【エール実話】新人歌手オーディションで歌った曲は存在するのか?廿日市は内心キレていた!?

エールでは、コロンビアレコード専属新人歌手オーディションで歌唱審査がありました。

歌唱審査で歌われた曲は、実際に存在する歌なのでしょうか?

結論からいうと、古関裕而さんと古賀政男さんが作曲した、存在する歌です。

しかし、エールでは廿日市が内心キレていた可能性もあります。

こちらでは実話を詳しく解説していますが、エールと実話の結果だけ知りたい方は、「まとめ▼」をご覧下さい。

エールと実話の比較まとめ≫

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エール第64週『オーディションに挑戦!結果は!?』のあらすじ

こちらは、エール第64週『オーディションに挑戦!結果は!?』のあらすじの一部です。

ネタバレを含みますので、まだ視聴していない方はご注意ください。

ついに、コロンブスレコード専属新人歌手のオーディションの日がやってきました。

コロンブスの録音室では、書類選考に通過した候補者たちが、歌唱審査を受けます。

録音室には審査員が並び、裕一や藤丸が見守る中で、歌唱審査が始まりました。

次々と歌を披露する候補者の中、『東京ラプソディ』を歌う寅田熊次郎はひときわ目立ち、藤丸もうっとりとした表情を見せます。

そして、ついに久志の番になりました。

久志は、驚くほど派手なシャツを着て登場すると、木枯が作曲した『丘を越えて』を歌いあげます。

彼の歌声につられ、廿日市も自然とリズムをとり、その後ろで裕一が緊張した様子で見守っていました。

次は、ライバルである御手洗の番です。

御手洗も久志に負けじと、きらびやかな衣装で『船頭可愛いや』を熱唱しました。

ドイツで学んだ彼の歌声はとてもすばらしく、プリンスにも負けない歌唱力です。

ほかの候補者も歌唱力が高く、裕一と藤丸は驚いて聴き入っていました。

エールと実話の比較

【エール実話】新人歌手オーディションで歌った曲は存在するのか実話まとめ

さて、専属新人歌手オーディションの歌唱審査で三曲歌われましたが、、古関裕而さんと古賀政男さんの実話では、実際どうだったのか比較していきます。

実話の出所は、以下の書籍です。

御手洗清太郎が歌った『船頭可愛いや』は存在する曲のか?

エールでは、御手洗清太郎が『船頭可愛いや』を歌いましたが、これは存在する曲です。

こちらは、エールの中でも古山裕一が作曲した初めてのヒット曲『船頭可愛いや』です。

古山裕一のモデルは、作曲家の古関裕而さんです。

『船頭可愛や』という曲を古関裕而さんは作曲しているので、存在する曲になります。

『船頭可愛や』と『船頭可愛いや』と2つの曲名で紹介されますが、実際に発売したレコードでは、『船頭可愛や』と書かれているので、こちらが正式な名称といえますが、古関裕而さんが作曲した楽譜には、『船頭可愛いや』と書かれているため、どちらも間違いではないです。

佐藤久志が歌った『丘を越えて』は存在する曲のか?

エールでは、佐藤久志が『丘を越えて』を歌いましたが、これは存在する曲です。

『丘を越えて』は、すでにエールでも、山藤太郎がレコーディングをしているシーンが放送されていて、木枯正人が作曲した曲です。

『丘を越えて』の作曲は古賀政男さんが担当し、歌ったのは藤山一郎さんです。

古賀政男は木枯正人のモデルで、藤山一郎は山藤太郎のモデルだった人なので、実話と同じように設定されていました。

レコードもコロンビアのモデルである日本コロムビアから発売されているので、史実どおりのストーリーとなっています。

寅田熊次郎が歌った『東京ラプソディ』は存在する曲のか?

エールでは、寅田熊次郎が『東京ラプソディ』を歌いましたが、これも存在する曲です。

『東京ラプソディ』も、古賀政男が作曲して曲で、藤山一郎さんが歌っています。

つまり久志と熊次郎が歌った歌は、どちらも作曲・古賀政男、歌・藤山一郎の曲というわけです。

エールでは、『東京ラプソディ』はオーディションで初登場しており、誰が歌ったかまでは不明ですが、史実どおりのストーリーとするなら、山藤太郎が歌ったと解釈するほうが自然です。

どちらも同じ作曲家・歌手の歌でオーディションに挑戦しましたが、実は『東京ラプソディ』は日本コロムビアからではなく、テイチクから発売されています。

テイチクは、エールのテイコクのモデルになっているレコード会社です。

廿日市は、テイコクに移籍した木枯を『金に目がくらみやがった裏切り者!』と恨み節をいっていたので、史実どおりにストーリーを作っているなら、『東京ラプソディ』を聴いているとき、ムカついていた可能性がありますね。

ちなみに、木枯がテイコクに移籍しましたが、古賀政男さんもテイチクに移籍しているので、こちらも事実です。

エールの歌唱審査で歌われた曲は、実際に存在する曲なのか実話の比較まとめ

ここまで、エールの内容と実話を比較して説明しました。

歌唱審査で歌われた曲は実際に存在する曲でしたが、選曲がちょっと意味深でしたね。

今回のエールと実話の比較をまとめると、以下の通りです。

  • 御手洗清太郎が歌った『船頭可愛いや』の曲は、古関裕而さんが作曲した曲
  • 佐藤久志が歌った『丘を越えて』の曲は、作曲・古賀政男、歌・藤山一郎の曲(日本コロムビア発売)
  • 寅田熊次郎が歌った『東京ラプソディ』の曲は、作曲・古賀政男、歌・藤山一郎の曲(テイチク発売)
  • 木枯がテイコクに移籍した話は、本当!古賀政男さんもテイチクに移籍

エールと実話比較まとめ記事

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