【エール実話】佐藤久志が義母を受け入れていなかった話は本当!?いえ、義母なんていません

エールでは、幼い佐藤久志が父の再婚相手である義母・玲子をなかなか受け入れられない様子が描かれています。

佐藤久志が義母を受け入れていなかった話は、実話でしょうか?

結論からいうと、佐藤久志のモデルである伊藤久男さんの義母は、伊藤久男さんの実母なので、事実ではありません。

こちらでは実話を詳しく解説していますが、エールと実話の結果だけ知りたい方は、「まとめ▼」をご覧下さい。

エールと実話の比較まとめ≫

エール第62週『歌の道に進むきっかけ』のあらすじ

こちらは、エール第62週『歌の道に進むきっかけ』のあらすじの一部です。

ネタバレを含みますので、まだ視聴していない方はご注意ください。

久志がオーディションを受ける決意をしたことで、裕一も久志のためにロンブス専属新人歌手のデビュー曲に取り込みます。

そんな時、音から、久志が昔から歌が好きだったのかと聞かれ、裕一自身が久志の歌手を目指すきっかけを知らないことに気づきます。

ここで話は、久志が十歳のころにさかのぼります。

佐藤家では、家族みんな食卓を囲んで朝食をとっていました。

福島の小学校に転校したばかりの久志を気にかけ、母親の玲子がお友達はできた?と尋ねると、そっけなく「玲子さんのご心配には及びません。」と答えました。

なぜ母親を玲子さんと呼ぶかというと、父・弥一は三年前に離婚しており、その後に玲子と再婚したからです。

福島に転校してきたばかりの久志は、三年前に父が再婚した玲子に馴染めず、お母さんと呼べずにいました。

つまり義理の母である玲子のことを”おかあさん”と呼べずにいたのでした。

ごはんを食べ終わると、玲子の顔を見ることなく、行ってきますと学校へ行ってしまいます。

そんな時、学校で『ふるさと』を合唱し、担任の藤堂先生に褒められ、学芸会で独唱しないかとまで言われます。

久志にとって、歌よりも実母に会いたい気持ちがいっぱいで、自分の部屋でこっそり実母からの手紙を読んでいます。

手紙には住所の記載がないものの、福島のある町の消印があることから、家政婦の幸代に母の居所を聞き出し、会いに行きます。

ところが聞いた住所に母はおらず、途方に暮れていると、聞き覚えのある歌声が聞こえてきます。偶然にも母を見つけられましたが、母にはすでに新しい家族があり、幸せそうな光景を目にします。

雨の中、家にも帰りづらく、ずぶ濡れのまま学校の教室にたたずむ久志を藤堂先生が見つけます。

藤堂先生は何があったか詳細を聞くことなく、『ふるさと』を歌おうと久志に言います。

勢いに押されて久志も歌います。歌ううちに涙があふれてきました。

帰宅すると、玲子が心配でたまらなかったと言わんばかりに久志を抱きしめます。

久志は初めて義母に母のぬくもりを感じました。

この日、実母への悲しい決別を吹き切るように歌った『ふるさと』、新しい母のぬくもりに気づかせてくれた忘れられな出来事だったのです。

エールと実話の比較

【エール実話】佐藤久志が義母を受け入れていなかった話は本当なのか実話まとめ

さて、佐藤久志が義母を受け入れられずに実母に会いに行きますが、伊藤久男さんの実話では、実際どうだったのか比較していきます。

実話の出所は、以下の書籍やブログです。

社会学者・花田達朗氏のブログ(伊藤家と絵画 伊藤幟1898年明治31年生まれ 伊藤弥の長男)

社会学者・花田達朗氏のブログ(伊藤弥「1867~1918【51歳】」慶応3年~大正7年)

久志の父・弥一が再婚していた話は実話?

エールでは、佐藤久志の父・弥一が三年前に久志の実母と離婚し、玲子と再婚していましたが、父親の再婚は実話です。

佐藤久志のモデルは、歌手の伊藤久男さんで、久志の父・弥一のモデルは伊藤弥さんです。

伊藤弥さんは二度結婚しており、後妻の伊藤千喜さんが玲子のモデルとなります。

ただし、前妻とは離婚ではなく死別されています。

前妻・伊藤ツネさんは若くして亡くなられ、後妻として伊藤家に入ったのが、伊藤千喜さんです。

千喜さんは、茨木県竜ケ崎の元家老の家の出で、書道や茶道に精通するたしなみ深い女性であったようです。

弥さんも離れに茶室を作り、茶会を開いて点前を披露するほど茶道を親しんでいたというので、再婚相手として千喜さんは相性が良かったのではないでしょうか!

義母を受け入れていなかった話は実話?

エールでは、久志が後妻の玲子を受け入れられず、そっけない態度をとっていましたが、これは実話ではありません。

伊藤久男さんの実母は、父・弥さんの再婚相手である伊藤千喜さんです。

エールでは、久志の実母が前妻・麻友で、父・弥一とは離婚しています。

久志は義母の玲子に心を開くことができず、実母を慕い、ついには会いに行きます。

実話では、伊藤弥さんの前妻・伊藤ツネさんは若くして亡くしています。

伊藤千喜さんが伊藤弥一さんと再婚して、久男さんが誕生するので、久男さんは前妻・ツネさんを知りません。

二人がこの世に同時期に存在していないということですので、義母はいないことになります。

佐藤久志と伊藤久男の家系図の比較

佐藤久志のモデルは、伊藤久男(伊藤四三男)

こちらは、佐藤久志と伊藤久男の家系図を比較したものです。

佐藤家の子供は、久志以外でてこないので、おそらく長男という設定だと考えられます。

モデルである伊藤久男さんは四男であることは、明らかになっていますが、長男の幟さんと末娘の菊子さん以外の情報は見当たりませんでした。

少なくとも5人兄弟ということになります。

母親については、再婚していることは事実ですが、後妻が義母ではなく実母である点が実話とは異なる部分です。

エールの佐藤久志が義母を受け入れていなかった話と実話の比較まとめ

ここまで、エールの内容と実話を比較して説明しました。

父の再婚は実話でしたが、実母のほうが再婚相手で、義母に当たる父の先妻は早くに亡くなっていましたね。

今回のエールと実話の比較をまとめると、以下の通りです。

  • 佐藤久志の父・弥一が再婚していた話は、本当!
  • 久志のモデル・伊藤久男さんの父の再婚相手が、久男さんの実母
  • 久男さんの義母に当たる父の前妻・ツネさんと面識は、若くして亡くなった後に久男が生まれているので、会った事はない
  • 佐藤家と伊藤家の家族構成は、佐藤家はおそらく一人っ子で、伊藤家は少なくても5人兄弟

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