朝ドラ「純情きらり」の原作との違いは?徹底比較まとめ

朝ドラ『純情きらり』の原作との違いを徹底比較しています。

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朝ドラ『純情きらり』の原作は?

朝ドラ『純情きらり』の原作は、津島佑子氏の「火の山―山猿記」です。

厳密は原案としたオリジナルストーリーですが、登場人物やストーリーは一部踏襲しています。

朝ドラ『純情きらり』の原作については「純情きらりの元ネタは?原作の著者はなんと太宰治の娘!」で詳しくまとめています。

こちらでは、朝ドラ『純情きらり』と原作の違う点を中心に各週ごとに比較してまとめています。

朝ドラ『純情きらり』第5週の原作との違い

朝ドラ『純情きらり』第5週の原作との違いの比較は以下の6つです。

  • 斉藤から婚約の提案をされた話は?
  • 斉藤が結婚の約束を白紙にしてくれといった話は?
  • 斉藤が転職で有森家から出て行った話は?
  • 達彦が音楽学校を受験したいと言い出した話は?
  • 達彦がかねから勘当された話は?
  • かねが音楽学校の受験を許す話は?

斉藤から婚約の提案をされた話は本当か?

純情きらりでは、桜子が斉藤から婚約の提案をされましたが、原作では母・マサに桜子との求婚を申し出ています。

原作では、斉藤はもともと杏子に興味を持っていましたが、ガードが固く諦めることに。

そして、桜子に目をつけ、本人ではなく、母・マサに求婚の申し出をしています。

しかも、その理由は音楽学校を諦めたことです。

純情きらりでは4年待つといってますが、原作では逆に待てなかったのです。

もともと受験することを反対していて、彼女が諦めたところで求婚の申し出をしています。

結構原作では、斉藤あくどい考えの人みたいな感じなんですよね。

斉藤が結婚の約束を白紙にしてくれといった話は本当か?

純情きらりでは、斉藤が結婚の約束を白紙にしてくれと言いましたが、原作では桜子から拒否しています。

原作では、母・マサを通じて桜子に求婚しています。

桜子は斉藤となら結婚してもいいと最初は思っていましたが、音楽学校の受験を支持もせず沈黙を貫いた彼を拒絶しています。

しかも音楽学校の受験を諦めたと知ると、安心して求婚してくることに、失望し、軽蔑さえしていたほどです。

斉藤が転職で有森家から出て行った話は本当か?

純情きらりでは、斉藤が転職で有森家から出て行きましたが、原作では出て行ったのは確かですが、転職ではありません。

原作では、斉藤が出て行った理由までは分かりませんが、郷里の長野県に戻っています。

さらに、その3~6ヶ月ほど経った頃に、郷里の女性と結婚した旨の手紙が届きます。

純情きらりでも二人が結婚することはありませんでしたが、原作では淡い初恋ではなかったようですね。

達彦が音楽学校を受験したいと言い出した話は本当か?

純情きらりでは、達彦が音楽学校を受験したいと言い出しましたが、原作では一切そういった話はありません。

原作では、達彦は、実業家の次男として登場してきます。

それ以外の情報はほとんどでてきませんので、純情きらりのオリジナルストーリーです。

達彦がかねから勘当された話は本当か?

純情きらりでは、達彦がかねから勘当されましたが、原作ではそういった話は一切ありません。

原作では、音楽学校の試験を受ける話はでてきませんし、達彦の母も登場していません。

山長の話は、純情きらりのオリジナルストーリーです。

かねが音楽学校の受験を許す話は本当か?

純情きらりでは、かねが音楽学校の受験を許しましたが、原作ではそういった話は一切ありません。

原作では、音楽学校の試験を受ける話はでてきませんし、達彦の母も登場していません。

山長の話は、純情きらりのオリジナルストーリーです。

朝ドラ『純情きらり』第6週の原作との違い

朝ドラ『純情きらり』第6週の原作との違いの比較は以下の4つです。

  • 荷物は置き引きされた話は?
  • マロニエ荘の住人たちが賭け事をしていた話は?
  • 桜子が来年も音楽学校を受けると宣言した話は?
  • 西園寺にレッスンのお願いにいった話は?

荷物は置き引きされた話は本当か?

純情きらりでは、桜子が絵のモデルになっている隙に荷物を置き引きされましたが、、原作ではそういった話は一切ありません。

原作では、桜子は音楽学校の試験を受けることを許されずに、音楽の道を諦めています。

試験を受けられなかった理由は、ドラマと同じで経済的な理由が一番大きいです。

よって、東京に受験にいった話は、純情きらりのオリジナルストーリーです。

最終試験まで残ったことや、試験に落ちた話も原作にはありません。

マロニエ荘の住人たちが賭け事をしていた話は本当か?

純情きらりでは、マロニエ荘の住人たちが試験の結果を賭け事にしていましたが、原作ではそういった話は一切ありません。

原作では、桜子は音楽学校の試験を受けることを許されずに、音楽の道を諦めています。

マロニエ荘の話もないため、住人たちもオリジナルキャラクターです。

その中で唯一原作でも登場する人物が杉冬吾です。

杉冬吾のモデルは「太宰治」さんで、純情きらりでは桜子に影響を与える重要な人物として登場しています。

杉冬吾のモデルについては、「朝ドラ『純情きらり』杉冬吾のモデルは?太宰治で本当に笛子と結婚していた!?」で詳しくまとめています。

桜子が来年も音楽学校を受けると宣言した話は本当か?

純情きらりでは、桜子が来年も音楽学校を受けると宣言しましたが、原作ではそういった話は一切ありません。

原作では、桜子は音楽学校の試験を受けることを許されずに、音楽の道を諦めています。

試験自体受けていませんので、再挑戦という話ももちろんありません。

東京に受験にいった話は、純情きらりのオリジナルストーリーです。

西園寺にレッスンのお願いにいった話は本当か?

純情きらりでは、桜子が西園寺にレッスンのお願いにいきましたが、原作ではそういった話は一切ありません。

原作では、音楽学校の試験を受ける前に、女学校の音楽教師からレッスンを受けていましたが、結局音楽学校の試験は受けずに、夢半ばに音楽の道をあきらめています。

よって、西園寺にレッスンのお願いをした話は、純情きらりのオリジナルストーリーです。

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