芋たこなんきん第58話のネタバレあらすじ!校長が自殺

こちらでは、朝ドラ「芋たこなんきん」10週目第58話のあらすじのネタバレや、芋たこなんきんと原作の比較、感想をまとめています。

芋たこなんきんの第57話「写真教室」では、徳一が子ども向けの写真教室を開くストーリーでした。

芋たこなんきんの第58話「校長が自殺」では、校長が奉安殿が焼けた責任をとって自殺するストーリーとなっています。

朝ドラ『芋たこなんきん』
2006年12月7日(木)放送
第10週サブタイトル『いのり』

芋たこなんきんの最終回までのあらすじ≫

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朝ドラ『芋たこなんきん』第58話のネタバレあらすじ

ここからは、12月7日に放送された朝ドラ「芋たこなんきん」第58話のあらすじをまとめたネタバレです。

妊娠したことをきっかけに花岡徳一(城島茂)が、花岡写真館で写真教室を開き、そこに毎日のように通う完治。
完治は、熱心に徳一の言葉を聞き、写真技術を教わっていた。
その翌日、新聞に市内の小学校で奉安殿が焼失したという記事が掲載される。
火災が起きたのは梅原の父が校長を務めている学校で、天皇像を祀る寺を焼失させた責任を感じた梅原の父が、割腹自殺を図ったという。
徳永町子(藤山直美)は、梅原の心配をするが、まったく連絡がとれず、やっと話ができたと思ったら、梅原から別れを告げられる。
父を失い、大阪にはもういられないと思った梅原家は、親戚のいる長崎へ移住することになったのだ。
町子、梅原、キクの三人は祈りを捧げ、再会することを誓い合った。

 

 

ここまでが、12月7日に放送された朝ドラ「芋たこなんきん」第58話のあらすじのネタバレです。

芋たこなんきん第59話のあらすじを知りたい方は、第59話『旋盤工』へ読み進めてください。

朝ドラ「芋たこなんきん」第58話の感想まとめ


こちらは、朝ドラ「芋たこなんきん」第58話の感想まとめです。

ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw

また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。

 

写真が焼けたというだけで、自殺を選ばざるを得なかった人たち。写真を残して戦場で死んでいった人たち。写真が燃やされただけで、今も生きている人たち。当時は無礼ともとれるカンジの発言に怒ったマチコですが、親友の父親も同じだと知り、気持ちが変わっていきます。シンプルなストーリーだが、その中にはとても重く深い思いが込められている。

 

土方や龍馬が写真を撮るのは、「新しいものが好きだから」だけでなく、「いつ死ぬかわからないから、自分の姿を残しておきたいから」というのが父親の理由だという。そんな人たちをずっと撮ってきて、最近は戦争に行く人がいなくなったので自由になったようだ。この話の後、御神火の焼失の話を持ち出す。まったく無駄がない。

 

芋たこなんきん:天皇陛下(現・上皇)の写真集の宣伝用ポスターも、今は出版社でも「使い終わったら普通のゴミとして捨てていいよ」と言われる。と言われるのですが、「えー、そんなの無理! 捨ててください! とこき下ろしあっていました。ちょっと怖いですよね。

愛国心を美談として語っていた真知子さんも、いろいろと自分のこととして考えるようになった。キラキラした無邪気な子供の顔から、悩みや迷いの表情が多くなっていく。

戦前にアメリカへ行ったことのある教会の牧師さん。彼は「向こうの教会の牧師さんや信者さんたちとキャンプをして、歌ったり話したりしたのがとても楽しかった。それで思うんです。もし、私が戦地で彼らに出会ったら、銃を向けることができるだろうか?軍国少女の真知子も戸惑っている。

過剰な演出はなく、ただ日々を生き、突然の別れ、忍び寄る戦争、セットや服装、小道具から、どんどん終戦に近づいていることがわかるのです。梅原さん、長崎には行かないでほしいです。

芋たこなんきんマチコは、確かに恵まれた状況にある。しかし、それは彼女の周りの人たちも幸せでなければ続かない。彼女の友人を見返す不幸。涙ながらに歌われる賛美歌。懸命に生きる梅原さん、キクちゃん。国民服の名札や、窓ガラスのバッテン。確実に迫ってくる脅威を目の当たりにするのは辛い。

 

写真だけを残して死ぬのと、写真を焼かれるのと、どちらが辛いのだろう。本当は–完治は落ち着いているし、真知子も以前ほどは怒っていない。真知子は、人前でそう言うのはおかしいという程度で、もう昔ほど怒ってはいない。

楽しい思い出や記念日のための写真、お見合い写真、華やかな舞台の記録、戦争に行く自分のための写真、寄せ書きのために自殺に追い込まれる先生の写真などを撮った。

 

木造校舎の焼失の責任を取って自殺した校長の話は実話である。校長先生の「絵を残すのと燃やされるのと、どっちが大変なんだろう」というつぶやきが、梅原さんのお父さんや陛下の姿と重なり、戦争が美談ではなかったことが、軍国少女にもしみじみと伝わってくるのです。

芋たこなんきん梅原さんは、おそらく学校の先生の家で不自由なく育ったのに、こんな形でお父さんを亡くし、今はお母さんと一緒に遠い長崎の叔父さんと一緒に暮らしている…。母親がそれに対応できる体力があるかどうかもわからない中、これから彼女に降りかかる困難を考えると、とても辛いことでしょう。そして長崎は…。

 

芋たこなんきん 梅原さんのお父さんの話を聞いて、動揺してしまいました…。そして、長崎に行くという言葉?何としても阻止したいのですが、そうなると、どこが安全なのでしょうか?フラガール」で徳永えりさん一家が夕張炭鉱に移住したのと同じような気持ちです。夕張炭鉱はダメだ!」と映画館で泣いた。映画館で泣きました。

 

マチコ先生女学生編」は、戦時中の話を必要以上に誇張することなく、当時の日常を記録するように見せることで、普通の人々の生活が戦争によって少しずつ壊されていく様を浮き彫りにしているように感じます。まさに真千子の自伝である。

梅原さん、この話はトレンドでみんなが語りたがるじゃないですか。大人になってから振り返るということが自然に伝わってくる構成がすごい。社会の中で自分がどこに位置しているのか、真知子の価値観が壊れる日が来る。戦前は、いいことも悪いこともあった。でも、戦争には行きたくない。それだけなんです。

 

以上が、朝ドラ「芋たこなんきん」第10週目第58話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。

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