芋たこなんきん第61話のネタバレあらすじ!焼け落ち

こちらでは、朝ドラ「芋たこなんきん」11週目第61話のあらすじのネタバレや、芋たこなんきんと原作の比較、感想をまとめています。

芋たこなんきんの第60話「信次の訃報」では、町子が思いを寄せていた従兄の信次の訃報が届くストーリーでした。

芋たこなんきんの第61話「焼け落ち」では、空襲で、写真館が焼け落ちるストーリーとなっています。

朝ドラ『芋たこなんきん』
2006年12月11日(月)放送
第18週サブタイトル『おとうちゃん』

芋たこなんきんの最終回までのあらすじ≫

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朝ドラ『芋たこなんきん』第61話のネタバレあらすじ

ここからは、12月11日に放送された朝ドラ「芋たこなんきん」第61話のあらすじをまとめたネタバレです。

芋たこなんきん61話のあらすじを要点にまとめると、こんな感じのストーリーとなっています。

徳永町子(藤山直美)は、戦中戦後を過ごした自分たち家族の物語を書き続ける。
昭和20年。
女学生の町子は、勤労動員で兵庫県で働いていた。
三月十三日に大阪が大空襲に見舞われが、写真館は難を逃れる。
その時、工場で働いていた町子たちはドイツが降伏したことを知り、悪い事態にならないかと皆不安になっていたが、町子だけは、日本は大丈夫だと信じていた。
それから数日後、大阪市内を空襲が襲ったという知らせを聞き、あわてて福島区の実家に帰ろうとするが、電車は動いておらず、何時間もかけて歩いてやっと花岡家に帰ってきた。
しかし、実家の写真館は焼け落ちて無残な姿に。
不幸中の幸い、家族は、命からがら逃げ延びて、皆無事だった。
皆無事だとわかった町子は安堵した。
花岡和代(香川京子)は、ぜんぶの本を持ち出せなかったと町子に詫びるが、数冊の本とこれまで書き溜めていたノートを持ち出してくれたことに町子は感謝した。
そして、住む場所を失った花岡家は、近くに長屋を借りて住むことになった。

 

ここまでが、12月11日に放送された朝ドラ「芋たこなんきん」第61話のあらすじのネタバレです。

芋たこなんきん第62話のあらすじを知りたい方は、第62話『徳一死す』へ読み進めてください。

朝ドラ「芋たこなんきん」第61話の感想まとめ


こちらは、朝ドラ「芋たこなんきん」第61話の感想まとめです。

ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw

また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。

 

ドイツが降伏した後も強い女性だった真知子さんですが、大阪空襲は大変だったでしょう。

芋たこなんきん! 明日はいよいよナオミのパート マチコさん! かもか!」とハンチョウしたい。月曜日は辛いなぁ…でも、土曜日に明るく終わると信じられるから観れるんです。

 

 

いもたこなんきん でも、マンマもタカコもノブオも元気で、マチコは小説家になる夢を叶え、温かく賑やかな家族に囲まれて暮らしています。そんな「今」を知ることが、見る人の大きな支えになる。

 

ドラマの終戦のお知らせって、みんな立ち上がって聞いているイメージがあったけど、みんながそうじゃなかったんですね。うめき声を上げている真知子の手を握って、お母さんが「よかったね」と声をかけてくれたのには感動しました。苦しんでいるお子さんに代わってあげられない辛さが、その声から伝わってきました。

芋たこなんきん 前々回のように少女時代を中心に描かれていたら辛すぎるので、現代を織り交ぜたストーリーでよかったのですが…今の真知子は何をどれだけ考えて感じて書いているのだろうと、ちょっとでも胸が痛くなりますね。

 

言葉は悪いですが、素晴らしい戦争表現だったと思います。工場から花岡家までの道のり、その途中で見た凄惨な光景、輻射熱による脛の火傷などで心身ともに疲れ果て、その後床に横たわる幼い真千子の描写は、全くその通りだと思います。真千子のモノローグに、私は咽喉を鳴らした。

 

 

焼け野原に立ちこめる煙。足の火傷。うっとりと語る真知子が、家に向かう途中で見たもの。それは、かつて広島での体験を語ってくれた父の姿を思い起こさせる。戦争だ。何なんだ?世界には、今でもそう思っている人がいて、いつか私たちもそうなるのでは?と不安になることがあります。

 

写真って、本当にいろいろなものを残してくれますよね。人のおぼろげな記憶を補完してくれる。その人の生きた記憶、そこにいた人の記憶の輪郭を浮かび上がらせる。明日をも知れぬ戦時下、父が写真を残すことを信条とした意味は、そこにあるのです。

 

 

芋たこなんきん 今日の真千子さんの描写には、大人になった真千子さんの時間軸を行ったり来たりしながら、穏やかに、少しずつ日常を取り戻していく様子が伝わってきました。高熱を出したあの日の真知子が、今の真知子に全力で小説を書かせているのが確かに感じられた。

 

空襲で逃げた家族よりも、熱で起き上がれなくなった真知子の方が、まさかとは思ったが。工場で空襲が終わってほっとしたのも束の間、家族を心配しながら一人で歩いて帰り、地獄のような町を見るのは、体の疲れ以上に、10代の少女の心に衝撃を与えたことは想像に難くありません。

 

喪失感…。母親がトランクに詰めてくれた宝物、長屋で4人で囲んだ食卓…。今思えば、彼女は映像百景のような光景の中を歩いて、焼け落ちた家にたどり着いたのかもしれない(それも1995年版で)。

空襲で家を失った真知子の家は裕福に描かれていたが、舞台が大阪ということもあり、戦時中の大阪をあまり知らなかったので、真知子の家がどうなるのか、ちょっと調べてみたが、再放送でネタバレを踏んでしまった。

 

母親が出してきた人形や本が真知子を笑顔にさせる。若さがあれば、真千子も戻ってこれるはず。でも、大人の中に残る深い傷や喪失感は、きっと後からじわじわと現れてきて、彼女のエネルギーを奪っていくのだろう。父のその後を知っているだけに、そう思わずにはいられませんでした。

 

芋たこなんきん 写真館の焼け跡を呆然と見つめる父ちゃん。マチコが帰ってきたとき、どんなに安心したことでしょう。前回印象に残った、真千子の過労とショックによる発熱のシーン。大高さんの演技が光っています。真千子の体を冷やしながら、大人たちは自分の中の怒りや心の傷を冷やしていたのでしょう。

 

芋たこなんきん カメラも焼けてしまって……。そんな中、お母さんは家族の写真と数冊の本を出してきてくれました。やっと戦争が終わった。やっと戦争が終わったんですね。

 

芋たこなんきん 空中で揺れている時と違って、本当に空襲が来た時は地震のように揺れましたね

空は黒煙が充満し、夜のような景色でした。真知子の家族は助かったが、写真館は焼失した。工場からの帰り道、焼けた人たちを見て、真知子は空しくなって…。

 

 

 

 

 

以上が、朝ドラ「芋たこなんきん」第11週目第61話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。

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