太(渡辺いっけい)が登場。
いい雰囲気の2人を目の当たりにしたみのり(鍵本景子)。

「アンタってずるい子ね。最初っか竜太先生が来るって知ってたんでしょ。浴衣とエプロンで迫るんだから」
「何でお姉ちゃんが怒るの?竜太先生のこと好きなの?」
「好きよッ。最初っから好きよッ。あんたなんかよりずっと好きよッ!」。
みのりの爆弾宣言は、どんな波紋を広るのでしょうか?

第11週のあらすじ

ひたすら隠してきた竜太(渡辺いっけい)への思いとうとう口にしてしまったみのり(鍵本景子)。
竜太を好きなのはひらり(石田ひかり)だって、同じこと。
激しい言い争いの末、「私、竜太先生やめるから、ひらり頑張って」と、身を引くようなそぶりを見せるみのりでした。

長い間耐え忍んできたぶん、そんなにヤワな恋心じゃなさそうですが……。
梅若部屋にもあらしが吹き荒れていました。
なんと、明子(池内淳子)家出したのです。
実家の料亭、嵐月を売りに出していたことが梅若親方(伊東四郎)にバレたことが原因。

代理のおかみさん業を引き受けることになっひらりは、梅若部屋に住み込むことになりました。
あらしは洋一(伊武雅刀)とゆき子(伊東ゆかり)の間にも。
ささいなことから口論になり、「きょうからオヤジの部屋で寝る」と、洋一。
『入居者募集』の垂れ幕が下がったマンションに、ふらふらとゆき子が入っていったのは、その翌日のこと。

家族に邪魔されない空間を求めて、ないしょでワンルームマンションを借りたゆき子でした。
さて、みのりの「私、身を引く」宣言以来、表面上は仲のよを装っていたひらりとみのりでしたが・・・・・。
ひらりが竜太に、みのりの結婚相手になる友人を紹介してほしいと持ちかけたこで、姉のプライド丸つぶれ。
「どこまで恥かかせんのよ!」。
ひらりのほおにみのりの一撃が飛びました。

一方、痛めた足首が完治しないまま、九月場所をあすに控え梅(松田勝)。
竜太が止めるのも聞かず、出場するの一点張り。
様子を見ようと梅若親方が、寒風山(小林健)と一番とらせると、簡単に土俵を割ってしまい……。
思わず竜太に抱きついて泣くひらり!
みのりのしっとに燃える視線にも気づかずに……

 

その夜。
友人の家に泊まると言い残し、出かけたみのり。
もちろん、ウソ。
行き先は両国診療所。
「今夜から、竜太先生といっしょに暮らさせてください。ずっと好きでした」。
ついに出た!バクダン宣言!!

第12週のあらすじ

「今夜から竜太先生といっしょに暮らさせてください」。
荷物をまとめて、突然、両国診療所に押しかけたみのり(鍵本景子)。
その夜は、竜太(渡辺いっけい)の説得で、いったん帰るものの……。
梅若部屋では親方(伊東四朗)が「黒磯にいい土地を見つけた。

場所後に契約する」と言い出し、明子(池内淳子)を焦らせます。
「嵐月」が売れるまで、なんとか時間をかせがなければ、と思う明子でした。
なんだか、このところ寒風山(小林健)の様子がおかしいのです。

椰子の海(マーシー)に差をつけられたことや、高校横綱のプレッシャーに押しつぶされそうになっていたのでした。
寒風山を救ったのは竜太のひと言。
竜太の男らしい、包容力のある言葉を聞きながら、ますます竜太にほれ込むひらり(石田ひかり)ですが・・・・・・。
ついに、勝負に出たみのり。

家族には会社の研修旅行と偽り、再び竜太のいる両国診療所へ押しかけたのです。
「僕はアパートに帰る。君を連れて行く気はない」
「なら私、ここに泊まります」。
両診療所に泊まりこみ、そこから出勤するみのりでした。

娘の暴挙はつゆ知らず、ゆき子(伊東ゆかり)は好みのインテリアで飾ったマンションで、極楽気分を味わう日々。
洋一(伊武雅刀)は、銀行の返済がコゲつき、頭を抱えているというのに……。
ひらりは、ふとしたことから、みのりの研修旅行がウソだと知ります。
が、竜太とのことで、自分と顔を合わせたくないため、ホテルにでも泊まっているのだろうと、楽天的なことを考えていました。

そんなある日、梅若部屋の梅錦(小和田貢平)が盲腸に。
ひらりたちが両国診療所に担ぎ込むと、なんと、ベッドにみのりが寝ているではありませんか!その夜、ひらりたちに付き添われて帰宅しみのりは、自分の行動を正直に告白。
竜太をあきらめ、家を出る決心をするのでした。
一方、あそこまで竜太を思っていたみのりの気持がけなげだと、金太郎(花沢徳衛)や銀次(石倉三郎)と、力士たちの間では「みのりと竜太を結婚させる会」が発足していました。

第13週のあらすじ

幸福の女神は、みのり(鍵本景子)に微笑んだ!
診療所への押しかけ事件をきっかけに、竜太(渡辺いっけい)から交際を申し込まれたのだ。
大ショックのひらり。
だけど、このふたり、本当にお似合いなのかなあ?デートしても、いまいち盛り上がらないのです。

第14週のあらすじ

とうとう「嵐月」が売れました。
しかし、梅若(伊東四朗)は「その金には手を付けん!」の一点張り。
「必ず横綱育てて、金は耳をそろえて返すって何で言えないのよ。自信のない男、大っ嫌い」。
明子(池内淳子)の言葉にグサッときた親方は、家を飛び出してしまいます。
一方、誕生日の花束をきっかけに、密会を重ねるゆき子(伊東ゆかり)と根本(綿引勝彦)。
洋一(伊武雅刀)は、銀行でコゲつきが回収できず、頭を抱えているというのに……。

第15週のあらすじ

「礼を言います」。
嵐月を売って、梅若部屋の危機を救ったことで、梅若親方(伊東四朗)から頭を下げられた明子(池内淳子)はショックを受けますが、先代未亡人のことばが、夫婦のしこりを取り除いてくれました。
「戦後、強い子を育てるためならって、化粧まわしまでおイモに化けた」。

弟子を強くするためなら何でもやったという先代。
親方は「嵐月を手放して、オレも横綱を作る」と、腹の底から決意するのでした。
そしてまずオレがお前から独立しなき」と、寒風山(小林健)を付き人にこれまで“親方が趣味〟で生きてきた明子は、どうやって夫離れするのでしょうか。

「リーチ商会の仕事に不満があるわけじゃないけど、もっと力士たちに直接かかわった仕事がしたい」そんな思いが芽生えたひらり(石田ひかり)は、竜太(渡辺いっけい)の勧めで栄養士の資格を取ることを決意。
そして、梅若部屋専属の栄エ、兼マネージャーに、という話も。

夢を追いかけるひらりに、未来が開けてきたようです。
もともと半年間の約束で両国診療所に赴任してきた竜太のもとに、今月いっぱいで大学病院に戻るよう連絡が入ります。
泣きながらも、竜太の将来を考えて「私、止めない」と、ひらり。

だけど、せっかくつきあい始めたみのり(鍵本景子)の立場じゃあ、そうはいかない。
将来の約束もしないまま離ればなれになることに不安なみのりは「心残りがなくなるまで、いたほうがいい」と、止めるのでした。
そんなある日、診療所から阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」の歌声が。
竜太の後任予定の医師・小林(橋本潤)でした。

偵察に行った金太郎(花沢徳衛)、銀次(石倉三郎)、ひらりは、小林の「でっせまっせ」攻撃にやられっぱなし。
銀次など、町を出ると言いだす始末。
「どうせいなくなる人だから言っちゃう。私、竜太先生が好きだった」と、竜太に抱きついたひらり。
しかし、両国の町、そこに住む人々、力士たちへの愛着を捨てが竜太は、あと半年、診療所に残ることを決意していたのでした。

第16週のあらすじ

「ずっと好きだった」。
ひらり(石田ひかり)は、ついに竜太(渡辺いっけい)に愛の告白。
ところが竜太は「みのりちゃんが好きなんだ」。
みごとにフラれちゃいました。

しかし、これで恋のスクランブルに決定打が放たれたわけではありません。
「なぁ、オレと結婚せえへん?」。
みのり(鍵本景子)は、竜太の同僚・小林(橋本潤)から、突然プロポーズされてしまったのです!好きなのは竜太だけど、小林も捨て難い。

みのりの胸の振り子は、大きく揺れ始めるのでした。
一方、洋一(伊武雅刀)の銀行では、大口投資をした会社が倒産。
資料に目を通していた洋一は、ゆき子(伊東ゆかり)が6万円も貯金を下ろしていたことを知ります。
「何に使った」と問いただす洋一。

「夫婦がもう一度うまくいくために、きれいになるところから始めようと思エステティック・サロンに入会したの」。
スラスラとウソを並べる自分を恐ろしいと思いながらも、マンションを手放したくないゆき子でした。
九州場所が終わり、梅若部屋から、待望の十両が誕生しました。
なんと、新十両は、幕下優勝を果たした梅ノ川(板川光)。

梅響(松勝)は先を越されてしまいます。
梅若親方(伊東四朗)は「弟弟子の世話をして、弟弟子から小遣いをもらう。
その悔しさを味わってくれ」と、梅響を梅ノ川の付き人にするのでした。
「正式に異動が決まった。本店部長部の第一部長だ」。
部長部とは、部下が1人もいない、部長ばかりの窓際セクション。

30億円のコゲつきを作った洋一は、支店長責任を問われて左遷されたのでした。
ところが、本店と聞いたゆき子は、栄転と勘違い。
「お祝いの花でも買ってくるから」と言い残し、根本(綿引勝彦)との密会に出かけるのでした。
マンションを借りたことを根本に打ち明けたゆき子。
「来ない?」「行く」。
約束の日。
秘密のマンションで、ゆき子がいそいそとテーブルセッティングをしているところへやって来たのは、根本ではなく、明子(池内淳子)でした。

第17週のあらすじ

梅若親方(伊東四朗)は正式に、ひらり(石田ひかり)を梅若部屋専属の栄養士にすると発表しました。
ただし、栄養士の資格が取れるまでは、あくまで見習い。
資格が取れなかったら、即クビという厳しい条件付き。

平成5年の幕開けとともに、働きながら受験勉強という、ひらりのてんてこ舞いの日々がスタートです。
竜太(渡辺いっけい)とつきあいながらも、小林(橋本潤)に迫られて悪い気のしないみのり(鍵本景子)。
竜太にセーターを編みながら、「もしかした小林先生にあげるかもしれない」と、とんでもないことを言いだしました。

好きなのは竜太だけど、イザというときのために、小林もつないでおきたい。
これが、結婚を焦るOLの、素直な心なのだそうです。
みのりと会うたびに、「結婚しよう」とあいさつのように言う小林が、まじめに、本気に、真剣に、正式に、プロポーズしました。

決断の前に、竜太の気持を確かめようと、両国診療所訪れたみのりですが・・・・・・。
「竜太先生、もうおつきあいはやめましょう」。
居合わせたひらりと楽しそうに笑っている竜太を見て、発作的に、そして一方的に別れを告げるのでした。
その夜。
「竜太先生とは二度と会わない。六甲おろしと結婚する」。

ほとんどヤケ状態で、ひらりに小林との結婚を宣言しみのり。
そして翌日、金太郎宅に報告に行くと、当の小林がやって来ます。
みのりとうまくいくための相談にやって来たという小林に、「アンタと結婚したいって、みのりは今、ハッキ言ったところです」と、金太郎(花沢徳衛)。

そのことばに、フニャフニャになって喜ぶ小林見かねた銀次(石倉三郎)が、「竜太先生に振られて、しょうがねえからアンタとするんだっ「よ」と真実をぶちまけても、「心の中の竜太ごと来てくれたよろし」。
あくまでも心の広小林でした。
そんな小林の姿を見たみのりは、「いい人過ぎる。まだ竜太先生が好きだもん。あんないい人のとこ行けないわよ」。
切ないOLの心は、再びさまよい始めるのでした。

第18週のあらすじ

2月3日は梅若部屋で楽しい豆まきみのりにピッタリの小林をさかんにはやす竜太。
みのりを忘れようと無理してない?その夜、竜太は悪酔いして、ひらりのひざ枕でグッスリ。
いったい竜太の本心は?

ついに小林のプロポーズにみのりがOK。
その夜、みのりは最後の未練を断ち切るためと、竜太にハッキリと結婚決定を告げるのです。
ところが、みのりのことばに動揺した竜太彼女の後を追って、藪沢家へ突入。
しかし、ドッヒャー!藪沢家では両親に結婚を報告するみのりと小林の姿が……。
みのり力任せのつり出して、ひらりを土俵の外へポイッ。

三月場所を控えたある夜のこと。
「梅響は今場所休場だ」「そんな、かわいそすぎる」。
ひらりは竜太の胸に泣き崩れました。
これで2人の仲は一気に進展!?
一方、この現場をみのりが見ていたから、さあ大変!小林との結婚話はドンドン進展中なのに、竜太への思いを断ち切れないみのりは、もうヤケ気味。
「私、今夜はどこかに泊まる」と、小林とホテルへGO!!!
ひらりの華麗な上手投げが決まり、この一番文句なし。

「私と竜太先生は、恋人でないけど友達以上。これで決まりッ」。
栄養士専門学校の受験を前に、梅若部屋で竜太と深夜まで勉強するひらり。
このチャンスを生かさない手はない!みのりのヒヤヒヤをよそに、しっかり竜太に迫っちゃうのです。
セコい手ながら、こまたすくいてひらりに軍配が上がりました。

ひらりと竜太。
うまくいくと思ったのに、いきなりみのりのうっちゃり逆襲。
小林とすでに”大人の関係”のはずなのに、どうして竜太と抱き合ってるの?詳しくはテレビを見てのお楽しみ。
乙女心は複雑とだけ言っておきましょう。

左遷され、暇を持て余した洋一(伊武雅刀)は、小学生のこ好きだった模型を買って帰りました。
しかし、背中を丸めて、模型に取り組む洋一の後ろ姿には、男の哀愁がたっぷり。
見かねた小三郎(島田正吾)は、「店、ただもう。土地も屋敷もお前の好きにして、何か始めたらどうだ」と、切り出します。
結婚宣言したものの、どっちつかずで揺れていたみのり(鍵本景子)に、小林(橋本潤)がダメ押しのプロポーズ。
「これで最後にしますさかい、もういっぺんだけ言わせてください」
「承知しました」。
どこかで聞いたことのあるような返事をするみのりでした。

第19週のあらすじ

「さよなら。小林先生と結婚します」。
みのり(鍵本景子)から一方的に別れを告げられ、はじかれたように後を追った竜太(渡辺いっけい)ですが、すべてはあとの祭り。
みのりは両親の前で、正式に小林(橋本潤)のプロポーズを受けたところでした。

梅若部屋の栄養士見習いとし張り切るひらり(石かり)が提案した定期検診で、梅響(松田勝)に故障が見つかりました。
心配するひらりと竜太が相談しているところへ、みのりと小林が現れます。
竜太を意識して、小林からもらった婚約指輪そっと外してポケットに隠すみのり。
それを見て「お姉ちゃんは、まだ竜太先生のこと、好きなんだ」と、直感するひらり。

正式にプロポーズを受け入れた後で、こんなのアリでしょうか?
手探りの結果か、単なる思いつきか、ゆき子(伊東ゆかり)が自分史を自費出版すると言いだしました。
だけど、どうも地に足が着いてない様子。

そんなゆき子に、「正式に質屋の7代目を継いでくれんか」と、小三郎(島田正吾)ゆき子の質屋修業の日々が始まりました。
金太郎(花沢徳衛)の留守の寝込みを襲いに行った芳美(吉宮君子)。
しかし、銀ちゃんは据え膳に手を出さなかった!男の操を守り抜いたのです。

それでも、ますます銀次にほれ込んだという芳美の話を聞いて、みのりは小林への態度を反省。
「小林先生と会ってるときは、この人いいなぁって思うの。だけど、竜太先生見ちゃうとダメなのよ。でも、私、もう絶対に揺れたりしない」
トレーニング中に突然倒れ梅三月場所は休場しなければなりません。

「十両……一場所もとらないで落ちちゃうの?かわいそうすぎるよ」。
竜太の胸に倒れ込んで号泣するひらり。
その衝撃的瞬間を目撃したみのりは、頭がパニックに!「私、今夜小林先生とどこかに「泊まる」
乙女の決心ではなく、竜太に未練を残す自暴自棄からの発作的なことばでした。
でも、ホントにいいの、みのりちゃん?

第20週のあらすじ

「やっぱりダメ」
小林(橋本潤)とホテルに行ったものの、フロントで逃げ出したみのり(鍵本景子)。
だけど、そこはほら、姉の見栄ってヤツですか。
ひらり(石田ひかり)には、ホテルに泊まったとウソをつくみのりでした。
一方、小林は、謝るみのりに「気にせんでええって。結婚まではダメって、えらい新鮮なことばやった。この人は信じられる思った」。
ここまでくると、オメデタイを通り越して、かわいそうだと思いません?
みのりは、こんな小林を、心の底から大きな人だと思ったのもつかのま、ひらりの受験が迫り、夜竜太(渡辺いっけい)と勉強すると聞いてギョツ。
“まちがい”が起こらないように銀次(石倉三郎)を見張り役に送り込みます。
ところが、銀ちゃんは、一升瓶を抱え込んでグーグー。
このチャンスにひらりは竜太に急接近!?
「私とつきあって」と迫っちゃうのです。
自分の留守に芳美(吉宮君子)が泊まったと聞いて、早合点した金太郎(花沢徳衛)。
銀次の思いなど無視。
芳美を呼び出し、式の日取りをとっとと決めてしまいますが……。
そんなある日、みのりがひらり竜太に夜食を届けに行きました。
竜太とふたりっきりになったすきに揺れる心を打ち明けるみのり。
そして「ひらりとは結婚しないほうがいい」とまで言いだす身勝手ぷり。
それを立ち聞きしたひらりは、「なんで私のこと邪魔するの?自分が幸せなんだからいいじゃない」と怒り爆発。
そうだそうだ。
いいかげんにしろ、みのり!
あんたは小林と結婚するんでしょ!
そうなんです。
仲人は梅若夫婦(伊東四朗・池内淳子)に決まり、翌日、みのりは両親と小林の実家へあいさつに。
ここまでくればドンデン返しはないと思うでしょ。
ところが、今度は小林の反乱。
新居を決めるのに、いまいち態度のはっきりしないみのりに、「安藤のこと、まだ好きなんやろ。わかった。やめよ。結婚の話は白紙に戻そ。そのほうがアンタのためや」。
みのりの目の前で、マンションの契約書を破り捨てる小林でした。

第21週のあらすじ

林(橋本潤)から「結婚は白紙に戻そう」と言われ、帰宅したみのり(鍵本景子)は、家族に何を聞かれても泣くばかり。
しかし、ショックを受けた心の片隅では、竜太(渡辺いっけい)ヘの思いを引きずり、どこかでホッとしてもいました。

そんな微妙な女心は露ほども知らない小林は、洋一(伊武雅刀)を呼び出し、「つい、カッとして白紙に戻そうなんて言うてしまいました。そんな気持は毛頭ありません」。
みのりとの仲を取り持ってくれと頼み込みます。
しかし、「会えば傷つけるだけだから」と、みのり。
「ようわかった。もう結婚迫ったりはせん。そやけど、オレはいつでも結婚する気や」。
ウーン、みのりちゃんの気持もわかるし、いちずな小林先生には幸せになってほしいし……。

一方、ひらり(石田ひかり)は、白紙の件は絶対、竜太に知られてはならないと思っていました。
なぜって、竜太に思いを寄せるひらりにとって、みのりが片づくことは絶好のチャンスだったのですが、運命の女神は、そんなに甘いもんじゃない。

ひらりは、ひそかにみのりと小林のデートを計略。
竜太の知らないうちに、2人を復縁させちゃえ、というのがねらいでした。
ところが、待ち合わせ場所に向かうみのりは両国診療所の前で、竜太とバッタリ。
小林との仲を竜太から聞かれ、正直に打ち明けるみのり。
「それならオレとつきあえるか」と、みのりを抱き締める竜太!
ちょっとちょっと、竜太先生、あんまりじゃない?
ひらりが「お姉ちゃんも竜太先生も、小林先生のことうまく利用して、また2人でくっついただけじゃない。
最低ッ」と、バクハツするのも当然。
そして、かわいそうな小林は、ひとりどじょう屋で待ちぼうけです。
質屋の仕事を覚えながら、自分史も書き、充実した日々を送るゆき子(伊東ゆかり)は、出版の打ち合わせを最後に、秘密のマンションを引き払う決意をしました。
打ち合わせの当日。
編集者を待っていたゆき子がドアを開けると、そこに立っていたのは、なんと洋一でした!

第22週のあらすじ

ちょっとちょっと、聞いてよォ。
竜太先生(渡辺いけい)に抱き締められちゃった!
だけど、小林先生(橋本潤)とのこともあるし、やっぱり2人とは別れなきゃ……て、頭ではわかってるのに、心がいうことを聞いてくれないんだもん。
私がこんなだから、
太先生と小林先生は殴り合いのケンカになっちゃうし、もぉ、いったいどうしたらいいの!?
そのうえ、お母さん(伊東ゆかり)の秘密のマンションがお父さん(伊武雅刀)にバレちゃって、家もゴタゴタ。
いい年し別居するなんて言い出すし、まったく、2人とも何考えてんだろう。
そのせいで、ひらり(石田ひかり)は栄養学校の受験に失敗しちゃうんだよ。
竜太先生が太鼓判押した滑り止めだったのに。
神様、本命のほうが難しいことはわかってます。
でも、何とかしてあげて!でないと、ひらり、梅若部屋をクビになっちゃう!
悪いことって、続くものなんですね。
金太郎おじいちゃん(花沢徳衛)が足場から転落して、意識不明の重体に。
でも、診察してくれた小林先生の様子、何かヘンなのよねェ……?

第23週のあらすじ

やったネ!
超難関といわれていた本命の栄養学校に、ひらり(石田ひかり)が合格しました。
が、ひらりが舞い上がれば、みのり(鍵本景子)が落ち込む反比例姉妹。
「いいね、ひらりは夢があって」
「結婚が夢なんじゃなかったの?」
「わからないの。私、何をやりたいんだか、わからないのよ」。
これじゃあ、みのりじゃなくて、ふらり”です。

銀次(石倉三郎)と芳美(吉宮君子)を結婚させるため、明子(池内淳子)が立ち上がりました。
芳美に見合いを勧め、銀次の気持に火を付けようという作戦です。

「いい?銀ちゃん」
「見合いしてください」
銀次のことばに、「これまでですね・・・」と、飛び出し芳美。
これを追わなきゃ男じゃない。
男・銀次のプロポーズのことばは、「うるせえッ、ツベコべ言うとたたっ切るぞ」。
やれやれ。
みのりのおじさんだけあって、世話の焼ける男です。

「きょう、ここを出ますから」というゆき子(伊東ゆかり)に待ったをかけたのは、洋一(伊武雅刀)ではなく、小三郎(島田正吾)でした。
「最後は2人で決めるしかないが、ちょっと僕に時間を稼がせてくれ」
夫婦を元のサヤに収めるため、小三郎は1年間のロンドン行きを決意しますが…
竜太(渡辺いっけい)と小林(橋本潤)をさんざん振り回し、自分もドツボにはまってしまったみのりは、2人に別れを告げました。
「竜太先生、大好きでした。でも、あなたの愛し方は、私みたいな弱虫にはついていけません。小林先生、初めてあなたのことほんとうに好きだってわかりました。だけど私、隠してたことがあります」。
竜太との過去を打ち明けられた小林は、ショック!
ドヨヨ~ンとすっかり落ち込んでしまいました。

しかし、2人と別れたと聞いて黙っているひらりじゃあない。

「せっかく自分の気持に気がついたのに、このままでいいの?」
ひらりに勇気づけられ、小林のもとへ向かったみのり。

「私のこと、お嫁さんにしてください」
「イヤや!」
えー、もう手遅れなの!?

第24週のあらすじ

皆さまにはたいへん長い間ヤキモキしていただきましたが、みのり(鍵本景子)の恋は、長い長い道草を食って、やっとゴールインしました。
みのりがハマったドツボの出口に立っていたのは、小林(橋本潤)!
しかし、前科があるだけに、この結婚をだれも信用してくれません。
突然、小三郎(島田正吾)が1年間ロンドンに行くと言いだしました。
「店はゆき子さんに任せる」。
これで、洋一(伊武雅刀)とゆき子(伊東ゆかり)は元のサヤに収まると踏んでい小三郎のモクロミもむなしく、別居話を切り出すゆき子。
そして、それを止めようとはしない洋一でした。

大阪場所。
寒風山(小林健)
は序二段で、椰子の海(マーシ1)は三段目でダブル優勝を果たしました。
喜びに沸く梅若部屋でしたが、一方で、とんでもない事件が。
祝賀パーティーの買い出しに行った梅響(松田勝)が、自転車ごと転倒!左足首のじん帯を切ってしまいました。
相撲界入りして10年。
十両を夢みて、人一倍けいこに励んできた男が、その夢を果たしたとたん、大銀杏を結って土俵に上がることなく、力士生命を絶たれてしまったのです。
ことばを詰まらせながら「マゲを切れ」と、言い渡す梅若親方(伊東四朗)。
ポタポタと涙を落とす以外、なすすべのない梅響でした。

廃業と聞いて、すみれ(阿知波悟美)はパッタリと梅響の見舞いに来なくなりました。
おせっかいながらも、ひらり(石田ひかり)はすみれを呼び出しますが…。
「有名力士になんかならなくてよかった。ただ、最低限の経済力がないと暮らせないもの。子どもを抱えて、家賃払って暮らすだけで精いっぱいなの、私。彼のことまで抱えきれないのよ」
神様は、この上、梅響から恋まで奪ってしまうのでしょうか……。

不幸続きの梅響を少しでも元気づけるため、「土俵にこそ上がれなかったけど、一度は十両張った力士。けいこ土俵の上断髪式をやるという、花道を用意してあげることはできませんでしょうか」
親方に頭を下げるひらりでした。

第25週のあらすじ

別居から数日後。
洋一(伊武雅刀)は、家事一切、何もできずにお手上げ状態でした。
一方、ゆき子(伊東ゆかり)は生活の苦しさに、電卓をたたく日々。

キッカケさえあれば、と考えひらり(石田ひかり)は、みのり(鍵本景子)のウエディングドレスの仮縫いのに2人を誘い、鉢合わせさせます。
花嫁衣装+「長い間お世話になりました」の決まり文句。
この設定にグッとこない親はいないでしょう。

25年の歳月は、愛やトキメキとは違った種類のを育てていたのだと気づかされ……。
その夜、洋一がゆき子のマンションを訪れ、翌朝5人そろった藪沢家は、何事もなかったかのような迎えるのでした。

梅(松田勝)は、後援会長の経営する衣料問屋に就職が決まりました。
そして明子(池内淳子)が提案するチャンコ屋のオープンに向けて、夜は調理師学校に通うことも決まり、すみ(阿知波美)と手を携えて新しい人生のスタートです。
シェークスピアの研究のため、小三郎(島田正吾)がロンドンへ旅立つ日。
金太郎(花沢徳衛)の姿が見えません。
別れはつらいからと、牛嶋へお参りにいったのです。
小三郎がいなくなり、しばらく元気のなかった金太郎が、一念発起。
シェークスピアに対抗、「東西文化の特色と融合を研究する」などと言い置いて、有馬温泉につかりに行っちゃいました。

大学病院に戻る日も近いというのに、竜太(渡辺いっけい)はひらりにつれない態度。
もう両国5丁目のことなんか頭にないんだ、と怒りまくるひらりですが……
街を去る前日、竜太がひらりに渡したのは、何日も徹夜して作った梅若部屋全力士の勝敗や体に関するデータでした。
「同じものをオレも持ってる」両国を離れても、梅若部屋のホームドクターになるというのはウソじゃなかったのです!
梅若部屋には、新弟子に兄弟子がわざと負けてやる春が、またやって来ました。
新弟子の浴衣を縫う明子に「ありがとう」と、親方親方(伊東四朗)。
これも去年と同じです。

両国の街を去っていく竜太に、ひらりは叫びました。
「お嫁にいくからねー?」
「ああーッ。5年たっていい女になってたら、もらってやるからなー。」
ひらり20歳の春でした。

 

 

朝ドラ「ひらり」のキャスト一覧

こちらは、朝ドラ「ひらり」のキャスト一覧です。

名前をクリックすると、キャスト情報へ移動します。

朝ドラ「ひらり」のキャスト(出演者)一覧
出演者モデル関係・役柄
藪沢家
藪沢小三郎島田正吾
藪沢洋一伊武雅刀
藪沢ゆき子伊東ゆかり
藪沢みのり鍵本景子
藪沢ひらり石田ひかり
梅若部屋
梅若虎男伊東四朗
明子池内淳子
加賀谷久小林健
緑風立五郎出羽錦忠雄
小沢太郎若ノ海正照
その他
深川金太郎花沢徳衛
深川銀次石倉三郎
加賀谷みつ子奈美悦子
安藤竜太渡辺いっけい

藪沢小三郎(島田正吾)

質屋「やぶさわ」の5代目。
大学の英文科を卒業したインテリでもある。
大相撲好きで、ひらりの良き相談相手。

藪沢洋一(伊武雅刀)

ひらりの父。
家業の質屋を継がず、現在は都市銀行の横浜支店長。
家庭の中では居場所がない、孤独な父親。

藪沢ゆき子(7歳)(伊東ゆかり)

ひらりの母親で、金太郎の娘。
大恋愛の末に結婚した夫との仲は、とうに冷め、平穏な日々に物足りなさを感じる。

藪沢みのり(鍵本景子)

ひらりの姉。大手商社のOL。しっかり者に見えるが、恋は苦手。かわいくて素直な妹にコンプレックスを持っている。

藪沢ひらり(石田ひかり)

明るい現代っ子。
大相撲が大好き。
簿記学校に通っていたが、大相撲に関係する仕事がしたいと退学してしまう。

明子(池内淳子〕

梅若部屋のおかみ。
柳橋の料亭「嵐「月」の娘。
梅若親方にぞっこんほれて結婚した年上女房。
町内のマドンナ。

梅若虎男(伊東四朗)

梅若部屋の親方。
温和な人柄だが、相道の厳しさやしきたりにこだわる古風な一面を持つ。
ひらりの人生の師。

加賀谷久男(小林健)

ひらりのいとこ。
秋田の造り酒屋の次男坊。
全国制覇を成し遂げた高校横綱で、梅若部屋に入門。
しこ名は寒風山。

緑風立五郎(出羽錦忠雄)

8つの相撲部屋から成る[緑風一門]の頂点に立つ親方。
梅若部屋も一門の一つ。
経営手腕にたけ、現在、審判部長。

小沢太郎(若ノ海正照)

梅若部屋のコーチ。
現役時代のしこ名は白梅山。
若い力士たちを指導し、関取を出そうと梅若親方と力を合わせる。

深川金太郎(花沢徳衛)

伝統ある町鳶の鳶頭。
生っ粋の江戸っ子で、人生観も価値観も違う小三郎とは良きライバル。
銀次と2人暮らし。

深川銀次(石倉三郎)

ゆき子の弟。
父親を尊敬し、鳶職を継ぐ。曲がったことが大嫌いな頑固者。
明子にあこがれて、結婚する気がない。

加賀谷みつ子(奈美悦子)

久男の母親。
ゆき子の妹。
秋田の造り酒屋の後妻。優秀な先妻の子どもと比べられるかばい、溺愛する。

安藤竜太(渡辺いっけい)

両国診療所の医師。
ぶっきらぼうで、ひらりたちと衝突するが、根は好青年。
みのり・ひらりから思いを寄せられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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