NHK朝ドラ「マー姉ちゃん」で、牛尾軍平役を演じるのは、三国一朗さんです。
こちらでは、マー姉ちゃんのキャスト・三国一朗さんに関する情報をまとめています。
- 三国一朗さんが演じる牛尾軍平の役柄
- 牛尾軍平のモデル
- 三国一朗さんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
- 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
三国一朗演じる牛尾軍平の役柄は?
マー姉ちゃんのキャスト・三国一朗演じる牛尾軍平は、一平の息子です。
牛尾家は、磯野家の隣人で、マリ子が展覧会場に出品した「裸婦」が良俗に反し、風紀びんらんのおそれありと大問題になっていて、市の有識者が召集をかけられていると教えにきます。
牛尾軍平のモデルは?
朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト・三国一朗さん演じる牛尾軍平のモデルは、今のところ見当たりません。
朝ドラ「マー姉ちゃん」のオリジナルキャラクターの可能性が高いです。
三国一朗さんのプロフィール
こちらでは、マー姉ちゃんのキャスト・三国一朗さんのプロフィールを紹介します。
名前 | 三国一朗(みくにいちろう) | 血液型 | |
---|---|---|---|
生年月日 | 1921年1月12日 | 身長 | |
星座 | やぎ座 | 出身地 | 愛知県名古屋市 |
牛尾軍平役を演じる三国一朗さんは、1921年1月12日生まれ(2000年9月15日没)の愛知県出身で、日本の放送タレント及びエッセイリストです。
日本のラジオ・テレビ黎明期を支えた放送タレントの先駆けの1人として有名な人物です。
実家は写真家ということもあり、幼少期の頃から放送作家になる基礎となる表現に対する興味、関心が、強かったとされています。
成人後は、東京帝国大学文学部社会学科に在籍していた秀才でしたが、従軍のため、繰り上げ卒業しています。
戦後は、劇作家久坂栄二郎さんの下で、修行した後は、雑誌編集者を経て、アサヒビールに入社しています。
この頃、1951年にラジオ東京が東京で最初の民間放送局として発足した頃には、アサヒビールで広告放送担当だった縁もあり、足しげく同局に通っていたそうです。
この関係もあり、同局初の深夜ラジオ番組である「イングリッシュ・アワー」のDJを務め、これが、日本で最初のラジオパーソナリティーの誕生となりました。
当時は、奥さんがちょうど妊娠中で、出費がかさんでいたこともあり、会社の給料以外の収入を得るために、会社公認でこの内職の仕事に携わっていたそうです。
同番組内では、アメリカ人1人と日本人1人の計2人ずつが、レコードをかけながら進行する番組で、番組内では、クニ・イチロウと名乗り、相方のアメリカ人であるエド・マスケリンとペアを組みました。
マスケリンは重度の障碍者だったそうですが、それにも関わらず声、間、語り口調が絶品だったそうで、この相方からしゃべる技術や独特のタイミングを自然と学んでいったとされています。
これを司会業に活かしていったとされており、DJの極意として、「いかに話すか」よりも、「いかに話さないか」であることを教えられたとされています。
現在、話題となっている副業に、この頃すでに取り組んでいたと言える珍しい人物で、さらに翌年の1953年には、アサヒビール社の提供番組である「ほろにがショー何でもやりまショー」の2代目司会者として出演するようになります。
さらに、1956年には、アサヒビールを退社し、タレント専業となりました。この後、司会業をメインとして、俳優としても映画、ドラマと幅広く活躍していきました。
司会では、1960年「びっくりスコープ」、1964年、東京12チャンネルの番組「私の昭和史」、映画では、1958年「有楽町0番地」、1960年「痴人の愛」、同年「自由ヶ丘夫人」、1961年「東京ドドンパ娘」、同年「明日を呼ぶ港」、1962年「世界のセクシーナイト」、1965年「東京オリンピック」(ナレーション)とコンスタントに映画出演を果たしています。
また、ドラマでは、1957年「OK横丁に集え」、1959年「がんばれ!竜馬先生」、同年「おとぼけ新聞」、「まぬけな泥棒」、1964年「ひょっこりひょうたん島」、1965年「太閤記」、1968年「あひるの学校」、1970年「東京の山賊」など、こちらも実に多数の出演歴を誇ります。
このように、司会業での表現力を基礎に、それを演技にも派生させ、映画、ドラマと幅広い出演を果たしています。
1970年代以降も、その活躍ぶりは健在で、映画では、1976年「喜劇 大誘拐」、1988年「男はつらいよ、寅次郎サラダ記念日」、ドラマでは、1975年「新・坊ちゃん」、同年「元禄太平記」、1979年「いちばん星」(ナレーション)、1982年「ハイカラさん」、1983年銀河テレビ小説「青春前後不覚」と、継続して映画、ドラマと出演を果たしています。
晩年は、1979年に、敬愛する放送タレントの先輩である徳川夢声さんの研究本である「徳川夢声の世界」を出版しています。
さらに、1980年から1989年まで、「お好み演芸会」の総合司会及び後期大喜利コーナーの司会として大いに活躍しています。
このように高齢になっても精力的に活躍していましたが、その後、2000年9月に急性心不全のため、亡くなってしまいます。
戦後の復興期にラジオや映画をはじめ、ドラマでも活躍した非常に珍しい人物の1人です。
当時の年齢と現在の年齢は?
朝ドラ「マー姉ちゃん」が放送された1979年当時の三国一朗さんの年齢は、58才です。
あれから42年経っていますので、三国一朗さんがご健在であれば、ちょうど100才(2021年現在)でした。
これまでの出演ドラマ・映画情報
こちらは、マー姉ちゃんのキャスト・三国一朗さんが、これまで出演したドラマや映画の情報です。
作品名 | 役名 | 概要 |
---|---|---|
ドラマ | ||
朝ドラ「ハイカラさん」 | 仙蔵 | |
朝ドラ「マー姉ちゃん」 | 牛尾軍平 | |
ほろにがショー 何でもやりまショー | ||
びっくりスコープ | ||
夕やけ天使 | ||
東芝日曜劇場/煙の王様 | ||
東芝日曜劇場/カルテロ・カルロス日本へ飛ぶ | ||
私の昭和史 | ||
太閤記 | ||
テレビ銀婚式 すてきな夫婦 | ||
心のともしび | ||
あひるの学校 | ||
樅の木は残った | ||
元禄太平記 | ||
新・坊っちゃん | ||
黄金の日日 | ||
いちばん星 | ||
銀河テレビ小説・青春前後不覚 | ||
映画 | ||
痴人の愛 | ||
東京オリンピック | ||
映画女優 | ||
男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日 |
朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧
こちらは、朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧です。
役名 | 出演者 | モデル | 関係・役柄 |
---|---|---|---|
磯野家 | |||
磯野マリ子 | 熊谷真実 | 長谷川毬子 | 磯野家の長女 |
磯野マチ子 | 田中裕子 | 長谷川町子 | 磯野家の次女 |
磯野ヨウ子 | 早川里美 (少女時代:平塚麿紀) |
長谷川洋子 | 磯野家の三女 |
磯野はる | 藤田弓子 | 長谷川サタ | 磯野家三姉妹の実母 |
福岡で出会う人々 | |||
田畑千代 (大和田千代) |
二木てるみ | 磯野家のお手伝いさん | |
戸田トミ子 | 村田みゆき | マリ子の親友 | |
牛尾一平 | 益田喜頓 | 磯野家の福岡時代の隣人 | |
牛尾軍平 | 三国一朗 | 一平の息子 | |
校長先生 | 高松英郎 | 女学校時代の校長先生 | |
村田 | 園田裕久 | 世話人 | |
大和田高男 | 大門正明 | 千代のお見合い相手 | |
天海朝男 | 前田吟 | 魚屋の息子 | |
石井 | 小沢弘治 | マリ子の絵の師匠 | |
東京で出会う人々 | |||
東郷新八郎 | 田中健 | 東学 | かけ出しの記者 |
新八郎の父 | 戸浦六宏 | 新八郎の父 | |
東郷貴美 | 三木弘子 | 新八郎の母 | |
田河水泡 | 愛川欽也 | 高見澤仲太郎 | 漫画家 |
田河順子 | 三田和代 | 高見沢潤子 | 水泡の妻 |
大宗均 | 渡辺篤史 | 水泡の弟子 | |
菊池寛 | フランキー堺 | 菊池寛 | 大作家 |
三郷智正 | 山口崇 | 写真館のおじさん | |
智正の母 | 三崎千恵子 | 智正の母 | |
酒田大造 | 河原崎長一郎 | 磯野家の隣人 | |
酒田ウメ | 鈴木光枝 | 酒田大造の母 | |
塚田 | 日下武史 | 陽談社の編集者 | |
喜多川茜 | 島本須美 | 画塾の先輩 | |
植辰 | 江戸屋猫八 | 植木屋さん | |
植辰の息子 | 江戸屋小猫 | 植辰の息子 | |
岩村透一郎 | 小泉博 | はるの実兄 | |
岩村花江 | 岩本多代 | 透一郎の妻 | |
結城信彦 | 森田順平 | マリ子の画塾時代の友人 | |
益田雄作 | 大塚国夫 | 小説家 | |
成田三吉 | 福田勝洋 | 出征していた青年 | |
島村正史 | 湯沢紀保 | 鹿島隆 | 新聞記者 |
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