朝ドラ「エール」第11週(51話~55話)のネタバレあらすじまとめです。
2020年6月8日(月)~6月12日(金)放送
第11週サブタイトル「家族のうた」
朝ドラ「エール」第11週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ「エール」第11週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第11週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
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第51話「藤堂からの手紙」 | 6月8日(月) |
第52話「裕一の凱旋祝い」 | 6月9日(火) |
第53話「三郎の余命」 | 6月10日(水) |
第54話「三郎のお願い」 | 6月11日(木) |
第55話「三郎の最後」 | 6月12日(金) |
音楽学校に通っていた音は、椿姫のオーディションに合格し、歌を歌えることになったもの、妊娠をして音楽学校を退学しました。歌手の道を諦めた音でしたが、子供のいる幸せな日常が続いていました。
古山夫婦の間には、女の子が誕生し、名前は華と名づけられました。華は元気にすくすくと育っています。夫婦は誕生を喜び、大切に一人娘を育てていきます。音の悩みは裕一が娘にメロメロになり過ぎていることです。
華が4ヶ月になった昭和8年の1月、作曲の仕事が手につかなくなってしまうほど、長女の華に夢中になっています。
そんな時ある人物から手紙が届きます。
それは福島の小学校時代の恩師、藤堂からでした。手紙の内容は福島の小学校の校歌を作って欲しいという依頼でした。懐かしい思いにふける裕一、さっそくお世話になった藤堂先生のために、福島の小学校の校歌を徹夜で作り、譜面を藤堂に送ります。その数日後、校歌を披露するので家族で福島に来て欲しいという返事が届きます。
藤堂から来た手紙には、母まさの手紙も添えられていました。まさの手紙には孫娘の華を連れて福島に帰ってこいというものでした。
まさも裕一が帰ってくるのを待ちわびていたのです。
しかし裕一はどうするか迷っていました。
故郷の福島の実家を捨てて、自分の夢を叶えるために東京に出てきたからです。そんな自分が福島に帰ってもいいのかどうかも考えていました。しかし自分の可愛い娘、華が成長した姿を見せたいという思いと、自分の娘に福島のことを話したいという思いがあり、帰ることにしました。
福島に帰った裕一は、旅館で開かれた校歌完成披露宴に出席し、藤堂の教え子の生徒達が歌う校歌を聞きました。
藤堂先生に自分の小学校時代について語って欲しいと告げられて、裕一は小学校時代の思い出を子供たちに聞かせます。子供時代は何をやってもダメな子供でしたが、藤堂先生に自分の得意なことを見つけたら、それにしがみつけという言葉があったからこそ、今の自分があります。
音楽の才能があることに気が付いたのも、藤堂先生のおかげでした。何をしても自信がなかった裕一でしたが、音楽の世界に出会ったことによって、自分の好きなこと、得意なことを見つけることが出来ました。
校歌の披露宴が終わった後は、裕一と音、娘の華を連れて喜多一に向かいます。子供時代に過ごした店はすっかり様変わりしていました。
かつて賑わっていた店の中は空っぽでした。喜多一は前年に廃業していました。
裕一の心には、自分が店を潰してしまったのだという思いもあります。
店の中に入ると中は空っぽです。店をたたんだ後、弟の浩二は役場の農業推進課で働いていました。
裕一が勤めていた川俣銀行も人手に渡ってしまい、茂兵衛は隠居して陶芸にいそしんでいました。
父の三郎は大勢の客を集めて外旋祝いを行いますが、弟の浩二は裕一の帰郷を歓迎していません。
兄に対して怒りを持つ浩二は、裕一と目を合わせることもありません。
裕一は家族のために一度は茂兵衛の養子に入ることを承諾し、音楽を捨てたにも関わらず、結局音楽を捨てることは出来ませんでした。
そのせいで茂兵衛の融資を受けられずに実家の店は倒産してしまったのです。また音との結婚も家族に反対されていたという経緯があります。
弟の浩二にとっては、融資を受けられなかったために店が倒産してしまったという思いや、兄ばかりが自分の好きなことをしているという思いもあったのでしょう。
弟の浩二は店が廃業になるまで頑張りました。そのため自分の故郷と実家に対して強い反感を持っていたのです。
夜は川俣銀行の同僚とハーモニカクラブの友人、店の元従業員を交えて大宴会を行ってくれました。懐かしい人たちに会えて、嬉しくなる古山夫婦です。
三郎は上機嫌で参加していましたが、音は三郎が胃を抑えて苦しそうにしているのに気が付きました。苦しそうに顔をゆがめていることに音は気が付いたのです。
宴会から帰ってきた裕一に、弟の浩二は父親の三郎が胃がんですでに手の施しようがない状態であることを聞かされます。何も知らなかった裕一は愕然としてしました。
翌日、父の三郎を診療した医者は、家族に覚悟しておくようにと告げました。裕一がまさにお金を渡し、治療をうけさせようと慌てますが、浩二は受け取ることを拒みます。
裕一の胸倉をつかみ、何もわかっていないと怒鳴ります。家族でお金を工面してすでに福島一の名医に見せたし、手の施しようがないと言いました。
三郎は胃がんを患っていましたが、助かる見込みはありません。胃がんであることについては本人には隠していましたが、体が衰弱して苦しんでいるので先が長くないことはなんとなく察しているようです。
三郎は裕一に大事な話があると言って、神社に連れ出しました。三郎は家と土地を弟の浩二に譲ってもいいかと裕一に尋ねたのでした。裕一は三郎の言う通り、すべてを弟に譲るつもりでした。
容態が急変し、三郎は浩二と二人になり、この家の当主はお前だと浩二の頭を撫でて息を引き取ります。今まで兄ばかりが注目されていたので、浩二はこの時初めて父親の愛情を知ることが出来ました。
裕一は三郎の遺言だと、弟に古山家の家と土地を譲ることを告げ、喪主は当主が務めるべきだと言いました。
三郎の葬儀が終わり、古山家は東京に帰ることになりました。
裕一はこれまでのことを浩二に謝り、母と家をよろしく頼むと頭を下げました。
旅立つ日、浩二は兄さん、俺、リンゴを作るんだ美味しいリンゴを送るからと言い、二人は和解することが出来ます。
裕一は養子に入るはずだった茂兵衛を尋ねました。茂兵衛は子供がなかなか出来ず、妹のまさ夫婦から養子を貰う約束をしていました。父三郎が作ってしまった借金の返済のために、仕方なく養子になることを承諾したものの、結局は茂兵衛を裏切り、音楽の道に進んでしまった裕一です。
さぞかし恨み言を言われるのではないかと思っていたのですが、茂兵衛は陶芸に夢中になり、心穏やかに暮らしています。あれほど厳しかった叔父がすっかり丸くなってしまいました。茂兵衛から夫婦茶碗を貰い、再び東京へ出発しました。
以上が、朝ドラ「エール」第11週のネタバレあらすじでした。
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