【エール実話】音が廿日市と契約交渉した話は本当は?契約解除を免れても結局半額でした!

エールでは、裕一から契約料を半額にされた話を聞いて、音がコロンブスレコードに乗り込み契約交渉しました。

音が廿日市と契約交渉した話は、実話でしょうか?

結論からいうと、音のモデル・古関金子さんはコロンブスのモデル・コロムビアと契約交渉していますので、エールの話は実話です。

正しくは、契約料半額ではなく、契約解除されそうになっていました。

こちらでは実話を詳しく解説していますが、エールと実話の結果だけ知りたい方は、「まとめ▼」をご覧下さい。

エールと実話の比較まとめ≫

スポンサーリンク

エール第34話『契約交渉に挑む音』のあらすじ

こちらは、エール第34話『契約交渉に挑む音』のあらすじの一部です。

ネタバレを含みますので、まだ視聴していない方はご注意ください。

裕一は、久志との再会から心機一転、頑張ろうと心に決めますが、なかなか芽が出ません。

裕一は、専属作曲家として1年間に一度も世にレコードを出せないでいました。

そんなある日、いつものように駄目出しした廿日市が思わぬことを口にします。

来期の契約料、、、。1,700円でいいかな?

いきなり、契約料を半額にされると言われたのです。

初年度の契約金は3,500円で、その中には印税の前払い金が含まれている。

1年間レコード1枚も出せていない状況で、普通ならクビだと話す廿日市。

1年間レコードを出していないということは、まったく会社に貢献出来ていないので、当然と言えば当然の話。

裕一もそれ以上何も言えませんでした。

家に帰ると、裕一のおかしい態度に音が問い詰めます。

裕一ももはや隠しきれなくなって、ついに、来年から契約金が1,700円に減らされることを白状しました。

すると音は、契約料が半額になったことに激怒して、今から契約交渉にいってくると話します。

裕一は、必死で音を止めますが「裕一さん、私にはあなたの音楽家としての価値を守る義務があるの。」と、制止を振り切って出かけてしまいました。

コロンブスについた音は廿日市を見つけ、なぜ契約金の減額の話になるのかと詰め寄ります。

廿日市は裕一の駄目なところを話し、愚痴をこぼしていると、音はそこで、裕一がコロンブスレコードに採用されたのは、小山田先生の後押しがあったからだと知ります。

そして、直接小山田先生に話をつけるというと廿日市が大慌てして、無事去年と同じ3,500円で交渉成立させたのでした。

エールと実話の比較

【エール実話】音が廿日市と契約交渉した話は本当なのか実話まとめ

さて、寅吉に演奏会のお金を持ち逃げされましたが、古関裕而さんの実話では、実際どうだったのか比較していきます。

実話の出所は、以下の書籍です。

廿日市から契約料半額にされる話は実話か?

エールでは、廿日市から契約料を半額にすると言われていましたが、半額ではなく契約解除通告を受けていました。

裕一のモデルは古関裕而さんで、日本コロムビアは古関裕而さんに契約解除通告をしたのです。

音が廿日市と契約交渉した話は実話か?

エールでは、契約料を半額にされた話を聞いて音がコロンブスレコードに乗り込み契約交渉した話は、微妙に実話とは違います。

エールでは契約料が半額にされたということで、音が廿日市と契約交渉しましたが、古関裕而さんは契約解除を通告され、夫婦二人で文芸部長・米山正さんの自宅を訪ね契約継続を懇願しています。

ちなみに、文芸部長・米山正さんは、廿日市誉のモデルです。

金子さんはその時子供を身ごもっていて、「子供と一緒にヒットも必ず古関は産みます。」「必ずコロムビアに恩返しします。」といって直訴したのでした。

そして、契約解除を免れ1年更新されることになりました。

しかし、契約は更新されたものの契約料は、月給100円と半額にされたのです。

裕一を救ったのは、音ではなく木枯だった?

関連書籍では、金子さんが直談判した話をいくつか取り上げていましたが、もう一つ契約解除にならなかった理由のエピソードも語られています。

それは、木枯のモデル・古賀正男さんが、コロムビアの重役に古関裕而さんを解雇しないよう直訴したエピソードです。

古賀正男さんは、スランプは誰にでもあることだから、スランプを理由に解雇されたのでは安心して作曲ができないと、古関裕而さんの解雇を取り下げるよう訴えました。

このことは古賀正男さんの書籍でも書かれており、それにより古関裕而さんの解雇が免れたとあります。

コロムビアがどのように決断したかは定かではありませんが、古関裕而さんが金子さんと古賀正男さんに助けられたのは事実です。

エールで裕一に演奏会の依頼があった話と実話の比較まとめ

ここまで、エールの内容と実話を比較して説明しました。

音が契約交渉した話は実話でしたが、まさか契約解除を通告されていたのにはびっくりですね。

今回のエールと実話の比較をまとめると、以下の通りです。

  • 廿日市から契約料半額にされる話は、半額ではなく契約解除通告を受けていた
  • 音が廿日市と契約交渉した話は、古関夫婦二人で文芸部長・米山正さんの自宅を訪ね契約継続を懇願していた
  • 契約交渉の結果は、契約解除を免れたものの契約料を半額にされた
  • 裕一を救ったのは、木枯だった話は、本当!古賀正男さんが、コロムビアの重役に直訴していた

エールと実話比較まとめ記事

知っている実話ありますか?

朝ドラファンの皆さんのコメント!