こちらでは、朝ドラ「あぐり」第16週(76話~80話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
あぐりの第15週「男と女の間には」では、岡山から戻ってきた光代が、バイオリンの先生である片桐に好意をいだき、バイオリン教室に通い始めるストーリーでした。
あぐりの第16週「別れの曲」では、美佐が危篤との知らせを受けあぐりが帰郷し、美佐が息を引き取るストーリーです。
1997年7月21日(月)~7月26日(金)放送
第16週サブタイトル『別れの曲』
朝ドラ『あぐり』第16週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『あぐり』第16週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第16週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第91話「ダットサン」 | 7月21日(月) |
第92話「美佐の危篤」 | 7月22日(火) |
第93話「美佐死す」 | 7月23日(水) |
第94話「和子の出産」 | 7月24日(木) |
第95話「森のお別れ」 | 7月25日(金) |
第96話「世津子のお別れ」 | 7月26日(土) |
昭和9年11月、相変わらず家に寄り付かない望月エイスケ(野村萬斎)が、突然ダットサンに乗り帰ってくる。
本の印税で車だけでなく、あぐりにも豪華な毛皮のコートを渡し、しばらく家にいると言うエイスケ。
上原世津子(草笛光子)によれば、作家たちが弾圧の犠牲になっていることが辛いエイスケは、その苦痛から逃れるため、お金をバラまいているのだという。
そんななか、エイスケが家族で温泉旅行に行かないかと言い出す。
ところが旅行当日に光代が高熱を出し、望月あぐり(田中美里)は看病ため家に残り、エイスケと淳之介の二人で温泉に行くことに。
二日後、旅行から帰ってきた淳之介は、浮かない顔で部屋に閉じこもってしまう。
居間では、旅館から女性物の手袋の忘れ物だと電話がかかってきたうえ、旅行鞄からはレースの白いハンカチが出てくる。
子どもも居る家族旅行に女を連れていったエイスケに呆れる光代とあぐり。
その時、健太郎より電話があり、岡山の母・川村美佐(松原智恵子)が危篤だと告げる。
美佐が危篤だという知らせを受けた望月あぐり(田中美里)は、家族全員で岡山に向かう。
夜行列車に揺られながら、母の容態の悪化と望月エイスケ(野村萬斎)が淳之介との旅行に女を連れて行ったことで、二重のショックを受けていた。
川村美佐(松原智恵子)は、喉にがんが広がり肺炎をおこしたため、もう話すことができず、余命一週間であるという。
京都の大学に通う弟の川村正彦も駆けつけ、病室には久しぶりに家族が揃い、美佐も喜びの表情を浮かべる。
そんななか、あぐりは母の闘病日記を見付け、母が来年春の五喜の結婚式を待ち望み、必死で頑張っていたことを知る。
翌日、美佐の病室に家族皆が正装姿で入ってきた。
驚く美佐の前に、光代に手を引かれ、花嫁姿の五喜が現れる。
あぐりは望月健太郎(里見浩太朗)にお願いし、母のために予定より早く五喜の花嫁姿を見せてあげたのだ。
もう見ることはないだろうと思っていた娘の花嫁姿に、美佐は嬉しさで涙を流した。
待ち望んでいた五喜の花嫁姿を見られて、母は思い残すことはないだろうと言う望月あぐり(田中美里)。
しかし、美佐はずっと、望月エイスケ(野村萬斎)があぐりとの結婚を後悔しているのではないかと思い心配していることを五喜に打ち明けていた。
そのことを五喜に告げられたエイスケは、美佐の病室へと向かう。
そして、あぐりがいなければ小説を書き続けられなかったと話し、この先もあぐりのことを大事にすると誓った。
その夜、母に付き添うあぐりは、昼間にエイスケとの会話を立ち聞きしたと言い、自分もエイスケと結婚できてよかったと感謝の気持ちを伝えた。
それからあぐりは、子どもの頃の母との思い出を話し出す。
それを聞きながら川村美佐(松原智恵子)の頬に一筋の涙がつたい、安らかに永遠の眠りについた。
昭和10年夏、母・川村美佐(松原智恵子)がこの世を去って8ケ月経った頃、あぐりのお腹には二人目の子が宿っていた。
相変わらず家に寄り付かない望月エイスケ(野村萬斎)は、上海など海外を舞台に小説を書いていることを作家の平山から伝え聞く。
ある日、胎教に良いと光代のバイオリンを聞かされるなか、陣痛の始まった望月あぐり(田中美里)は、無事に長女「和子」を出産する。
その夜、母・美佐の夢を見たあぐりは、和子が母の生まれ変わりだと信じ、育てることを決意する。
エイスケは望月和子(新穂えりか)をとても可愛がり、毎日6時になると疾風のように現れ和子を入浴させ、それが終わるとまたどこかへ消えて行く。
出産後二ヶ月で、あぐりは仕事に復帰し、忙しい日々が戻る。
そんな時、上原世津子(草笛光子)があぐりに「婦人現代」の記事を書いて欲しいと頼みに来る。
世津子に「我が夫・エイスケ論」というテーマで原稿を依頼された望月あぐり(田中美里)は、頭を悩ませていた。
一方望月エイスケ(野村萬斎)は、カフェ・セラヴィで、警察に拷問を受け廃人となった川原を見かけ、ショックを受ける。
その頃、あぐりの家には、久しぶりに皆ですき焼きをつつきたくなったと鍋を持参で森潤(森本レオ)が現れる。
美容院の二階から、夜の街見つめる森とエイスケは、川原のことで、作家が自由な言葉で書けない世になってしまったことを嘆く。
森はエイスケに、この世が暗闇となってもお前は書き続けろと言う。
それから皆で陽気に騒いですき焼きを囲み、森はいつの間にか姿を消していた。
翌朝、あぐりの家やカフェ・セラヴィに警察が森を捜しにやってくる。
国家を批判する内容の論文を出し、特攻に目をつけられていた森。
昨晩、すき焼きと言いながらも別れの挨拶だったのだと気づくあぐりだった。
森が姿を消して2週間がたった頃、上原世津子(草笛光子)が光代に「婦人現代」への寄稿を頼みにあぐりの家を訪れる。
ちょうどその頃、カフェ・セラヴィに森の逃亡を手助けしたとして、世津子を逮捕しに警察がやってくる。
警察の追跡を逃れ、鈴音のお座敷に忍び込んだ世津子は、望月エイスケ(野村萬斎)や燐太郎と落ち合い、別れを告げる。
涙をこらえて「死ぬなよ」と言うエイスケに、世津子は懸命に笑顔で答え、暗闇に消えていった。
一ヶ月後、世津子の意向で辻村燐太郎(野村宏伸)が編集長となり、「婦人現代」の最終号を出すことになった。
世津子が逃亡前に高山に託した「編集後記」を集まった皆の前で音読する望月あぐり(田中美里)。
そこには、自由を奪われた暗闇の時代が終わるまで、決して弾圧に負けまいという世津子の強い意志が書かれていた。
そして、今まさに暗闇の時代が始まろうとしていたのだった。
あぐり第17週のあらすじを知りたい方は、第17週『受験生の母』へ読み進めてください。
朝ドラ「あぐり」第16週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「あぐり」第16週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
あぐり16週の感想
放送終了次第、すぐに感想をまとめますので、しばらくお待ちください!
以上が、朝ドラ「あぐり」第16週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。
朝ドラファンの皆さんのコメント!