こちらでは、朝ドラ「エール」11週目第53話のあらすじのネタバレや、エールと実話の比較、感想をまとめています。
エールの第52話「裕一の凱旋祝い」では、福島に帰省した古山家族は、完成披露会に出席し、実家に戻ります。両親に迎えられ、昔の仲間を呼んで、大宴会を開くストーリーでした。
エールの第53話「三郎の余命」では、三郎の様子がおかしく心配していると胃潰瘍ではなく胃がんであることを知った古山夫婦が、家族のことで葛藤するストーリーとなっています。
2020年6月10日(水)放送
第11週サブタイトル『家族のうた』
朝ドラ『エール』第53話のネタバレあらすじ
ここからは、6月10日に放送された朝ドラ「エール」第53話のあらすじをまとめたネタバレです。
エール53話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーになります。
- 弟帰ってきて、よくへラヘラ帰ってこれたな!
- 嫁姑、片付けしながら語り合う
- 母親になって初めて息子を思ってか、分かった気がする
- 義父の体調を心配すると、胃潰瘍だからと言う
- 心配だからもう少し実家にいたいという妻
- 親に滞在費としてお金を渡す
- そんなもん受け取るなという弟
- 親父が胃がんであることを知る
弟の冷たい言葉
川俣銀行の仲間を見送ると、仕事を終えた浩二が帰ってきました。
少し驚いた様子を見せますが、「父さん、まだ酒飲んでんのか?」と話しました。
上機嫌の三郎は、今夜は裕一のお祝いだというと、兄に目を向けて、よぐヘラヘラ帰ってこれたなと呆れた様子。
さらに、「たった一曲売れたぐらいで大作曲家気取りかよ。」と毒を吐いて、明日も早いからもう寝ると部屋をでていってしまいました。
実家の呉服屋が潰れてしまったのはすべて兄のせいだと、いまだに感じていえる様子。
場がしらけると、古山まさ(菊池桃子)が続く下さいと促しました。
嫁姑の会話
台所で後片付けをする嫁と姑。
二人で華の話をしていて、古山音(二階堂ふみ)が「よく寝る子なんです。」というと、まさも裕一もよく寝る子で、浩二はよく夜泣きする子だったと話しました。
まさが子供の頃いろいろ心配していた話をしていると、「親になると、子供のことがずっと心配なんですね。」と、親になって初めて子供のことをどれだけ想っているか身にしみたのです。
これからも裕一を支えてやってと言われて、はいと答える音。
そして、先ほどの宴会で気になったことをまさに投げかけました。
それは、さっき台所で三郎が胃を押さえながら苦しそうにしていたことでした。
お義父さん、どこか悪いんじゃないですか?と聞くと、ちょっと医者にかかっているだけで、胃潰瘍だと説明します。
夫婦の会話
寝室に戻ると、先ほどまさと話していたことを裕一に話ました。
そして、もう少しここにいさせてもらえないか?と提案するのです。
お義父さん、お義母さんのこともそうですが、何よりも弟と全然話せていません。
裕一は、浩二は昔からあんな感じで、それも自分が夢ばかり追っかけてきたのが原因だと話します。
故郷を捨てたあの日に、弟から言われた言葉を思い返して、 「音がそう言ってくれんなら、もう少しいさせてもらうかな。」と話しました。
藤堂ファミリーの絆
同じ頃、藤堂清晴(森山直太朗)も父親と久しぶりに向き合っていました。
父親の晴吉は陸軍出身で、陸軍からの要請で満州の視察にいくことを話しました。
「まさか、、、今更ついてこいなんて、言わないよね?」と聞くと、障子の裏で聞き耳を立てていた、藤堂昌子(堀内敬子)がさっと入ってきます。
気を利かせて、今日教え子が校歌を作ってくれて凱旋祝いがあったことを話しました。
空気が変わると、僕は僕なりに、国のためになることをしてきたつもりだと父に訴えます。
晴吉も、「お前も親になれば戦うことの意味が分かる日が来る。」とお互いの意見を主張するばかり。
すると、昌子がおなかを押さえて動いた!といいました。
そして、義父と夫の手をとりおなかに当てて赤ちゃんが動いているか確認させるのです。
さらにうれしそうに「この子は強い子になりますよ。お国のために戦ってきたおじい様の強い血を受け継いでますからね。」と伝えました。
晴吉はうれしい表情を見せ、持っていたお守りを昌子に渡し、清晴を一人前の父親にしてほしいとお願いしました。
滞在費?要らね!
朝、まさと音は朝食を作っていました。
数日、実家にいることにした裕一は、まさに滞在費としてお金の入った封筒を手渡しました。
すると、そこへ出勤前の浩二がやってきて、「そんなもの受け取んなくていいからね。」 と言い捨てて玄関に向かいました。
古山裕一(窪田正孝)は弟を追いかけて、自分たちの滞在費だといい、父さんたちにうまい酒でも飲ませてやってとお願いしました。
それを聞いた古山浩二(佐久本宝)は、不機嫌そうに「何がうまい酒だよ。」とこぼします。
なんだか様子がおかしい弟に、父さん何かあったのか?と聞くと関係ねえだろと答えてくれません。
それでも気になって、頼む、教えてくれ!とお願いすると、父が胃がんでもう長くないことを知ります。
ショックで、信じられない様子の裕一。
浩二は、「父さんの前でそんな顔絶対すんなよ。俺らだって、父さんの体気遣いながら必死に隠してきたんだ。もしバレだら、ただじゃおかねえかんな。」と訴えて、仕事に向かいました。
家族のことで、いまだ兄弟で対立している二人。浩二はいつもあらすじの中でのけ者感がありますが、54話は浩二が奮闘してがんばるんですよね、、、
エール第54話のあらすじを知りたい方は、第54話「三郎のお願い」へ読み進めてください。
エールと実話の比較
こちらは、エール53話と実話の比較です。
三郎は胃がんだったは実話か?
エールでは、三郎が胃がんに冒されもう長くないと宣告されていましたが、これは真相不明です。
古山三郎のモデルは、古関裕而さんの父・古関三郎治さんです。
古関三郎次さんは、1938年(昭和13年)に66歳で亡くなっていますが、死因までは分かっていません。
実は、エールのストーリーに照らし合わせると、三郎は、すでに亡くなっているんですよね。
こちらについては、「【エール実話】三郎が胃がんで余命わずか!?実は帰省前に亡くなっていた!?」で詳しくまとめています。
朝ドラ「エール」第53話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「エール」第53話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
はぐらかしたつもりでもアウト!
菊池桃子さん、夫の病気をはぐらかして胃潰瘍っていっちゃったけど、胃潰瘍もお酒アウトですよw
しかもドラマで胃潰瘍といえば、だいたい危ないフラグが立つことが多い!
案の定、息子から末期の胃がんだったことを言われているし、、、
「もう長くない手の施しようがない」ということは、ネタバレって言わなくても想像がつきますよね。
いつもブレない弟の悪役設定
いつも悪役みたいな態度になる佐久本宝さん。
そりゃ、あの兄さんみてたら言いたいことの一つや二つや三つや、たくさんでしょうw
本宝さんが帰ってきたときの空気は凍っていましたね~
嫌な感じになるイメージしかもてなかったw
この二人の確執に和解のゴールが見えないっていうコメントが多いこと多いこと。
あらすじのネタバレになりますが、最後は和解します。
しかもリンゴでw
ここから下は、エール第11週の最後のあらすじのネタバレが含まれています。
第11週のあらすじを一気に知りたい方だけ、読み進めてください。
エール第11週目のネタバレあらすじ
53話放送のエール第11週「家族のうた」のあらすじは、藤堂先生からの依頼で校歌を作曲した裕一は、校歌完成披露会に出席するために福島に帰省することに。実家に変えると喜ぶ両親でしたが、三郎が胃がんに冒されており、亡くなってしまうストーリーとなっています。
ずっと帰省していなかったので、親の死に目に会えたのは本当によかったですね。浩二にすべてを託した父親の親心が伝わるいいあらすじです。
第11週のあらすじを一気に知りたい方は、エールの第11週「家族のうた」で、要点を絞ってあらすじをネタバレしていますので、ご確認ください。