『マー姉ちゃん』菊池寛役はフランキー堺!モデルは芥川賞に携わった小説家!?

NHK朝ドラ「マー姉ちゃん」で、菊池寛役を演じるのは、フランキー堺さんです。

こちらでは、マー姉ちゃんのキャスト・フランキー堺さんに関する情報をまとめています。

  • フランキー堺さんが演じる菊池寛の役柄
  • 菊池寛のモデル
  • フランキー堺さんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
  • 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
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フランキー堺演じる菊池寛の役柄は?

マー姉ちゃんのキャスト・フランキー堺演じる菊池寛は、大作家です。

菊池寛のモデルは?

朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト・フランキー堺さん演じる菊池寛のモデルは、芥川賞、直木賞、菊池寛賞の創設に携わった小説家・菊池寛さんです。

フランキー堺さんのプロフィール

こちらでは、マー姉ちゃんのキャスト・フランキー堺さんのプロフィールを紹介します。

名前フランキー堺(フランキーさかい)血液型
生年月日1929年2月13日身長
星座みずがめ座出身地鹿児島県鹿児島市車町

菊池寛役を演じるフランキー堺さんは、1929年2月13日生まれ(1996年6月10日没)、鹿児島県出身のコメディアン、俳優、司会者です。

幼少の頃から、ボーイソプラノとして活躍し、戦前は進駐軍を相手に演技を行っており、戦後は喜劇俳優から社会派俳優と華麗に転身した経歴を持つ、才能溢れる人物です。

父親は士族の家系で、おじは大正時代の浅草の喜劇王として知られた曾我廼家五九郎と、由緒正しい家系の出自だったと言われています。

この影響もあり、小学校時代は、ボーイソプラノの担い手として注目され、合唱団として、NHK鹿児島放送局のラジオ番組に出演していたとされています。

その後、1946年8月に、バレエ「白鳥の湖」の日本での初演では、男性ダンサーが足らず、当時大学生だったフランキー堺も出演したとされています。

この大学時代から進駐軍のキャンプで、バンド「シックスレモンズ」のジャズドラマーとして活躍し、芸能界へ進みました。

芸名のフランキーは進駐軍相手に演技を行うため、通りが良いように名付けられたとされています。

このように、ドラム演奏者として芸能界入りを果たしたフランキー堺ですが、戦後の1954年には、シティ・スリッカーズを結成して、スパイク・ジョーンズを真似た冗談音楽を演奏し始めます。

この頃、築地のクラブで演奏していると、俳優伴淳三郎と知り合い、念願の役者になるきっかけを掴んだとされています。

この後の、1956年に日活と専属契約を結ぶと、年間11本の映画に出演し、喜劇俳優として一躍注目され始めました。

1957年の映画「幕末太陽傳」で主演を務め、居残り左平次役の演技が決定的となり、同年にブルーリボン賞を受賞しています。

その後も、「駅前シリーズ」に出演するなど、20代で喜劇俳優のトップスターに登り詰めたとされています。

ただ、ここで終わらないのが彼の演劇に対する情熱の深さだと言えそうで、徐々に喜劇俳優から、社会派俳優へ転身していきました。

1958年には、ドラマ「私は貝になりたい」、翌年の映画版(2008年版はSMAP中居さんが務めたことで有名です。)、「赤かぶ検事奮戦記」、「モスラ」、「世界大戦争」などの社会派作品から、特撮ものまで幅広く出演を重ね、名俳優としてのポジションを確立させていきました。

中でも、「赤かぶ検事物語」では、1980年から1992年もの長期間、主演を務め、社会派俳優としての実績を積み重ねていきました。

また、1974年から1984年の間には、芸能人対抗のクイズ番組であった「霊感ヤマカン第六感」の2代目司会者を務めており、俳優以外の活動にも精力的に取り組んでいます。

また、慶応大学法学部卒という経歴を活かし、1967年から大阪芸術大学で、演劇論を講義するなど、研究熱心な人物でもあったとされています。

1974年より、舞台芸術学科の教授に就任し、学科長も務めるなど、演劇研究の分野でも突出した才能を発揮している珍しい人物です。

この功績もあり、1994年には、紫綬褒章を受賞しています。

また、東洲斎写楽の研究にも熱心であったとされており、1995年の映画「写楽」では、版元、蔦屋重三郎を自ら演じていることでも有名です。

 

当時の年齢と現在の年齢は?

朝ドラ「マー姉ちゃん」が放送された1979年当時のフランキー堺さんの年齢は、50才です。

あれから42年経っていますので、フランキー堺さんがご存命であれば、92才(2021年現在)でした。

彼女は?結婚してた?

フランキー堺さんに、彼女がいたのか?結婚はしていたのか?について調べたところ、元日劇ダンシングチームダンサーの谷さゆりさんと結婚しており、出会いの場は、日劇のステージであったとされています。

2人の間には、2男1女と子宝にも恵まれており、赤かぶシリーズでは、実の息子とも共演しています。このように、親子仲は良好だったとされています。

1996年に肺不全のため亡くなっていますが、長男は和久俊三の娘、次男は福沢諭吉のひ孫の娘と結婚しており、現在も、血縁関係のある親族が、その遺志を継いでいるものと推測できます。このように、戦前から戦後、そして、高度経済成長期からバブル崩壊までという変化の激しい日本を、自分の好きな演劇で見事、生涯を遂げた大変稀有な人物の1人です。

これまでの出演ドラマ・映画情報

こちらは、マー姉ちゃんのキャスト・フランキー堺さんが、これまで出演したドラマや映画の情報です。

作品名役名概要
ドラマ
朝ドラ「マー姉ちゃん」菊池寛
朝ドラ「鮎のうた」ナレーション
大河ドラマ「太閤記」於福
大河ドラマ「おんな太閤記」徳川家康
大河ドラマ「太平記」長崎円喜
あ・うん水田仙吉
将軍 SH~GUN矢部
赤かぶ検事奮戦記シリーズ柊茂
特別編必殺仕事人 恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊与市
必殺シリーズ10周年記念スペシャル 仕事人大集合与市
ザ・ハングマン4ゴッド・神山玄蔵
ポニーテールはふり向かない麻生雄次
土曜ワイド劇場 養子探偵団名村利平
鬼平犯科帳 第1シリーズ 第16話「盗法秘伝」伊砂の善八
獄門島了然
坊っちゃん -人生損ばかりのあなたに捧ぐ-
横溝正史シリーズ・女怪硯川酒肴(流行探偵小説作家)
土曜ドラマ / ぜいたくな家族草野昭三
顔で笑って吉本太郎
落日燃ゆ吉田茂
映画
宮本武蔵本位田又八
日本の仁義石毛忠
ダイナマイトどんどん五味徳右衛門
翼は心につけて鈴木伸夫
けっこう源さん(1978年、天理教道友者)谷源次郎
復讐するは我にあり河井警部
北斎漫画中島伊勢
瀬戸内ムーンライト・セレナーデ写真屋さん
モスラ
特急にっぽん
世界大戦争
南の島に雪が降る
雲の上団五郎一座
忠臣蔵 花の巻・雪の巻
社長シリーズ
台所太平記
ばりかん親分
末は博士か大臣か
ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗
ラーメン大使
CM・広告
エースコック「駅前ラーメン」
佐藤製薬「ハイトス12」
武田薬品工業「タケダ胃腸薬」
ヤンマー「ヤンマー農機具」
コクヨ「コクヨロングランデスク」

朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧

こちらは、朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧です。

朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト(出演者)一覧
役名出演者モデル関係・役柄
磯野家
磯野マリ子熊谷真実長谷川毬子磯野家の長女
磯野マチ子田中裕子長谷川町子磯野家の次女
磯野ヨウ子早川里美
(少女時代:平塚麿紀)
長谷川洋子磯野家の三女
磯野はる藤田弓子長谷川サタ磯野家三姉妹の実母
福岡で出会う人々
田畑千代
(大和田千代)
二木てるみ磯野家のお手伝いさん
戸田トミ子村田みゆきマリ子の親友
牛尾一平益田喜頓磯野家の福岡時代の隣人
牛尾軍平三国一朗一平の息子
校長先生高松英郎女学校時代の校長先生
村田園田裕久世話人
大和田高男大門正明千代のお見合い相手
天海朝男前田吟魚屋の息子
石井小沢弘治マリ子の絵の師匠
東京で出会う人々
東郷新八郎田中健東学かけ出しの記者
新八郎の父戸浦六宏新八郎の父
東郷貴美三木弘子新八郎の母
田河水泡愛川欽也高見澤仲太郎漫画家
田河順子三田和代高見沢潤子水泡の妻
大宗均渡辺篤史水泡の弟子
菊池寛フランキー堺菊池寛大作家
三郷智正山口崇写真館のおじさん
智正の母三崎千恵子智正の母
酒田大造河原崎長一郎磯野家の隣人
酒田ウメ鈴木光枝酒田大造の母
塚田日下武史陽談社の編集者
喜多川茜島本須美画塾の先輩
植辰江戸屋猫八植木屋さん
植辰の息子江戸屋小猫植辰の息子
岩村透一郎小泉博はるの実兄
岩村花江岩本多代透一郎の妻
結城信彦森田順平マリ子の画塾時代の友人
益田雄作大塚国夫小説家
成田三吉福田勝洋出征していた青年
島村正史湯沢紀保鹿島隆新聞記者

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