芋たこなんきん第53話のネタバレあらすじ!東京に戻る

こちらでは、朝ドラ「芋たこなんきん」9週目第53話のあらすじのネタバレや、芋たこなんきんと原作の比較、感想をまとめています。

芋たこなんきんの第52話「淡い恋心」では、町子が和代の甥・信次に淡い恋心を抱くストーリーでした。

芋たこなんきんの第53話「東京に戻る」では、信次が町子に別れも告げずに東京に戻ってしまうストーリーとなっています。

朝ドラ『芋たこなんきん』
2006年12月1日(金)放送
第9週サブタイトル『最後の一人まで』

芋たこなんきんの最終回までのあらすじ≫

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朝ドラ『芋たこなんきん』第53話のネタバレあらすじ

ここからは、12月1日に放送された朝ドラ「芋たこなんきん」第53話のあらすじをまとめたネタバレです。

 

河原で、徳永町子(藤山直美)が信次と話し込んでいると、突然葦の中から完治が現れた。
完治は、食用蛙を捕まえて見せびらかす。
食料を確保するために学校にも行かず働いている完治の話を聞いた信次(宮﨑将)は、悲しい表情を見せた。
そして、教育を受ける機会を奪うのは一番の罪で、知識がなくなると愛がなくなると口にした。
また、岡山に戻ったら国語の教師になるつもりだったが、志願することを告白した。
それから数日後、キクがやってきて「北原白秋・詩集」を持ってきた。
それは、完治から町子に渡すよう頼まれたものだという。
さらに、工場を辞めて学校に戻ることを知らされた。
キクは、二人の関係を疑っており、追及された町子は、はぐらかすもキクは怒って帰ってしまった。
その翌朝には、信次は津京に戻り、学校の英語教師・黒沢が学校を辞めるという知らせが入る。
辛い出来事が次々と町子の周りに起こっている中、さらにつらい出来事が町子を襲う。

 

 

ここまでが、12月1日に放送された朝ドラ「芋たこなんきん」第53話のあらすじのネタバレです。

芋たこなんきん第54話のあらすじを知りたい方は、第54話『対立』へ読み進めてください。

朝ドラ「芋たこなんきん」第53話の感想まとめ


こちらは、朝ドラ「芋たこなんきん」第53話の感想まとめです。

ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw

また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。

 

真司はまだ若いのですが、自分より少し下の世代、つまり完治の世代が教育を受けられず、もうすぐ戦争に行くことを嘆いています。しかし、志願兵のことを誰にも言わずに行くわけにもいかず、完治の質問に答えた。でも、和代さんは悲しむだろうね。…

 

完治が学校に戻ったと聞いて「よかった、よかった」とつぶやく真司にいちゃんを見てるだけで涙が出ます。そんな何気ないシーンなんですけどね。信次は戦争から帰ってきたら先生になりたいと思っています。将来の夢は叶えられなくても、もう立派な先生だったんですねー。

今週の内容は、かなりきつかったです。戦争の描写はまだ本格化していませんが、全編を通して不安な空気が漂っていました。甘えん坊で夢見がちな眞子さまが、20年後には凜とした素敵な大人、真知子サンになる。その20年の間に、彼女はどれだけ傷つき、どれだけ失うのだろうか。

いもたこなんきんマチコは、真司に写真を撮ってもらい、土手で真司と話をする。そこへ完治がカエル捕りを持って現れる?真司は義勇兵になるそうです。軍国少女だったマチコは、大好きなシンジが兵隊になると聞いて不機嫌になる。キクちゃんは、完治に会ってしまったので、怒っています。これから戦況は厳しくなる。

後世の私たちは、そんなものは何の役にも立たないことを知っているが、朝ドラでは竹槍訓練やバケツリレーを何度も見てきた。そんなものが役に立つのだろうかと思った人も多いだろうが、真剣に敵を殺す訓練をしていた人もたくさんいたはずだ。笑って済まされるものではありません。

 

思春期の女の子特有の感情というのは、いつの時代も変わらないのでしょうね。マチコたちを見ていると、そう思うんです。だからこそ、彼女たちには普通の女子高生ライフを楽しんでほしかった。この時代の生徒たちみんなに、同じようなことを思っていました。

今朝の「芋たこなんきん」で、”知らなきゃ愛せない “というセリフがありましたね。まさにその通りなのでしょうか。私も小夏と出会ってから、鳥を知り、好きになりました。スズメやツバメ、カラスなど、今まで見向きもしなかった鳥たちを見上げながら、街を歩くんです。

 

真夏の竹槍訓練では、倒れた女学生が担架で真知子の後ろに運ばれていた。あのね、こういう、何の解説もなく雄弁に状況を語る演出って、たまらないんですよ。

 

知識なくして、愛はない”。勉強して知識を得ることの大切さを、真知子と観樹にさりげなく伝えた真治。大切な人を守るために、自ら志願して兵士になったのだと思うと、胸が痛む。当時、彼のような青年はたくさんいたのでしょう。

 

従兄弟の真治は「知識を失えば、愛を失う」と教育の大切さを教えてくれた。彼はもう俳優ではありませんが、雰囲気は出ていますね。

 

時代が徐々に変わっていく様子が丁寧に描かれているので、真知子以外の登場人物の機微も丁寧に語られていて、それもまた痛快です。

BSプレミアムが見られるなら、7:15から再放送される「芋たこなんきん」の方が演出、時代背景、脚本が良いのでおすすめです。原作者の田辺聖子さんが宝塚ファンだったので、歌劇やOGの話もありますよ~。

ほんの少し早く生まれたおかげで、私は真司の「学ぶ喜びを味わうことができた」。本当に、ほんの少しの違いだったんですね。彼女が復学を決意してくれてよかった。真知子の周りには、学ぶことの喜びを感じる人たちが集まっているんですね。

少女の日常の目を通して、善悪の矛盾、思春期の衝動、それらを飲み込みながら忍び寄る戦争の影など、物語が見事に織り込まれています。

 

大阪発の朝ドラの良さは、息苦しい話や辛い話でも、ハッとするようなシーンや台詞を入れることです。 (そういうシーンをウザいと感じる人の気持ちは分かりませんが) 「芋たこなんきん」は、シリアスとコメディのバランスが取れていて大好きです。

 

この日のハイライトは、まさえおばちゃんが巨大なカエルを素手で掴み、キクちゃんに「竹馬の友かと思った!」と怒りと切実な思いをぶつけたところ。梅ちゃんは「竹馬の友じゃなかったのか!」と菊ちゃんの言葉を訂正します。

10代の少女の何気ない日常に、戦争が少しずつ大きな顔を見せ、心を支配し始めている。真知子は寂しさに身を縮こまらせた。彼女にはそれがいっぱい詰まっている。

 

芋たこなんきん 人は知らないものを愛したり憎んだりすることはできない。信次が志願して戦争に行こうとしている?おばちゃんはついに婚約か~?お相手の男性もカエル? (大物ですね) 黒沢先生は学校を辞め、疎開することに。どんどん日常が侵食されていく。

今朝も芋たこから早めのチムー。宮崎大将、いい顔してますね。今朝は、すでにオトナになった若手俳優と共演しました。

 

 

以上が、朝ドラ「芋たこなんきん」第9週目第53話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。

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